こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「ボスニア・ヘルツェゴビナ」で2015年7月18日に、私たちが体験したお話です。
サラエボの食文化のバラエティがすごい!
ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボにいます。
サラエボにはセンスの良いレストランやカフェがいっぱいあって、グアテマラのアンティグアで感じたような居心地の良さがあります!(しかもめっちゃ安い!)
そして、見たことない食べ物のオンパレード。
これは西洋と東洋の文化が混じり合っていたり、宗教的にも、カトリック、正教、イスラムも入り混じっているため、文化的に洗練されているからだと思われます。
同じ旧ユーゴスラビア圏でも、スロベニアやクロアチアがもっとイタリア寄りな文化だったことを思えば、かなり特徴的です。
食べ物もこれはトルコ寄り、これはヨーロッパ寄り、そのミクスチャーみたいなものもあって、興味が尽きません。
私たちが毎日のように食べた「チェヴァプチチ(ćevapčići)」
せっかくなので、訪れたお店を紹介します!まずはボスニアの名物料理を!
「ジェーリョ(Željo)」というファーストフードのお店です。
ちなみに、サラエボのサッカーチームの名称と同じで、「1号店」と「2号店」が斜向かいにあります。
青いサッカーボールがトレードマーク。(余談ですが、赤いサッカーボールを掲げる店もあって、おそらくサラエボにあるライバルチームを贔屓のお店だと思います。)
↑「1号店」の外観。
↑「2号店」の外観。多くの人は外で食べるのが好きです。
このお店は「チェヴァプチチ(ćevapčići)」という、トルコ寄りの食べ物で有名です。
ミンチにした牛肉を小さなソーセージ状にして、鉄板か炭火で焼きます。それらをピタパンの中に挟んで、生タマネギと一緒に食べるものです。
↑チェヴァプチチ(ćevapčići)と定番のヨーグルトドリンク
これがうまい!びっくりするくらい癖になります。お肉のジューシーで、香ばしい匂いがたまりません。
なにげに生タマネギがポイント。サラエボ近郊は水が豊富なので、おいしい野菜が採れるそうですが、かなり甘みがあるタマネギを使っていて、生でもおいしく食べれます。(運が悪いとかなり辛い部分がやってきますが。笑)
ちなみに、5個入り(3.5マルカ、250円くらい)、10個入り(7マルカ)、15個入り(10マルカ)とリーズナブル。
超腹減っていない場合は、日本人なら、5個入りでも十分お腹いっぱいになると思います。
そして、ヨーグルトドリンクを頼むのも定番!(1マルカ)
ヨーグルトの酸味が肉料理に合います!
ボスニアに来て毎日のように食べています。安いし、この香ばしいかんじは独特です!
ボスニアに来たら、ピタも食べなきゃ!
そして、ボスニア人の友人のおすすめ!
「サッチ(Sač)」という、ピタ専門店です。
ピタ(Pita)はバルカン半島で食べられるパイみたいなものですが、大きな鉄板の上で、ピタがグルグル巻きで焼かれているのが特徴です。
↑グルグル巻きのピタを、注文に応じて大胆にカットしていきます。
たいていのお店では、表示が1kgでの価格なので、「そんな食べれないよ〜」って思ってしまうのですが、実際は、100g単位で注文します。(だいたい女性は200g、男性は300gでお腹いっぱいです)最初、1kgも食べれないよ〜って注文諦めていました。笑。
ボスニアではほとんどの人が英語を話すので、英語で200gくださいとか言えば通じます。
色々な具材が入っていて、サッチ(Sač)の場合、
チョップ肉 (Sjeckani burek)だと、1kg 14マルカ(980円くらい)
肉(ブレク Burek)だと、1kg 12マルカ
ほうれん草 (ゼリャニッツァ Zeljanica)だと、1kg 10マルカ
チーズ (スィルニッツァ sirnica)だと、1kg 10マルカ
などなど。
他にもポテトやかぼちゃなどもあるそう。
200g当たりの値段だとどれも200円前後なので、ものすごいリーズナブル!!!!
↑炭火で焼き上げています。この伝統的なやり方を行うお店は今となっては少ないとか。
炭火で焼くからか、ピタの中間に、小麦がとろけたようなトロトロの層があって、これがうまい!
そして外側はパリッとしています。中のほうれん草もジューシーさを保ったまんま。
今まで食べたことない食感です。
びっくりします!また食べに来よう。。。
最後は、伝統文化を紹介する、おしゃれなカフェで!
最後は、カフェでまったりと!
観光客に人気の「ラハトルック(Rahatlook)」です。
↑お洒落で洗練された雰囲気の外観。
↑内装も表参道にありそうな、素敵なかんじ。
↑メニュー表も新聞スタイルで面白い。
このお店はメニュー表がすでに英語だったりして、観光客向けなのは分かるのですが、とにかく「ボスニアの伝統文化や食べ物、飲み物の発信基地にしたい!」という情熱を感じます。
メニュー表代わりの新聞には、様々な伝統食材に関する解説があって、読んでいて飽きません。
興味深い、ハーブティーの数々を味わえるのも面白いです!
↑ジュニパーベリー(Juniper berry)というベリーを使った、発酵ジュース。超すっぱい。笑。
他にもエルダー(Elder)やボザ(Boza)、バラ(Rose)などを使ったジュースも楽しめます!
本当に珍しいラインナップ。
ボザ(Boza)とは、麦芽を用いた発酵飲料です。じゃぁ、言うなればビールの友達ですね!
ドロッとしていて、甘酒を飲んでいる感じもしますが、ヨーグルトのような酸味がちょっとあって独特です。
ちなみにアルコール分はほとんど感じません。ジュースみたいです。
【TripAdvisor】によると、自家製ケーキを推している人も多かったです。
今度チャレンジしよう!
とにかくサラエボには、興味深いお店がいっぱいあって、毎日楽しみです。
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)