チャンゴーフェスティバルの締めは、博多どんたく的練り歩き , Jászberény , Hungary

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こんにちは!

夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。

本日もブログ訪問ありがとうございます!

さて、「ハンガリー」で2015年8月8日に、私たちが体験したお話です。

まずは腹ごしらえ

今日もハンガリーの田舎ヤースベレー二にいます。

今日もチャンゴーフェスティバル(Csángó fesztivál)は続きますが、メインは世界からダンサーたちが集まって、町を練り歩く「博多どんたく」的なパレードになるようです。

福岡出身の私としては興味深い。
各団体は練り歩いた後、ステージに上がって一曲ダンスを披露して終わるみたいですね。

楽しみです。

その前に・・・
昨日に続き、「ランゴシュ(Lángos)」という、ハンガリー名物のパンの屋台でまた腹ごしらえ。
こちらのお店は世界大会で優勝経験を持つ、超人気の屋台です。

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↑昨日は売ってなかった、小さなチーズ入りの焼きパンがありました!

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↑これももちもちでうまい!

この店に関しては、昨日食べたランゴシュの方が完成度が高いですが、それでもおいしかったです。

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↑けんとさん&そえちゃん夫妻は一足先にブダペストに戻ります。

みんなとここで会えて良かった!!!

 

博多どんたく的練り歩き!

練り歩きが始まりましたー!
私たちは、最後の会場前で待っているので、、遠くの方で楽器が鳴っているのを聞いています。
たぶん20分くらいかかるはずです。

あつい。。。

おっ、ようやく第一陣が回ってきました。

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さすがにこの暑さの中、民族衣装は大変そうです。
しかしエネルギッシュにダンスは続きます。

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↑曲芸的なダンス。この安定感は凄い!

 

あとは、多分ハンガリーと文化的なルーツが同じな、グルジアやウクライナ、ルーマニアからの団体も踊ります。

この辺りは「黒海・カスピ海エリア」とでも言うべきか。
そしてトルコ系も。

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地域が違うので、民族衣装も異なります。見比べるだけでも面白い。

そして、音楽を聴き比べると、ハンガリーの伝統音楽は、トルコ系の音楽とは全く趣が違いますね。
トルコの音楽はムスリムがお祈りのときに唱える言葉のような、独特のリズムがあります。

ハンガリー系の音楽はもっと素朴というか、やはり「険しい山」のイメージが湧いてきます。
宗教よりは自然にインスパイアされた音楽って感じがします。

興味深い。

ペアダンスのススメ

ちなみに、このフェスティバルのために、ヤースベレー二の人たち(有志)は集まって、いつも練習していたそうです。

地元の福岡にいた時は、盆踊り用の楽器の練習とかあったなぁと思い出しました。横笛があまり上達しなかったので、途中諦めた記憶がありますが。笑。
こういう文化の継承って、生活にアクセントと交流をもたらす点でとても良いと思います。

ハンガリーの踊りはペアダンスで、ペアを決めて練習に励むので、そのまま付き合って結婚する人も多いらしいです。
ペアダンスってある意味、そのためのものなので、めっちゃシステムが上手く機能してますね。

東京では、そういう伝統が全くない地域も多いと思うので、毎日仕事と家の往復だし、出会いもないしって人が多いのも分かる気がします。

やはり、東京には「ペアダンス」が必要です!笑。
私たちは南米のペアダンス「サルサ」で仲良くなりましたから、その効果は実証済みですよ。笑。
さて、今日の夜にブダペストからブルガリア・ソフィアへバス移動するため、ヤースベレー二を後にします。

とてもレアな祭りに参加出来て、本当に良かったです!
野中さん、ありがとう。

そして、ブダペストまで車で送ってくれたピーテルくんもありがとう!福岡に来た時は、ちゃんと案内するね!

とにかく素晴らしいハンガリー滞在でした。

私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。

**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)