こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「フランス」で2015年5月29日に、私たちが体験したお話です。
まさかのフランスでの再会!
フランス・トゥールーズ(Toulouse)にいます。
トゥールーズは、フランス南西部の、古くから栄えた大きな街です。すぐ近くにスペインとの国境があって、スペイン語を話す人も多いとか。
エアバスの本拠地でもあるので、ビジネスで足を運ぶ人も多いと思います。
なぜ私たちがここに向かったかというと、東京時代にサルサで知り合った友達のりえちゃんが、ステファンというトゥールーズ出身のフランス人と結婚していました。私たちの海外旅行中に、なんと、日本を離れてトゥールーズに戻ることになったらしく、私たちもタイミング良くフランスに差し掛かったので、フェイスブックで連絡を取り合って会うことにしました!
奇跡的なタイミング!
彼らが居なければ、多分、パリまたはマルセイユにスペインから直行していたかもしれません。
トゥールーズ郊外でのんびり!&フランスのユニーク住宅事情
バスターミナルに迎えに来てもらって、郊外の新居にお邪魔します。
トゥールーズは大きな街ですが、少し郊外まで足を伸ばすと、この通り!
小麦畑が広がっていて、パンが食べたくなります。笑。
元おばさまのお家だったという新居に着きました。なんと、タイミングよく、庭にさくらんぼの実がなっています!
自分の家にもさくらんぼの木が欲しい!これでジャムも作れるから本当にいいなぁ。
新居は、白壁がかわいらしいお家で、1階が倉庫で、2階が居住エリア。この辺りの家はだいたいこんな構成で、1階に農作業用具を保管したり、保存食用の収納棚を作ったりするのが普通のようです。
(もしかして、1階に住まない伝統は、かつては川が頻繁に氾濫していたのかなぁと想像してみたり。建築学科出身の私としては興味津々です。)
ちなみに新居は改装中とのこと。フランスでは自宅は自分で作ったり、改装したりするのが当たり前みたいです。
Do It Yourself! DIY精神ですね。
だから、この家もおばさま家族で作ったみたいだし、近くにあるステファンの実家も、お父さんが時間がある時にコツコツと作業して徐々に作ったみたいです。
ホームセンターみたいなお店にいくと、いっぱいキットが売られていて、組み上げて作るそう。うわぁ。フランスのホームセンター行きたい。笑。
日本の不動産は、短期間でプロが作り上げて、入居するのが普通なので、「買ったときが最高の不動産価値で、その後はどんどん下がり続ける」のが常識ですが、海外では、逆に何十年も経った住宅のほうが価値がある場合もあると聞いて何でだろー?と思っていました。
街の景観の保存活動や観光価値がある地区など、不動産価値の上昇には様々な外的要因があると思いますが、このフランスの家のように、住んでいる人の手によって「絶えず更新されている」家もまた、いざ売ろうとなった時に評価が高いと言えるかもしれません。
住宅のDIY市場は日本では将来どんどん伸びるかもしれませんね。
↑素敵な裏庭。野菜も育てていて、かつては葡萄畑が広がっていたみたいです。
みんなで料理
せっかくの再会なので、お互いに料理を作って楽しみます。
みりんはりえちゃんが持っていて、醤油とアゴ出汁のパックを私たちが持っていたので、味噌汁と照り焼きチキンを作りました!日本の味だ〜!
散歩中に見つけた、道端のローズマリーを持って帰って、チキンソテーに使いました。はぁ、いい香り。
おいしい!さっぱりしていて、いっぱい食べれます。
知らなかったのですが、フランスではタブレ(Taboule)と呼ばれる、極小パスタ料理が定番だそうです。
モロッコなどで有名なクスクスと同じパスタだと思いますが、地中海を挟んですぐそこだと思うと、文化的な共通点があるんだろうなぁと思います。
明日はトゥールーズ市内観光の予定です。
りえちゃんとステファンのおかげで、とても素晴らしい滞在になっています。ありがとう!
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)