こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「インド」で2015年9月12〜23日に、私たちが体験したお話です。
旅人に人気のヴィパッサナー瞑想とは!?
今日はインド・ジャイプルにいます。
今日から10日間、「ノートーク・ノーアイコンタクト・ノーボディタッチ」のヴィパッサナー瞑想(Vipassana Meditation)のプログラムを受けます。
その間は瞑想センターに籠り、外部との連絡は一切出来ません。
あー、ドキドキ。
ヴィパッサナー瞑想とは、今世界中の旅人の中で、最も話題の体験の1つかも知れません。
そして、地元のインド人もその存在をほとんど知りません。
これは、2500年前にブッダが「再発見」したと言われる瞑想法であり、ブッダの教えの真髄でもあります。
ブッダの死後に残された人が仏教を起こしますが、宗教化・宗派化した時点で、教えとは純粋さを失います。まぁ、他の宗派より優れていると言わないと誰もついてこないし、僧侶も生活せねばならないという条件が加わりますからね。
このヴィパッサナー瞑想こそが、ブッダが生前に行っていた教えそのものなのです。
ブッダは宗教を起こしたかったわけではなく、全ての人を救える「普遍の法」を伝えたかっただけでした。だから、この瞑想は宗教・宗派・信条に関わりなく、誰でも受けれます。
実は、この瞑想法は、インドでは大昔に廃れていて、受け継がれていませんでした。しかし、ミャンマーで人知れず脈々と受け継がれており、ほんの数十年前にインドに「逆輸入」され、今では世界中に瞑想センターが作られるほどになりました。
もちろん、日本にもセンターはありますよ。
全てのセンターは参加者の寄付によって運営され、先生の他スタッフはみんなボランティアです。寄付は「次の利用者のため」という原則が徹底されています。
ヴィパッサナーとは「物事をありのままに見る」という意味です。
果たして、私たちはその教えが分かるのでしょうか。ドキドキ!
ジャイプルの瞑想センターの行き方・オリエンテーション
ジャイプルの瞑想センターは比較的大きな規模です。
ここには瞑想法を日本語で教えてくれるテープがあるというので、私たちはここに行くことにしました。
結論からいくと、正しい判断でした。
やはりインディアンイングリッシュはかなり聴き取りづらいですし、普段使わないような形容詞や副詞も多いです。
どうやれば良いか分からないまま、10日間プログラムを受けるのはもったいないので、興味ある人は日本のセンターか、日本語のテープがあるセンターで瞑想する方が良いと思います。
ちなみにジャイプルのセンターは、市街地の西側にある「モンキーテンプル(Monkey Temple)」と呼ばれる、Galta寺院の、さらに街から遠い側にあります。
山をぐるっと回っていかないと着かないので、オートリキシャで市内からだと、200〜300ルピーはかかると思います。
街から1時間以内には着きます。
センターに着くと、諸々の用紙に記入して提出します。個人情報とかスケジュールとか約束ごとの確認です。
もし、日本語テープ希望の際は、この時に要望を伝えましょう!ちゃんと配慮してくれるはずです。
あとは、ベッドカバーとシーツを受け取って、貴重品(財布など)や携帯電話、パソコンなどを預けます。そしてカメラもです!(ブログの写真は瞑想終了後に撮った写真です)
瞑想の妨げにならないようにです。
預かり票をもらうので、最後まで持っておいてください。
基本的に寝る場所・食事場所は男女別で、しばらく夫婦別の暮らしです。ちょっと寂しい。
ジャイプルのセンターは、個室タイプの部屋がほとんどでした。
今日は夜に軽いオリエンテーションと瞑想のレクチャーがあり、瞑想の本格的な開始は明日の朝からとなります。
オリエンテーションが終わると、無言の瞬間の始まりです。
さて、どうなるでしょうか?
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)