こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「ボスニア・ヘルツェゴビナ」で2015年7月20日に、私たちが体験したお話です。
目次
お邪魔しまーす!
今日もボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボにいます。
ありがたいことに友人のアミラのお宅で、食事会です。本当に忙しい中ありがとう!
まずは、パプリカッシュ(Paprikash)と呼ばれるシチュー料理を頂きます。
これは東欧では一般的なシチュー料理で、普通は寒い冬に食べるみたいです。
材料的には日本の肉じゃがと似ていますが、パプリカの粉を使うので、赤みのあるスープです。
胡椒も使うので、少し辛いですが、見た目ほどではありません。
おいしい!バクバク食べれちゃいます!
低温でじっくり時間をかけて煮込むものらしいです。
そして自家製のサラダです。旦那さんのご両親が家庭菜園で作られている野菜たちです。
瑞々しくておいしい!!
そして、イースト菌を使わないで作ったパン。密度が濃いです。
ボスニアの家庭では、ピタを焼くための大きなプレートがあるのが普通みたいです。
イタリアも近いので、ボスニアではティラミスも定番のスイーツです。
これも自家製。アミラの料理はおいしいです!さすが!
食事をしながらも、お互いの文化の話などを楽しんで興味深かったです。
日本の食文化のレベルの高さ(バラエティ豊かな外食、発酵食品、フレッシュな食材、新鮮な魚など)や、サラエボのパワフルさや様々な文化が融合したダイナミックさ(見たことがないユニークな食事がいっぱい!)について。などなど。
アミラの旦那さんは来日の際に、「回転寿司」に衝撃を受けたそう。確かに食べ物が回ってくるって世界中見回しても、回転寿司だけでしょうね。。。
私たちはヨーロッパを旅して、保存食文化に感銘を受けた話をしたら、やはりボスニアでも保存食は一般的で、ラズベリーのコンポートを出してくれました。酸味が効いていておいしい!
基本、欧米におけるスイーツって、砂糖漬けの保存食に起源があるはずなので、「甘すぎる」のは当然だってこともさすがに分かってきました。
文化ってやっぱり、行って体験しないと分からないですね。
そして、ボスニア名物の、バクラヴァ(Baklava)というスイーツをもう一つ頂きました。こちらはアミラのお母さんの手作り。
トルコ系のスイーツで、バルカン半島でも一般的です。ただ地方によって中に入れるものが異なるみたいですね。
これも美味しい〜!砕かれたナッツがいっぱい入っているパイ菓子です。かなり甘いですが、低温でじっくり焼き上げるので、サクサクしたパイの食感がとてもいいです!
そしてティータイム。アミラの旦那さんは、ルイボスティーがお気に入り。
私たちはボスニアンコーヒーを楽しみました。いわゆるトルココーヒーで、粉を沈殿させて、上澄みを飲むのですが、酸味が強いのが特徴。
なんで酸味が強いのかという話をしていたら、ローストが浅いからだろうとのこと。豆を見せてもらうとかなり薄い色合い。確かに。。。
忙しい中、美味しい食事を準備してくれて本当にありがとう!
東西の文化が混じるボスニア料理の特徴が分かって、とても勉強になりました!!
ボスニアは食文化が本当に豊かな場所なので、日本人の皆さんにもチャンスがあればぜひ訪れて欲しいです!
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)