こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「ボスニア・ヘルツェゴビナ」で2015年7月22日に、私たちが体験したお話です。
ヨーロッパは猛暑です。
今日は激暑のサラエボです。
本来サラエボは夏も涼しいそうですが、ヨーロッパ全体猛暑みたいです。
地球温暖化とは言いますが、実際には「気候の不安定化」で、猛暑の次は極寒の冬がやってきたり。
たぶん緯度が高いほど、この傾向は強いのでは?
ヨーロッパ各国が環境保護に熱心なのも分かります。
さて、今日は暑くて昼間は外出が大変だったので、夜お出かけです。多くの人も同じような考えのようで、夜はものすごい人通りでした!
↑サラエボの夜は活気があります。渋谷のセンター街みたい。最も子供達も多いのはいいですね。
200種類以上のお茶が揃います!
訪れたのは「Franz & Sophie」というお茶屋さんです。
↑看板だけの素っ気ない外観で、裏通りにあるので見落とさないように!
↑お茶缶の量に圧倒されます。
こちらのお店は、200種類以上のお茶が揃っています!凄い量!
さすが文化の交差点サラエボ!
こういう世界中からのものを集めようという発想は案外珍しいものなんです。
元々、ある程度需要がないと問屋もいなければ流通もしないですしね。
主に産地別のストレートティーや、フレーバーティーが揃っています。話によると、基本オーガニックで、どちらもドイツで品質テスト・ブレンドされたものとのこと。フレーバーティーもドイツのブレンダーが調合したものを輸入しているようで、EUの厳しい品質基準をクリアしたものだそうです。
「どんなお茶がいいですか?」
スタッフの方が英語で親切に聞いてくれます。
かといって、どう表現すべきか分からないので、戸惑っていると、
「グリーン、ブラック、レッド、ホワイト、イエロー、ブルー、どれがいいですか?」
とのこと。
後から知りましたが、どうやら中国茶の分類に基づいているようですね。
例えば、グリーンは「緑茶」、レッドは「紅茶」、ホワイトは「白茶」と呼ばれる、中国の弱発酵のお茶、イエローは「黄茶」と呼ばれる高級茶ですね。
うーむ、知らなかった。やはりお茶の世界は深い。
佳奈さんは「ホワイト」、私は「イエロー」です。深い知識はなくても、色から連想するイメージとかで選ぶと良いと思います。
それぞれカラーを選ぶと、その中からオススメの香りをトライさせてくれて、どれを飲むか決められます。
いいですねー、このプロセス!
とてもワクワクします。
佳奈さんの銘柄は「White Monkey Spring」、私のは「Jun Shan Yin Zhen」とありました。
お茶缶には、適切な湯温や量、抽出時間が書いてあって、かなりの研究熱心さが伺えます。
ポットが出されて、時間まで待って、カップに注ぐといい香り〜。
佳奈さんのはかなりはっきりした濃い味です。
私のは上品でちょっと酸味があるかな。飲みやすいです。
閉店時間が21時みたいで、遅くまで開いているのもいいですね!
ちなみにお茶は大体3〜4マルク(210〜280円くらい)のようです。
オーガニックの茶葉も多くて、素晴らしいですね!
よくこれだけ揃えたなぁと思います!
整理された棚を見ていると、今度はあれ飲んでみたいなぁという気持ちが湧いてきます。
あと、スタッフのお茶に関する情熱や知識は凄いです!色々なことを知っていますし、お茶に関する本もいっぱいあります!聞けば何でも教えてくれます。
サラエボは本当に何度も訪れたくなるお店が多くて、楽しいです!
しかも多くのお店では、サラエボのガイドブックや観光情報が置いてあって、「観光客にサラエボの良さを伝えたい!」という情熱が感じられます!
サラエボは素晴らしい!
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)