ボスニアで奇跡の再会&また会う日まで! , Sarajevo , Bosnia and Herzegovina

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こんにちは!

夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。

本日もブログ訪問ありがとうございます!

さて、「ボスニア・ヘルツェゴビナ」で2015年7月26日に、私たちが体験したお話です。

楽しかったサラエボ生活

今日はボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボの最終日です。
最後と思うと寂しすぎる〜。

とにかく、飽きない街でした。
美味しくて、ユニークな料理や飲み物もさることながら、滞在してウロウロ歩くだけでも、内戦の痕跡が生々しく至る所に見受けられて、考えさせるのも飽きなかった理由かなと思います。

そして、友人のアミラも住んでいますしね!

 

旅友達とまさかの、久々の再会!

世界一周を始める前に、東京・中野のカフェ「Root」で、世界一周予定者に向けたセミナーが開催されました。

その時、偶然参加していたドナちゃんも、私たちと同じく旅を始めたのですが、なんと、今日、偶然にもサラエボにやって来るようなんです!
実はペルーのリマの宿でも偶然会ったので、再会はこれで2回目!!
ビックリです!人の動きが分かるフェイスブックってやはり便利ですねー。
さて、弾丸のように世界を駆け巡る彼女ですが、なんとか連絡を取り合って、待ち合わせをして、ランチへ向かいます。

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私たちのお気に入りの「サッチ(Sač)」というファーストフード屋です!
出来立てのブレックを頬張りながら、お互い近況報告。
ドナちゃんは旅先で出会った旅人たちと一緒に旅行したり、泊めてもらったりして、一人旅を満喫しているようでした!
うちらはやはりのんびり旅。2人だから、防犯上も心強いし。荷物も持ち合えるし。

二人旅のメリットを感じました。
もちろん一人旅のほうが、はるかに自由度は高いと思いますが。

クラシックカメラが趣味のドナちゃんは、カメラ何台も持って移動しているようです。

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↑カフェに移動してクラシックカメラを撮るドナちゃん。

道理でカバンが重いと思った。笑。
クラシックカメラは僕も実家に置いて来ましたが、やはりフィルムだと一枚一枚が勝負なので、カメラを撮る時の真剣味がはるかに違いますよねー。

デジカメは便利ですが、どーしても無駄な写真を撮ってばかりで、後で整理が面倒くさい、みたいな。笑

お互い無事に旅出来るように願って、別れました。
本当に会えて良かったです!

また会う日まで!

その後は、サラエボ滞在中にお世話になった、アミラに会いました。
Biban」という、景色が綺麗に見える、丘の上のレストランへ行きました!

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↑花が咲くお庭を持つ、素敵なレストランです。丘の上で素晴らしい景色です!市内から歩いても行けますが、分かりにくいので、多くの人は車かタクシーでやってきます。

 

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↑名物のボスニアンコーヒー。

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↑Uštipci s Prilogom(Bread with cream and cheese)。ボスニアでは朝の定番の揚げパンだそう。10マルカ(700円くらい)
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↑Šarena dolma ispod sača(MIx vegetables stuffed with meat and rice under the bell)。13マルカ

ボスニアに来て、まだ食べていなかった、野菜にお肉を詰めた料理!おいしかったぁ。トマトやタマネギ、ピーマンなどに詰めます。
お肉もタマネギのみじん切りが入っていて、甘みがあります。また食べたいなぁ。

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↑素晴らしい景色。アミラに再会出来て良かった!

最後にアミラに会いたかったのは、お礼にプレゼントを渡したかったから。といってもサラエボで調達するしかないので、私たちのお気に入りのお茶を、「Franz & Sophie」で買って、渡しました。

アミラからもボスニア名物のラベンダーやハチミツももらって、感動。
食事もボスニアのものをぜひ私たちにもっと食べてもらいたかったようです。涙が出そうです。

食事をしながら、ボスニアの未来について話をしました。

私が、今、地元の福岡・糸島ではIT系やアーティストなどどこでも仕事が出来る人を中心に移住者が増えていて、暮らしやすいボスニアでもIT系の人を中心に人が集まる可能性があると思うと伝えました。

アミラもその可能性には気付いていて、アメリカのIT系の大企業からも視察があるようです。ただ政治的な不安定さはまだあるので、投資となると慎重になる企業が多いのがネックのようです。
ただ、内戦後に多くのボスニア人がアメリカやドイツなどの先進国に働きに出ていたり、大学に通っていたりしていて、彼らは基本的に故郷に戻りたがっているとのこと。なかなか仕事が無くて戻れないようですが。。。

そういう人たちは、最先端の技術や知識、独特の価値観を身につけているはずなので、彼らが戻る環境が整ったら、かなりチャンスだと思います。
ボスニア・ヘルツェゴビナの未来がさらに良くなることを願います!

美しい夕陽が包み込む街

おいしい食事の後は、坂道なので歩いて市街地へ帰ります。

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↑民家の並ぶ道を下っていきます。
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↑ボスニアでは、亡くなる人がみんなへの感謝の印として、街角に「水飲み場」を作る場合があるそうです。素晴らしい習慣ですね!

さて、今度はBibanの反対側にある丘へ登ります。
Žuta Tabija」という夕陽がきれいに見える観光スポットがあるんです。

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↑サラエボの街の向こうに沈む夕陽がキレイです。

夕陽が本当にキレイで、地元の人も良く訪れるようでした!
サラエボは盆地になっているので、山の斜面があかね色に染まって、光に包まれているような気分になります。

それにしても、内戦時はここは砲台だったんでしょうか。大砲のレプリカと、「大砲は持ち込まないで下さい」というブラックジョークの効いた看板もありました。
ちなみに手前の墓地は、内戦時に亡くなった戦士のお墓だそうです。

先日訪れた、City Hallの裏手から煙が上がっています。

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なんだろうと思ったら、ここは飲食街で、炭火を使って料理をするお店も多いので、その煙のようです。
平和の火ですねー。

帰りは、戦士のお墓の間を通って市街地へ帰ります。
10代、20代で亡くなった人も多いです。

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無数の真っ白のお墓が街を見守る、サラエボの風景は独特です。
日々、何事もなく過ごせるだけでも幸せだと感じます。

素晴らしい友人の住む、この街にまた戻ってきたいなと思いました。
ありがとう!

私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。

**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)