まるゐと〜循環と学びの杜〜始動中!①「麻とマコモの癒し空間」

今日も素晴らしい一日を!
福岡県糸島市で、ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
記事をご覧くださり、本当にありがとうございます!

糸島半島の中心にある、志摩井田原という土地にて、ノドカフェの坂本夫妻、元料理人の花菱・豊岡賢臣さんと一緒に私たちが運営しているのが、まるゐと〜循環と学びの杜〜というシェアスペースです。

私たちは宿「ことのは」や写真撮影サービス「ことのはフォト」と並行して、まるゐとプロジェクトを進めていますので、今回はそのご紹介をしたいと思います。

クラウドファンディングを経て、まるゐと始動!

まるゐとの外観

基本、コンセプトを理解してくれる人ならば誰でも使え、お氣軽なレンタルスペースなのですが、写真を見ての通り、なんと敷地は8000㎡の広さがあります。

サッカーグラウンドが6000㎡くらいなので、めちゃくちゃ広いです。

私たちはご縁があって、この場所をお借りしており、2023年度中にクラウドファンディングを実施して、多くの方の支えのもと運営しております。本当にありがとうございます

とにかく広いので、やってみたいことをやるにはまだまだ資金は全然足りないのですが、今後も多くの方のサポートのもと、様々なことにチャレンジしていきたいと思っています。

自己犠牲から自己愛の世界へ!まずは自分を癒そう!

ただのレンタルスペースを借りたいならば、公民館(コミュニティセンター)で十分ですね。
でも、それではなく、私たちは以下のような場所にしたいと思っています。

  • 潜在意識から癒されて、浄化が起きる場所
  • 使うだけで、「循環」ができる心持ちになれる場所
  • 人と人との繋がりが生まれる場所
  • 本来私たちが持っていた、宇宙や地球、自然との繋がりを思い出せる場所
  • みんなのDIYで更なるパワースポットに育て、敷地を超えた大地の大きな循環エネルギーを生み出せる場所

なぜ上記のような場所を作りたいと思ったかと言えば、根本的にほとんどの人が「癒されていない」と思ったからです。

多くの人が「世のために!人のために!」と頑張っておりますが、世界は一向に良くなる気配を見せません。
むしろ、第三次世界大戦になりそうな不穏な空氣さえ感じさせます。

なぜだろう?と考えた時、私たちは「自己犠牲」の精神こそが最もヤバイからでは!?と仮説を立てました。

ペンキ画家のSHOGENさんのベストセラー本「今日、誰のために生きる?」にもそれを裏付けるような興味深い出来事が書いてあります。

SHOGENさんがタンザニアのアートを学びに現地の小さな村に滞在した時のお話で、ある日両手に買い物かごを重そうに抱えているお母さんに「荷物を持ちましょうか?」と声をかけたら、「SHOGENには手伝ってほしくない」と言われて、ショックを受けたエピソードが紹介されていました。

人に親切にするのは一見良いことのようですが、現地の人はみんな、「自分の心を満たさない限り、本当の意味で誰かの力にはなれない」と知っていて、そして「満たされていない人が人のために何かをしようとした時に『必ず』トラブルが起きる」と分かっていたのです。

つまり、心が癒されてもいない人が無理して「人助け」しようと、ある意味「傲慢」な態度に出るから、それが元となって様々なトラブルが発生して、結局誰も「得をしていない」じゃないか?というお話ですね。


これは学校や宗教、会社、家庭で常に教えられる「自己犠牲」の精神が元になっているエピソードだと思いますが、かなり真実を突いていて、結局自分を後回しにしていると「なんで自分ばっかりこんな目に・・・」、「私って一体何がしたかったのかしら?」と、最終的に(無理やり抑えていた)不満が爆発して、全てがうまくいかない結果に終わっているのだと思います。

自己犠牲とは、一見素晴らしいことのように思えますが、他者と自己が分離している思想だとも言えます。
そうではなく、
自分もあなたもみんなも、(地球や宇宙さえも)喜べるような仕組みや生き方」じゃないとダメよね?というのがSHOGENさんのタンザニアでの学びの一つだったのだと思います。

まずは「自己愛」なんですね!
そのためには潜在意識(=無意識)の奥深くから癒されるのが大切です。

正直、心が癒されてないため、常に他者との比較の中で生きているため、いつの間にか劣等感を抱いて、「自分が嫌い」な人も多いと思います。
自分が嫌い・・・自己愛の真逆ですね。苦笑。

でも心が癒されると、勝手に自動的に、自分が好きになってきます。ある意味、自分を「赦せる」ようになってくるんですね!

