こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「クロアチア」で2015年7月15日に、私たちが体験したお話です。
民宿の客引きはどこ!?
ドゥブロヴニクのバスターミナルに着いたのですが、ウワサの民宿の客引きおばちゃんが全くいません。
やはり午前中はいないかぁ。
しかも今は観光シーズンだからけっこう民宿も埋まってるかも。
がーん。
街のインフォメーションに聞いたら、最安の民宿で330クーナからみたいです。40ユーロ超えてる。
うーむ。
2人で話し合った結果、ドゥブロヴニクには日帰りにして、今日の夜行でボスニア・ヘルツェゴビナに向かうことにします。
港には、超大型のフェリーや個人所有の豪華フェリーがいっぱい停まっていて、なんか「観光都市」的な落ち着かない雰囲気を感じ取ったからです。
ムリしない、ムリしない。さて、私たちは荷物をバスターミナルに預けて、観光に向かいます!
城壁の上は歩きたい!
ドゥブロヴニクの見所は旧市街です。
ものすごく高い城壁に囲まれたエリアです。
ギリシア時代の遺構もあるみたいで、そうなると歴史は紀元前ですね。
相当古くから発展していたようです。
旧市街の外周に張り巡らされた城壁の上を歩くのが、ドゥブロヴニクの観光の目玉!
ただ歩くだけで、大人100クーナ(約2000円)、学生・子供30クーナと大人料金めっちゃ高いですが、まぁ、でも旧市街を歩くだけなら、他の都市とあまり変わらないので、城壁の上は歩いたほうがいいと思います。
↑城壁の上を歩く。かなり絶壁です。泳いでいる人がいていいなぁと思います。
数十メートルは城壁あります。。。よく作ったなと感心します。
なんでも大地震が襲っても、城壁はビクともしなかったとか。納得です。
城壁の上からは、住民の生活感あふれる様子が垣間見えます。
なんでも旧市街には2万人以上の人が住んでいるみたいです。
とにかく赤茶色の瓦が、街全体を埋め尽くす景観は圧巻です。
周辺部が盛り上がっていて、中心部に向かって、沈んだようになっているのも面白いですね。
海側も山側も絵になりますね。
美しい。
いやーすごかった。
この街は、かの有名なジブリアニメ「魔女の宅急便」の舞台になったと言われています。
主人公のキキになった気分になれます。
観光都市って、でも・・・
でも旧市街のレストランエリアに行くと、イタリアより高いんじゃないかと思うような値段設定のオンパレード。
クロアチアの経済規模を考えると、ちょっとやり過ぎ感も。。。
テイクアウトの値段はそこまででもないのですが。。。
やっぱり豪華客船に乗ってくるような人たちがターゲットだからですかねぇ。
住民はいっぱいいるので、一体、外食するときはどこで食べるのかなぁと妙に心配になります。
日本も今から観光に力を入れようとしていますが、「観光だけ」の街にはならないようにしないといけないなぁと思います。
地元の人の生活が感じられたり(伝統文化とか日々集うカフェやバーが目に付いたりなど)、生業が垣間見えたりしないと、「リアル感」に欠けるので、なかなかリピートには繋がらないかもしれません。
もちろん観光客は大切ですが、短期観光だけでなく、長期滞在者や移住者も増えると、新しい価値観が生まれ、何らかの新しいビジネスチャンスが広がるかもしれません。
将来、ゲストハウスを通じて地元の福岡・糸島を盛り上げたいと思っている私たちには良い経験でした。
今日は夜行バスでボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボを目指します。
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)