こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「ハンガリー」で2015年8月7日に、私たちが体験したお話です。
メインイベントの前に世界一のパンで腹ごしらえ
今日もハンガリー・ヤースベレー二にいます。
年に一度のチャンゴーフェスティバル(Csángó fesztivál)の真っ最中で、金曜の今日がある意味メイン!
最大の会場で、各地から集まった伝統音楽のアーティストたちのライブや、ブダペストでも人気の劇団による民族演劇が繰り広げられます。
今日はブダペストからけんとさん&そえちゃん夫妻とピーテルくんもやってきます。
またまたみんな集合です。
ヤースベレー二のような小さな村にこんなに東洋人が来るのも珍しいかも。
夜8時からライブなので、それまで町を散策。
日本の縁日のように色々なお店が出ています。
その中でも、常設市場前に出店していた、ある屋台に出掛けました。
こんなに暑い日なのに大行列!
それもそのはず。
ここは「ランゴシュ(Lángos)」という、ハンガリー名物のパンの屋台なのですが、オーナーはヤースベレーニ出身で、なんでも世界大会で優勝した経験があるらしいのです。だから地元っ子の誇りなのです。
もっちもちの生地を薄くのばして、バターを塗って、チーズを載せて、焼き上げる!
具材には色々パターンありますが、かなりシンプルな料理です。ちなみに油で揚げるパターンもあるようですが、食べたことある人に言わせると、めっちゃヘビーだそう。
確かにうまい!生地の内側はもっちもちというよりトロトロ感があって、外側はカリッと!これはすごいな。
日本でもあるといいなぁと思いました。近々この屋台はちゃんとしたお店を構えるそうです。
メインイベント開始!!
いよいよ夜8時のライブの始まりです!!
↑キレのあるダンス。ハンガリーのダンスは男性の見せ場でもあるらしく、男性のほうが動きが大きいです。
↑かなり田舎の出身らしく、歌う前に方言を使ってみんなを笑わせていました。
リレー形式で、ダンスしたり、独唱したり、演劇を披露したりしたら、はい次、はい次。
妙にテンポが良くて、まるでわんこそばのように、終わりがありません。
そして、目まぐるしく出演者が代わるので飽きることがありません。ただ、同じチームや歌手が再度登場して、一体いつ終わるか分からないですが。笑。
2時間くらい経って、ようやく終わったと思ったら、休憩らしく、後半はブタペストを拠点にするプロによる演劇をやるそう。タフな祭りだ。笑。
ただ、会場の椅子が妙に小さく、けっこう疲れます。ハンガリー人そんな体型じゃないだろ!って突っ込みたくなりますが、その椅子の小ささを知っている現地人はクッション持参です。さすが。
後半の演劇始まりました。
さすが、ダンサーはプロフェッショナルで、動きにキレがあります。
ハンガリーの民族舞踊はペアダンスで、男性がまるで馬に鞭を当てるかのように、手で自分の足をバチバチ、リズミカルに叩くのが特徴です。
叩き方も色々パターンがあって、股関節や膝を自在に曲げて、飛び跳ねるように叩きます。
自分もやってみたーい!と思わず思ってしまいます。
劇は映像も加わっていますが、戦時中の映像?のようです。
どうやらダンスのテーマ自体もそれにリンクしているみたいで、「領土が一気に減ったのをハンガリー人は未だに根に持っている」と地球の歩き方にも紹介されていたような気もしますが、多分事実です。笑。
このコンプレックスが解消されるのは、バルカン半島の国々や、ハンガリー、ルーマニアが完全にEUに組み込まれて、シェンゲン協定結んで、ユーロ使い始めてからかなぁ。
そうなると、あんまり国境って意味なくなりますから。
劇は深夜0時過ぎに終了。
これからみんな朝までダンスパーティーらしい。やっぱりタフだ〜。
我々は宿に戻り、朝までトーク。ハンガリーワインがおいしい。
素晴らしい芸術に1日浸れた良い日でした!!
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)