こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「ポルトガル」で2015年5月3日に、私たちが体験したお話です。
Airbnbでテント泊!?
今日はホテルを出て、Airbnbを使って、一般の人のお宅に泊まります。
今回の物件は、先月登録したばかりで、未だにどんなものか分かりません。笑
ただ、現在1泊10ユーロと激安ですが、どうもテント泊のようです。
わくわくかつドキドキです。
場所はモンサントより2kmくらい離れています。
AirBnBのメッセージでモンサントからの行き方を聞いた通りに歩いていきます。本当はタクシーで行きたいくらいですが、なにせ田舎なのでタクシーなんてありません。
この角を左に曲がって、まっすぐ行って、その角を左に曲がって。。。
案外遠い。
15分くらい小道を歩いたところで、1台の車が後ろからやってきました。
なんと今回のホストの1人、Jimmyでした。
ラッキー!でも車が小さいのでとりあえず佳奈さんだけ連れて行ってもらいます。
私は後を追うように、ゆっくりと歩いて行きます。
しかし、残念なことにこの後道を間違ってしまいました。
がーーん。メッセージに書いてあった、曲がり角のサインを見落としてました。
どこか分からず、あっちこっち行って、めっちゃ疲れた。
正しい道に戻ったところで、私を探していたJimmyに遭遇。
なんとか助かりました。
花と緑の楽園「PEP」
連れて行かれた先は、超でかい敷地!!
う、うらやましい!
緑がいっぱいです。
そして私たちの宿泊先は。。。。
なんと樹齢200年以上のオリーブの木の下!!!
おお!栽培用のオリーブの小さな木しか見たことなかったので、こんなにでかくなるんだと妙に感動!
すごいです!
今回のホストはJimmyとKenny。
Jimmyはオーストラリア出身で、Kennyはスコットランド出身。今年の1月からここに住み始めたとのこと。
彼らのプロジェクト名は「PEP」
Portugal Ecovillage Projectの略です。
ポルトガルはヨーロッパの中でも物価や地価が安いので、そこに土地を買って、エコビレッジ(環境に優しい生活をする人たちのコミュニティ)を作ろうというプロジェクトです。
この話を聞いたとき、「EU(ヨーロッパ連合)」って羨ましいなと思いました。だって国が違ってもけっこう簡単に移住できたり、土地買えたりするんですよ!
EUも紆余曲折はありますが、ますますダイナミックになっているようです。
ますます加盟国も増えていますし、21世紀は案外「EUの時代」かもしれません。
モンサントは田舎で、働く場所が少ないので、若者が減って、年寄りばかりという状況があります。
年寄りだけでは山の上での生活は難しいので、聖地なのに「空き家」が増えています。
(逆に言うと、EUのせいで、田舎は人口流出が進んだとも言えますが。。。)
しかし、捨てる神あれば拾う神あり。
モンサントの土地は肥えていて、農業には申し分がありません。
土地代も安い(広大な土地が中古車買うくらいの価格で購入できるようです)ので、現在は移住者が増えてきているようです。
私たちの滞在中もオランダ人の女性が終の棲家探しのために、モンサントを訪れていました。
そして、なんと昨日偶然会ったドイツ人のホーストさんも彼らの友人でした!世界は狭い!
今まで南米を旅した経験から、私たちは移住者が多い街がとても面白いと知っています。
エクアドルのクエンカやボリビアのサマイパタなど、ユニークで素敵な人々が集まっていました。
秘密のコミュニティハウス
なぜ、モンサントを二人は知ったのだろう?と思っていると、知人のイギリス人紳士がモンサントに土地を買っていて、お勧めされたからだそう!
やっぱり、そんなキーマンがいるんですねー。
彼は年の半分もモンサントには住んでいないそうですが、移住者や移住検討者のために、自分の所有する施設を提供しているらしく、小さな小屋がコミュニティハウスのような役割を果たしていました。
↑秘密のコミュニティハウスで、ポルトガル語を勉強するKenny
このような支援は心強いですね!
明日もテントに宿泊です!またまた楽しみです!
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)