こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「スリランカ」で2015年10月5日に、私たちが体験したお話です。
なかなか来れないサーフィンの世界的有名スポットへ来た!
スリランカの東海岸・アルガンベイ(Arugam Bay)にいます。
ちなみにスリランカの海岸沿いはサーフスポットが点在するため、世界中のサーファーに人気だそうですが、シーズンがあるらしく、5月から9月が東海岸、11月から4月までが西海岸だそうです。
10月に私たちはスリランカにいますが、どの海岸もオフシーズンです。笑。
結局、アルガンベイ、ミリッサ、ヒッカドゥワを私たちは訪れましたが、どこも波が高すぎて、荒れ狂ってます。笑。
それでもアルガンベイ、ミリッサではサーフィン楽しんでいる人もまぁまぁいましたが、写真で見たような青く透き通るような波がチューブを描いている姿にはほど遠く、荒々しい波が浜辺の砂を巻き上げていました。現地の人曰く、10月はそういうもんらしいです。
アルガンベイはその昔、オーストラリア人のサーファーが発見して世界にその名を知らしめたと言われていますが、2009年まで続いた内戦の影響で、長年なかなかアクセスが出来ず、多くのサーファーにとっては一種の憧れの地でもあるようです。
さて、元気があったらサーフィンでも習いたいと思ってましたが、長旅の疲れか、バッテバテだったので、のんびり水遊びをします。
佳奈さんは風邪気味。過酷なスリランカの旅です。。。
波はこんな感じ。やっぱりサーフボードを抱える姿がかっこいいですね。
佳奈さんは、浜辺のカフェで休憩、私は果敢に水に入っていって、泳ぎました。
波が超パワフルでやっぱり高い!
油断していると、飲み込まれて5メートルくらい流されます。。。現地の子供達にけっこう笑われました。
私は、Ampara(アンパラ)という、ここから60kmくらい北にある町から遊びに来たタミル人の若者達と仲良くなって、海の中に入って、キャッチボールをして楽しみました。
バナナとかお菓子もいっぱいもらっていい思い出です。
現地の人たちもたくさん遊びに来ています。
現地の人は女性は水着にはならないのがマナーのようです。
子供たちがはしゃいでいて、なぜかヨーロッパ系の男性が数名、その輪に入って遊んでいました。
水着を着た、ヨーロッパ系のおばさまが話しかけてきました。
「彼女たちは私たちの娘よ」と言います。
??ってかんじで、言っている意味が分かりませんでしたが、どうやら、彼女は学校を開いているようで、そこに通うのは、戦争で孤児になった子供達のようです。そして、ヨーロッパ系の男性たちは先生でした。
内戦が終結したのが2009年です。
それは北インドから来たといわれるシンハラ人(多数派)と南インドからのタミル人(少数派)との戦いでしたが、特にタミル人が多く住む北部から東部にかけては様々な事件が起こったといいますから、彼女たちもその犠牲者なのかと思うと切ない気持ちになりました。
大きな波が崩れて、浜辺に打ち付ける音が大きく響き渡ります。
おすすめのレストラン!
↑アルガンベイ唯一のメインストリート。こじんまりしています。
アルガンベイは小さな町です。
そもそもただの漁村だったそうですが、今では主に欧米からの観光客を迎えるためのホテルやゲストハウスがずらっと並んで、レストランの利用者もほとんど欧米人といったかんじです。
レストランもけっこういっぱいありますが、私たちは、「Perera」というこじんまりとしたお店が気に入ったので、なにげに滞在中に3度も訪れました。
お気に入りの食べ物は「コットゥ ロティ(Kottu Rotti)」で、ロティという小麦粉とココナッツを混ぜた、甘みと弾力のあるパン生地をわざわざ、細かくカットして、野菜や肉などと一緒に炒めた食べ物です。
このお店は、コットゥ ロティを注文すると、わざわざロティから作ります。作り置きじゃないから、あんなに弾力あるのかな?
味付けは唐辛子抜きにしてもらいましたが、絶妙な塩加減でとてもおいしかったです。
↑これはチキン入り。野菜だけのもおいしかったです!だいたい250〜350スリランカルピーくらい。
そして、大好きだったのが、「シャク シュカ(Shak Shuka)」と呼ばれる卵料理。
タマネギとトマトと、おそらくマンゴージャム、ケチャップも入っているかな。それらを炒めた上に目玉焼きが載って、トーストも付いています。
↑「シャク シュカ(Shak Shuka)」300スリランカルピー
北アフリカの料理みたいですが、なぜか隣のお店も出していました。北アフリカも同じインド洋の国々ですから、昔からスリランカと交流があっても不思議ではないですね。
スリランカの南部のビーチ沿いには顔つきがシンハラ人ともタミル人とも思われない、アフリカ人っぽい人たちをよく見かけます。ホテルのオーナーが特にそんなタイプの人が多いですが、やっぱり環インド洋の交流があったんだろうなぁと感じさせます。
あとカフェやレストランに入っていると、現地の人1人と多数の欧米人みたいな妙な組み合わせの客を多く見かけます。
たぶん、ツアー客でしょうね。。。
アルガンベイに自力で来るのはめっちゃ大変でしたから。笑。賢い選択だと思いました。
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)