こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「ポルトガル」で2015年4月30日に、私たちが体験したお話です。
学食と植物園
昨日に引き続き、コインブラの街を散策。
まずはまたコインブラ大学の学食へ!
焼きたてのピザを食べます!ツナとオリーブのピザ(3.4ユーロくらい)!
おいしい!
リーズナブルで羨ましい!
そして、大学併設の植物園へ!(見学料 無料)
大学が研究がてら集めた植物もあるので、時折、見たことない樹木があってなかなか面白い。
市民の人たちも、お昼には植物園でお弁当を広げているみたいです。
木漏れ日の下で、みんなで仲良く食べている姿は幸せそのものです。
大学が街であり、街が大学である、コインブラ
コインブラは、植物園のように、大学の施設が街に溶け込んでいるので、街自体が大学のようです。
日本にはこんな大学きっとないなぁ〜。
街にとって大学のいい所は、常に若くて、好奇心旺盛な人たちがたくさんいる点です。
今のご時世、高齢化で困る街が多いわけですが、定期的に若者が集まるのは本当に幸運だと思います。
↑丘の上に広がる大学群と川辺ののどかな風景。時間がのんびり流れています。
ちなみに5月は卒業シーズンなので、ますます街は賑やかです。
博士課程の最終テスト中の学生たちは、黒いマントを羽織う伝統があるようで、街中、マント姿の学生がウロウロしています。
↑コインブラは「男性によるFado」でも有名です。歌い手はほとんどコインブラ大学の卒業生のようです。
多分来週はずっとお祭り期間だと思います。お祭り最終日の卒業パレードも有名で、学部ごとに「お決まりのカラー」の服を着て、パフォーマンスしたり、歌歌ったり、酒飲んで羽目を外したりと、エライことになるようです。
今は準備期間なので、街のあちこちでみんなで集まって何やら企んでいる様子が伺えます。
大学に「ここが盛り上がり所だ!」みたいな「波」があるって、やっぱり羨ましいなぁと思います。伝統もあるし、やっぱり勉強も大変だし、「同じ大学の学生なんだ!」ってまとまる要素があるから、盛り上がるのかなぁ?
まるで、大学も一つの生き物のように呼吸しているかのようです。
日本の大学はもっと淡々としている気がします。まぁ、大抵の人はサラッと卒業できるし、偏差値以外の物差しで区別がつく大学が少ないからかなぁという気がします。
地元の福岡・糸島に九州大学が移転してきましたが、街と一体となって、新しい「文化」を作って、盛り上がって欲しいなぁと思いました。
帰国して宿始めたら、良い連携とれたらいいなぁ。
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)