こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「ブルガリア」で2015年8月13日に、私たちが体験したお話です。
ブルガリアで保存食作り!
ブルガリアはプロブディフ郊外の小さな村にいます。
ワークアウェイ初日です。
今日の私たちの仕事は何かな?
どうやらドライトマト作りみたいです。トマトはもちろんオーガニック!
オーナーは出産のため、農場を離れているので、ホストの友人で、ここで農業の勉強中という、サショーが教えてくれます。
オーナーいなくても、農場がうまく周るのがとても面白い!
ある作物が出来るタイミングはほぼ同時期なので、生で食べれない分は全てを無駄にせず、大切にする必要があります。
ここに、保存食文化が育まれるわけですが、「ピクルス」にするか、「塩漬け」にするか、「乾燥」させるかのどれかだと思います。(日本だと味噌漬けもありますねー。)
ドライトマト作りに挑戦!
今回はトマトを「乾燥」させます。
バルカン半島では、ドライトマトはとても一般的みたいで、スーパーマーケットに行くとけっこうたくさん売っています。ただ、ちょっと高い気がします。(おそらく多くの家庭で庭があるところなら、自分で作っているのかもしれません)
まずは、トマトを輪切りにして、布を引いた金網の上に並べます。
赤い点々がきれいに並んでいて、なんだかかわいい。
あとは、水分を抜くため塩をよく塗り込んで完了!
あっという間。
あとは天日干しするだけ。乾燥が進むまで数日かかるみたいです。
ブルガリアの夏はかなり乾燥しているようなので、天日干しはもってこいですね。
日本だと雨多いから天日干しってけっこう勇気要りますよね。笑。みんな、オーブン使うのかなぁ。
そして、食事の準備を手伝ったり(畑から新鮮な野菜を採ってきます!)、暑いのでのんびり過ごしたり。。。
↑花弁?が伸びているのが食べ頃らしい。バジルは葉っぱが小さいとけっこう苦いです。
仕事しているのか、そうじゃないのか曖昧です。笑。
でも、「時間」に厳しいのは、工業化社会以降で、「時給」という概念が浸透してからだと言います。
確かに農業においては、どんなに人間が焦っても、作物の育つスピードに合わせないと意味ないですからね〜。
作業して、食べて、休んで。。。
幸せだな〜。
黒海に近い、この周辺はヨーロッパ最古級の都市文明が栄えたと言われています。
今となっては長閑で寂れた感もある農村が広がりますが、こんな歴史ある地域で、連綿と続いてきた、「食べ物を育てて、食べて、寝る」みたいなシンプルな生活をすると、案外最近まで、世界中こんな感じの生活だったんじゃないかなーという気がします。
とにかく来て良かった!
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)