こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「ポルトガル」で2015年4月29日に、私たちが体験したお話です。
超伝統校「コインブラ大学」
ポルトガル最古の大学はコインブラ大学で、世界でも屈指の伝統校です。
丘の上に大学が広がり、街と大学が壁で仕切られているわけではないので、一体化しているように感じられます。
大学のキャンパスを歩いていると、急に商店街になったりというふうに。
コインブラ大学は大学がリスボンに移ったり、また戻ったりと変遷があるのですが、初期の大学棟(旧大学、Velha Universidade )はかつての「ポルトガル王国」の宮殿跡(首都がコインブラだった時代もある!)を利用して作ったらしく、なんと「世界遺産」に指定されています!
だから、大学なのに観光客がツアーバスに乗って押し寄せてくる、とてもユニークな場所になっています。
学生にとっては誇らしくもあり、試験前はうざくもあるでしょう。笑。
コインブラ大学の発展がポルトガルの海外進出の後押しをしたのは間違いないので、学問の発展は国の発展そのものだなと感じます。
見所は間違いなく「チャペル」です!
旧大学へは見学料(9ユーロ、高い!)が必要です。
チケットは旧大学棟入り口前の総合図書館で購入できます。
↑旧大学。建物に広場が囲まれている。学校と言うより、やっぱり宮殿の広間のような雰囲気です。
実は、旧大学ではジョアニナ図書館(Biblioteca Joanina)の装飾がすごくて有名なのですが、重々しい雰囲気があって、個人的には見ていてかなり疲れました。
そもそも旧大学の場所は、ポルトガル王国の宮殿だったり、それ以前はムーア人(ベルベル人ともいう。北アフリカのイスラム教徒)の要塞だったらしくて、色々な戦いやら政治的な駆け引きがあったんだろうなぁと感じさせる場所で、ちょっと残忍な歴史もあるのかなという気もします。
しかし、サン・ミゲル・チャペル (Capela de São Miguel)は素晴らしい!
写真が撮れないのが残念ですが、アズレージョの保存状態の良さや、壁面を覆う壮大さは感動ものです。
あと、1日に何度かパイプオルガンを弾いてくれるので、その美しい音色も味わって欲しいです。
私たちはたまたま、オルガンが鳴る時間に、チャペル内に入れたので、ものすごく神聖な雰囲気を味わえました。
チャペルの入り口は閉まっていますが、「入るときはノックしてね」と書いてある張り紙があるので、その通りにすれば入れると思います。
大学が観光資源ってすごいなぁ。
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)