こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「ボスニア・ヘルツェゴビナ」で2015年7月19日に、私たちが体験したお話です。
久々の再会!
今、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボにいます。
東京時代にお世話になっていた、元留学生のアミラに会うことが出来ました!超嬉しい!
今となっては大学の先生。すごいです!
忙しい中、サラエボを案内してくれました!ありがとう!
旧市街を散策します。
まずは肉・乳製品のマーケットへ!
アミラ曰く、日本にフィッシュマーケットがあるように、バルカン半島ではミートマーケットがあるとのこと。
威厳のある建物で、入ってみないとマーケットだと気づきません。
ドアを開けると、羊のかな?チーズの香りが漂ってきます。
↑加工肉がたくさん。試食させてもらうと、とても美味しかったです!
「Travnički sir」と呼ばれる、フレッシュチーズです。
ふつうは、朝食時にパンに塗って食べるみたいですね。今度試してみたい。
通りを歩いていると、宗教施設が混在しています。
カトリックの教会があったかと思えば、モスクやイスラム神学校があったり、正教の教会があったり、ユダヤ教の礼拝所があったり。。。
ボスニアにはイベリア半島におけるレコンキスタ(キリスト教徒による国土回復運動)後に、迫害から逃れて、移住してきたユダヤ人がたくさんいるとか。最もイスラエル建国後はイスラエルに引っ越していったかもしれませんが。
こんなに狭いエリアにあらゆる宗教施設がひしめきあっているのは、世界広しといえど、かなり珍しいと思われます。
精巧な技術が光る!職人街
サラエボには職人街というべきエリアがあって、そこも案内してくれました。
「バシュチャルシヤ(Baščaršija)」と呼ばれる、旧市街の中心エリアです。
トルコ系の文化だと思われますが、銅を加工した品々は興味深いです。
↑この職人さんは食器系担当。銅の上にメッキをしているので、模様を描くと、下地の銅の色が出てきて、立体感のある食器が出来上がります。
↑こちらの職人さんは、銅板を立体的に加工しています。
↑記念にパシャリ!
他にも宝飾や革製品の職人さんもサラエボにはいるようです。
昔から工商が盛んで、素晴らしい技術を持った職人さんがいっぱいいると分かりました。
おすすめのお店で、上品なランチ
アミラのおすすめのお店でランチをとることにしました!
「Petica Cevabzinica」です。
広々とした店内は、家族連れが多くて、とても賑やかでした。(グループ客が多いので、店員さんはとても忙しそうですが。。)
お店は、「チェヴァプチチ(ćevapčići)」というファーストフードを出しています。
(食事系の案内ネタも良かったらチェックしてみてください。)
おいしい!とても上品な味です。生タマネギも甘みがあって、品が良いです。
アミラ曰く、ここの野菜は基本オーガニックみたいです。
↑サラダも瑞々しくて、美味しかったです。特にチーズがかかったサラダは酸味も加わって肉料理に合います。
このお店では、サラダを頼む人もとても多いようでしたね。新鮮で美味しかったです!他のこの手のお店だとサラダはない場合も多いので、生野菜摂りたい人にはとても良いと思います。
再建したばかりの、国立&大学図書館
そして、今は、City Hallと呼ばれる、「国立&大学図書館(National and University Library)」にも行きました!
めっちゃかわいい天窓です。バルカン半島では大胆でメルヘンチックな色彩とパターンが特徴的ですね。
一瞬、内装は装飾タイルだと思いましたが、近づいてみると、「絵」です。
これ全部描いたのかと思うと驚きです。
かつてはリアルに図書館だったそうですが、内戦時に火災で焼失したので、今ではCity Hallと呼ばれています。
ものすごい新しい建物だなぁと思ったら、つい最近、再建されたばかりのようです。
内戦の悲しい歴史もありますが、ボスニアは本質的に食事もおいしく、水も豊富で、とても豊かな地だと感じます。
様々な文化の融合もある地だし、将来的には、この地から新しいファッションや食文化、ビジネスなどが世界中に広まっても不思議ではない気がします。
アミラ、素晴らしい街を案内してくれてありがとう!
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)