2日目のテーマ「ちょっと高級・贅沢気分路線!」美食の街サンセバスチャンでバル巡り! , San Sebastián , Spain

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こんにちは!

夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。

本日もブログ訪問ありがとうございます!

さて、「スペイン」で2015年5月26日に、私たちが体験したお話です。

2日目のバル巡りテーマ「ちょっと高級・贅沢気分路線」

スペイン美食の街「サンセバスチャン」2日目です!

色々なタイプのバルがありますが、今日は「贅沢気分」が味わえる「蟹」や「海老」のピンチョスが有名なバルや、ユニークなピンチョスで勝負している、「ちょっと高級」路線のバルに行きたいと思います。

蟹のタルトで有名な「GANBARA(ガンバラ)」

まずは、いつも路上にまで溢れ出す人で賑わっている、「GANBARA(ガンバラ)」です。

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↑Ganbaraの活気ある雰囲気。

いつも外にまで人が溢れているので、見つけやすいと思います。

なんといっても「蟹のタルト(Taltaleta de Changurro)」で有名です。

カウンターの一角に大皿で蟹のタルトが用意されていて、注文を受けると、どんどんオーブンで焼かれます。
だから案外、待ちます。

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↑大量の蟹のタルト。2.6ユーロ。

オーブンから出てきましたーー!!

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おぉ、載っていたはずのチーズがとろけて、どこかへ行ってしまいました。
蟹の旨みにチーズのまろやかさが加わって、うまい!

一口で一気に食べてしまうほどでした。クリーミーな味だったから蟹ミソも入っているのかな?
一気に食べたのであまり覚えてませんが、パプリカなどの野菜も入っているようで、甘みも強いです。

強いて言えば、蟹は旬ではないようで、身がそこまで肥えていないように思いますが、それでも美味しかったです。
続いて、目の前にあった、魚のすり身(Pastel de Pescado)が美味しそうだったので、オーダー!
なんの魚だったかうろ覚えですが、鱈(Bacalao)だったと思います。

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↑魚のすり身(Pastel de Pescado)。

自家製のマヨネーズがかかってます。2.5ユーロ。

目の前でおじさんが、一生懸命、自家製のマヨネーズを混ぜ混ぜして作っているのを見て、思わず頼んだ一品。

市販のマヨネーズと違って優しい味だ〜。魚のすり身に合います。

こういう目の前で調理される「ライブ感」って楽しいですよね〜。

他にもきのこの盛り合わせなども有名みたいですが、ちょっと値段が張るのと、混んできて注文しにくかったので、切り上げて次のお店へ行くことにしました。

サンセバスチャンのバルでは、みんな、食べたらすぐに、次の店に移動します。面白い文化です。

超クリエイティブピンチョス「ZERUKO(セルコ)」

続いて、クリエイティブな食材や調味料の組み合わせで人気の、「ZERUKO(セルコ)」へ行きました!

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↑スタイリッシュな雰囲気の店内。

カウンターにも見たことないスタイルのピンチョスが並びます。

まずはカウンターに並んでいる中から、「ウニのオーブン焼き(Erizos de Mar)」をチョイス!3ユーロ。

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ウニの殻を使っているのがなんだかかわいい。オーブンで焼き上げるので、クリーミーな食感の中から磯の香りがふんわりと漂ってきます。

続いては、名物の「タラの炙り焼き Bacalao (La Hoguera)」です。4.5ユーロ。

ちなみに、「La Hoguera」はたき火の意味です。なるほどー。
カウンターにはないので、バカリャオ、ポルファボールと伝えると、以下のセットが出てきます。

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↑知らずに頼んだら、なんじゃこれ!?というセット。

食べ方をさらっとスペイン語で説明されるけど、イマイチタイミングが難しい。笑。

まずは、タラを両面炙ります。(数十秒でいいみたい。最初煙がぶわっ出てきますが、煙がだいたい収まればOK)
次に、炙って出てきたタラの水分を落として、パンの上に載せます。
最後に、試験管の中に入っている、緑色のソース(たぶん豆から作ったと思います)をタラにかけて出来上がり!

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↑試験管のソースを注いで出来上がり!

タラ炙ったので、ほんのりとした香ばしさがたまりません。緑色のソースとも合います。おいしい!
それにしてもよく考えたなぁと思います。

海老の串焼きピンチョス「GOIZ ARGI(ゴイス アルギ)」

次のお店は、「海老の串焼き(Brocheta de Gambas)」で有名な「GOIZ ARGI(ゴイス アルギ)」です。

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↑電光掲示板にメニューが書いてある親切なお店

海老の串焼きは、オーダーしてから焼いてくれるので、アツアツです!

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↑海老の串焼き(Brocheta de Gambas)2.5ユーロ。

少し海老の身が小ぶりなので、もっと噛み応えがある大きさのほうがジューシーでいいような気もしますが、やっぱり旬があるんですかね。上にかかっている、タマネギソースが美味でこれだけ食べても十分なおいしさでした!

次に、佳奈さんが「生ハムときのこが食べたい!」というので、そんな組み合わせあるか?と思って、見回したら本当にあったピンチョス(Setas Con Jamon)をオーダー!

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↑「きのこと生ハムのピンチョス((Setas Con Jamon))」

これが案外うまい!

生ハムだけでも、きのこだけでも美味いのに、組み合わさって、さらに、ゆで卵の輪切りとバスク名産のピーマンの酢漬けも入ってます。これだけ使って2.5ユーロは安い!!

あと、カウンターに置いてあるサングリアが案外珍しく、量も多くて甘すぎず、良かったです!(4ユーロもしたけど!)

名物ピンチョスがイマイチでも、他に試してみるとおいしいピンチョスに巡り会えたりするのがバル巡りの醍醐味ですねー。

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サンセバスティアンの旧市街は、今の時期は21時頃でもこの明るさです。

そろそろようやく日が暮れる頃ですが、暗くならないと「ディナー!」って気分にはどうしてもならないため、バルのピークは22時か23時頃なわけです。

なんと言うか、のんびりした空気の中、食を楽しめるって素晴らしい!

最後に、新食感のチーズケーキ「La Viña(ラ ビーニャ)」

ほとんどのお店は私がネットでリサーチしてから向かったのですが、唯一、佳奈さんが調べたのが、チーズケーキが有名な「La Viña(ラ ビーニャ)」。

とにかく美味くて有名で、みんなバル巡りの後は、「チーズケーキ(Tarta de Queso)」で締めるのが定番だとか。

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↑見た目、ただのバルですが、地味に左下にチーズケーキの写真が!

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↑ものすごいケーキのホール数です!

店内に入ると、カウンターにピンチョスもいっぱい並んでいて、奥の方には、ものすごい数のチーズケーキが!!!
ちょっと時間が早かったためか(といっても21時過ぎ)、まだケーキに手を付けている人がそれほど多くなく、飲み屋の雰囲気だったので、ケーキをテイクアウトして、海の近くで食べることにしました。

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↑チーズケーキ(Tarta de Queso)。

ケーキは1人前で2切れも入っていて、ボリューム満点です。(5ユーロ)

これが食べたことないような食感で、プリンのようなふわふわ感と香りなんです。
日本でもなかなか食べたことないなぁ。

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↑サンセットを眺めながらのチーズケーキは格別でした!

今日も素晴らしい1日でした。食べてばっかり!

海の幸と山の幸はけっこう堪能出来たので、3日目は、「肉」いってみたいと思います!
お楽しみに!!!

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私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。

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