整ったトゥールの街並みとステンドグラスが美しい大聖堂 , Tours , France

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こんにちは!

夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。

本日もブログ訪問ありがとうございます!

さて、「フランス」で2015年6月2日に、私たちが体験したお話です。

フランス王に愛された土地

フランス・トゥールにいます。
トゥールはロワール川沿いに栄えた街で、中心地でもあります。そのロワール川沿いには、歴代のフランス王に愛された無数の古城が建ち並び、「フランスの庭園」とも呼ばれます。また、パリに政治的拠点が移るまでは、政治的中心地として機能したようです。

トゥールは古城巡りの拠点としても有名ですが、案外街自体もこじんまりとまとまっていて、居心地の良い街だと思います。
せっかくなので、その魅力を紹介します。

メインストリート「ナショナル通り(Rue Nationale)」

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↑通りも建物も真っ白で統一された、ナショナル通り。

路面電車(モーター音が静かなのでたぶん電動)も通る、メインストリートです。

白に統一されて、ものすごい清潔感に溢れています。美しいですねー。ブティックやレストランが建ち並び、賑わいを見せます。
この通りの左右に旧市街や重要な教会や美術館があるので、観光の拠点になる通りでもあります。

木組みが美しい街並み

ナショナル通りが代表的なトゥールの風景かと思ったら、そうではなくて、より伝統的な風景は、旧市街や、ナショナル通りと直交する「Corbert通り」に広がっていました。

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↑プリュムロー広場沿いの、フランス伝統の木組みの建物。

 

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↑金属製の看板も雰囲気があって、かわいい。

木組みと傾斜が急な三角屋根がメルヘンチック。プリュムロー広場はレストラン密集エリアでもあるので、夜までとても賑やかです。

佳奈さんは、土産物屋に売っていた、この広場が写っていたポストカードとにらめっこ。いっぱい写真の練習してましたが、影の出来方が気に入らない様子。笑。
午前中のほうがキレイに撮れたかな。

うちらは半端な時間に別の所で軽食をとったので、広場のレストランでは食べませんでしたが、こんなメルヘンチックな場所でワインを傾ければ、フランスに来たなぁってしみじみ実感したかもしれません。

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↑道端の現代アート。宿のオーナーになぜかこれを見るようにものすごく勧められました。

ステンドグラスが美しすぎる、サン・ガティアン大聖堂(Cathedrale St-Gatien)

案外、良かったのが、「サン・ガティアン大聖堂(Cathedrale St-Gatien)」です。

とにかく、色鮮やかな精緻なパターンを描いており、一見の価値ありです。

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本当に美しい。

とても柔らかな印象を受けるステンドグラスで、ちぎり絵のように、細かな色使いをしていて、とても繊細です。

高窓すべてに、ステンドグラスがはめ込まれていて、足下を見ると、逐一解説がフランス語で書いてあります。
ものすごいマメ。笑。

でも、解説がなかったのが、以下の2枚。

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これらはすべて「紋章」のようで、写真にはうまく写ってませんが、「何年〜何年」といった西暦も併記されています。

おそらく、フランスを支配した歴代の国家の紋章だと思われます。
いかにフランスが安定していなかったかが分かりますね。

トゥールは落ち着いた街なので、とても居心地が良かったです!

私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。

**今度は私たちがゲストをもてなします!**
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前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)