まるゐとでは「深い深〜い癒し」ための仕掛けとして、日本古来からの霊草である「」や「真菰(まこも)」をたくさん使ってあります!

ただのレンタルスペースではない!麻と真菰(マコモ)で、分離から陰陽統合の世界へ!

まるゐとを紹介する上で外せないのが、真菰(マコモ)です。

古来より神事で用いられてきた「」と「真菰(マコモ)」。
どちらも繊維は服飾やしめ縄や敷物などに使われてきたので、日本人にとってはとても身近な植物でした。

今でも「浅野」さんとか「浅田」さんという苗字はとても多いですが、本来は「麻野」さんや「麻田」さんだったのではないでしょうか?糸島には「薦田(こもだ)」さんもいらっしゃいますね。

そんな身近だった麻とマコモは戦後、急速に消えていきました。GHQの意向があったとかなかったとか言われていますが、真相は不明です。

しかし、近年急速に大復活!!
そしてその凄さを知れば知るほど、「なるほど!禁止したい人がいてもおかしくはない!」と思えてきます。笑。

私たちもまるゐとでは「とある目的」のために、麻とマコモを大切に使わせてもらっています。

強烈な「祓え」の力!麻でデトックスできる!

麻は、日本最高位の神社・伊勢神宮でとても大切にされてきた植物であります。
本来、麻を使って、お祓いを行うのです。麻には乱れたエネルギーや不要なものを取り除き、元に戻す効果があると信じられてきたからです。

私たちは縁があって、沖縄・宮古島で麻炭「コズミックヘンプ」を作っておられる「伊香賀正直」さんにお世話になり、麻炭漆喰をまるゐとの壁中に塗りまくりました。ちなみに漆喰は糸島の牡蠣殻から作った「いとしま漆喰」です。

麻炭漆喰を塗った瞬間から、呼吸が一氣に深くなるのには一同びっくり!そして、体内のエネルギーや血液の循環が良くなるのか、とにかく疲れにくくなります。

畳下の麻炭16サークル

極め付けは「麻炭16サークル」を畳下に描いています。

麻炭を混ぜたペンキで描いた「小さなサークル」を、円状にグルッと16個配置すると、なんとトーラス状の「循環」エネルギーが発生するんです!
トーラスは自然界ではよく見られるエネルギー構造で、ドーナツ状にエネルギーがぐるんぐるん回っています。
そして、そのエネルギーは無限に循環し、うまく機能しているのものを維持して、バランスが崩れたものを元に戻す働きがあると言われています。

トーラスの循環エネルギー
手をかざすと誰もがビリビリと感じで、本当にトーラスエネルギーがあるんだと一同感動!


りんごはトーラス状のエネルギーに沿ってできた形になりますし、当然人間だって、頭の先からつま先を覆う形でトーラスのエネルギーが渦巻いています。(これはエネルギー測定装置で測れるそうです。)

そしてそのトーラスを発生させる麻炭16サークルの形は、天皇家の16弁菊花紋にそっくり!!!
なるほど〜。天皇家の紋章からは無限のエネルギーが出ているわけですね。さすが世界最古の王家だけあります!

マニアックな話ですが、まるゐとの畳下に塗った麻炭は当時、非売品のナノレベルまで細かく粉砕された「ナノ麻炭」です。もはや量子力学の世界なので、通常の物理の世界とは「ふるまい」が異なり、エネルギーが次元違いとなっております。

とにかく、現代社会は化学物質や過剰な電磁波、さらには(ヘタしたら幽霊。笑)などに晒されていて、どんなに氣をつけても、心が緊張してしまって、全然癒されていません

麻はとにかく不調和を生み出すものを「祓って」、元に戻してくれます
週に一回くらい神社やパワースポット巡りをしてもパワーチャージが追いつかないくらいだと思いますので、不断の「祓い」が必要な時代なんですね。

ぜひ麻炭のまるゐと空間を体験してください。麻炭漆喰は素人でも塗れますので、いいなと思ったらぜひご自宅やオフィスに取り入れて欲しいなと思っています。

霊草・マコモで「清めて」、強烈なデトックスを!

