こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「ポルトガル」で2015年4月26日に、私たちが体験したお話です。
ポルトガルの見所はタイルだ!
ポルトガルは食事も美味しいし、日本とも縁が深いしで、面白い場所ですが、やはりイタリア、スペイン、フランスのような観光大国が近くにあると少し影が薄くなります。
しかし、ポルトガルならではと思わされるものがあります。
「アズレージョ(Azulejo)」と呼ばれる、美しいパターンを持ったタイルです。
とにかく教会から普通の民家の外壁、駅の構内に至るまで、様々な所で見られます。
↑メトロCampo Grande駅のタイル。アートすぎてついつい意味を考えてしまいます。
15世紀からの伝統ですが、元々はアラビアの影響から始まったのですが、その後のポルトガルの世界進出の結果、中国や日本の磁器からの影響もあったようで、独特なパターン(型)が時折見られ、面白いです。
美しきタイル!アズレージョ博物館
そのようなアズレージョを集めた博物館がリスボンにあります。
「国立アズレージョ博物館(Museu Nacional do Azulejo)」です。
博物館自体もアズレージョに覆われた、かつての修道院を利用していて、見応えがあります。そして、展示も時代ごとのアズレージョがまとめられていてとてもわかりやすいです。
↑アズレージョに囲まれた中庭がいくつかあって、おしゃれです。
↑かなり昔のアズレージョのようでしたが、今見ても十分モダンでかっこいいです。
将来宿を経営したい私たちにとっては、アズレージョのようなタイル壁は雰囲気良いなぁとか思ったり。
パターンって面白いですよね。よく見ると、同じ柄のタイルの繰り返しだったり、4枚や9枚のタイルで構成されたユニットの繰り返しなんですが、全体を見るとものすごく絵柄が複雑に見え、どこまでも続くかのような永続性が感じられます。
壁にただ絵を描いたのとはちょっと雰囲気が違いますね〜。
壁に自由に描けると、「繰り返し」って表現は出て来にくいですからね。
タイルという、区切られた不自由な世界での表現はかなり面白いです。
またこの博物館では、タイルの修復も行っているようで、平日に来た場合はおそらく作業風景が見れると思います。
リスボンに滞在された際はぜひ!おすすめです!
▪アクセス
なかなか分かりにくい場所にありますが、メトロのSanta Apolonia 駅から、バスで来るのがいいと思います。
以下、ホームページより、おすすめのバスの番号が書いてあります。
Transports:
Bus:
In front of the Museum: 718, 742, 794, 759 (only nights)
Avenida Infante D.Henrique (a 5 m. walk to the museum ): 728, 759
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)