こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「ボリビア」で2015年3月20日に、私たちが体験したお話です。
おいしい、贅沢な朝食
ベルメホ村郊外の体験型宿泊施設「Ginger’s Paradise」にいます。
朝は9時からみんなで朝食です!8分歩いて「石の家(Stone House)」へ向かいます。
朝食は自家製パンにジャム&ペースト。スライスしたチーズにアボカドのディップです。
チーズは飼っている牛のミルクから作っているし、アボカドだって、畑に木が一杯あって、いくらでも実がなっているそう。
うらやましすぎる〜〜。
ボリビアでは、ミルクを砂糖と一緒に煮込んだ、「Dulce de leche(ドゥルセ デ レチェ)」、つまりはキャラメルをパンに塗って食べる習慣があって、けっこう既製品があるんですが、ここではそれも自家製。
甘すぎず、フレッシュなのでうまい!
ピーナツバターも自家製です。
私は無類のピーナツバター好きなので、もう最高ですね!笑。
生姜の楽園では「これ、自分で作れるんだ!?」って驚きがいっぱいあります。
「面倒くさい」と思わなければ、実は何でも作れるんですよねー。新鮮な発見でした。
牛の乳搾りへ
「石の家」の近くに、彼らは小さな牧場を持っていて、牛の親子を1組飼っています。
牛の乳搾りは日課です。ミルクを直接飲みはしないようですが、チーズやヨーグルト、バター、ドゥルセ デ レチェなど乳製品をたくさん作ります。
朝食後に乳搾りに行くというので、付いていきます。二人とも大昔にやったことあるような気もしますが、記憶にないです。笑。まー、初体験ですね!
クリストバルに教えてもらって、やってみますが、これが案外難しい。
根元から順番に指を絞めていきますが、クリストバルと私たちではスピードと量が違います。
何十回と繰り返すと、ようやくちょっとコツが掴めてきますが、めっちゃ疲れてきます。笑。
バケツを見ると、まだ半分も溜まってなくて、唖然とします。
これはドゥルセ デ レチェ作りに使います。
お昼のランチに、なんと寿司!?
クリストバルとソルは実は大の日本好き。親友に日本人の女性がいて色々と影響を受けたようです。娘さんのミドルネームには「ウメ」って入ってるみたいです。すごい。
クリストバルはアメリカ出身の元ヒッピーのようで、例に漏れず東洋思想の影響を強く受けています。
時折、「サムライ」とか日本の文化の話や日本語が出てきます。面白い。
というわけで、お昼は「寿司作り」です。日本人が泊まりにくるとのことで準備してたようです。
まさかと思いましたが、お米も自分たちで育てているそうです。徹底してます。
のりはサンタクルスで買ってきたと思いますが、海がないボリビアでは生魚は手に入らないので、具材はどうなるかというと「ドライバナナ」に「ドライマンゴー」笑。
めっちゃトロピカルな寿司です。たれには生姜とにんにくをすり下ろした醤油を使います。
↑久々に巻き寿司作りましたが、これがたれと案外マッチしていてうまい!
自慢の畑へ
そして、最後に明日の食事のために畑へ向かいます。
畑がかなり広い。
そして雑草がボーボー。どこに何が植えてあるのかも一見分かりません。
いわゆる「自然農」の形態に近いと思います。別名「ほったらかし農法」です。
↓自然農のバイブルです。
要はできる限り人間の手を加えないようにするのですが、
雑草や害虫を敵視せず、なるべく自然の循環を尊重して、自然の力を最大限に利用する農法です。
さらにアボカドとかバナナとかマンゴーとかもいっぱいあります。スターフルーツも!
うらやましい!!!笑
将来的には、魚も育てたいみたいで、けっこうでかい穴が掘ってありました。笑。
海がないボリビアでは念願ですね。
とにかく食事をしているか、食事の準備をしているかで1日が終わりますが、めっちゃ集中しているし、おいしい食事が食べられるしで幸せな時間です。
明日はどんな作業が待っているんだろ〜。
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)