マコモは本来とても身近な植物で、稲の原種でもあります。北米ではワイルドライスと呼ばれ、ネイティブアメリカンの人たちの主食でもありました。

かつて日本では土手などどこにでも生えていました。しかし、戦後の護岸工事などで激減!今ではほとんど誰も知らなくなりました。

糸島で真菰を育てるいとしまこも部のメンバー

秋になると根本付近にできる「マコモダケ」は、たけのこみたいな味でとても美味!しかも栄養が桁違いにすごいと言われていて、私たちは縁あって、糸島の地でマコモを育ててみることにしました。

マコモダケの油炒め。これだけでとても美味しいです!

マコモに関しては各地より先生をお呼びして、学びも深めています。

八女より土居さんを講師に迎えたマコモしめ縄ワークショップ

マコモは一株で水を一トンも浄化できるほどの浄化力を発揮するのですが、信じられないのがマコモ菌の存在です!

マコモ菌の特徴
  • 数万度に熱しても、零下100度にしても死なない
  • 強酸・強アルカリの環境でも死なない
  • 無酸素でも死なない
  • 永久に腐敗しない
  • 他の菌に侵されることがない、世界最強・無敵の菌
  • 他の菌を攻撃することもない、むしろ他の菌がすり寄ってくる、スーパースターのような菌

詳細は大沢さんの著書「マコモ伝説のすべて」をご覧になって欲しいのですが、マコモ菌は田んぼに植った状態でいくら調べても存在せず、乾燥・醗酵(=蘇生)させる際にどこからともなく発生する菌なのです。

日本人はそのマコモの凄さを大昔から認識していて、出雲大社の本殿のしめ縄はマコモで作られますし、年に一度、通称マコモ祭りと呼ばれる、「凉殿祭(すずみどののまつり)」はとても有名です。

また、天皇が即位した際の大嘗祭では天皇はマコモの葉っぱの上しか歩けない決まりになっています(神はマコモの上にしか降りないと言われています)。

そんなに凄くて、とても身近なマコモを私たちは全く知りません。どうやら戦後、教科書や植物図鑑から意図的に消されていたのが原因のようです。(GHQの指示だったと言われています。逆にいうと、彼らは日本人以上にマコモの凄さを認識していたということですね!)

しかし、そろそろ復活の時です!私たちは何が本当に大切なのかを思い出さなければいけません!

まるゐとでは麻炭16サークルの上に、マコモを敷き詰めています。この上に畳を敷いております。

マコモと麻は陰陽の関係!

マコモと麻は陰陽の関係があって、まさに双璧です。
マコモは「陰」のエネルギーで「清め」の役割があり、麻は「陽」のエネルギーで「祓い」の役割があると言われています。

陰陽が統合し、これまでの二元世界(競争・善か悪か)を超越した社会に入っていると言われていますが、おそらくその流れに乗る上で最重要なアイテムが、マコモと麻なんでしょう!

お分かりのように、まるゐとはただのレンタルスペースではありません!普通の空間ではないのです!
何かをするのに場所が欲しいのであれば、公民館で構わないと思います。

そうではなく、私たちは「循環」と「学び」をテーマにしています。

しかし、現状は多くの人が「世のために!人のために!」と頑張りますが、本人が疲れ果てて、結果的に心がトゲトゲ・イライラしている人が多々みられます。

自分「だけ」が犠牲になっているのを良しとする間は決して「良い循環」はしませんね。

まずは自分の癒しです!癒されてからそれを周りに波及させるというのが、「循環」という意味では大切だと思います。

麻炭やマコモで作った空間は「あなたの癒し」にものすごい貢献をしてくれると思います。
深く癒やされないと、本当の自分、本当に自分がやりたかったことは見えてこないのではないでしょうか?



みんなで一緒にDIYで創った、まるゐとの空間の素晴らしさをぜひ体感してください。

まるゐとの紹介パート2では「縄文と江戸の叡智に学ぶ、まるゐとの仕組み」についてご紹介したいと思います。

まるゐと〜循環と学びの杜〜始動中!②「縄文と江戸の叡智に学ぶ」

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