こんにちは!
要注目の観光地・福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
5月のゴールデンウィークの話ですが、佐賀県有田町の「有田陶器市」にお出かけしました!
日本の磁器発祥の地として知られる有田町ですが、何と2016年は記念すべき創業400周年です!
一年を通してイベントが盛りだくさんです!
ちなみに糸島からは車で1時間30分もあれば行けると思います。しかも道が整っているので、糸島からずーっとまっすぐ行って、唐津で左折して、さらにまっすぐ行ったら、有田です。行きやすいっ!!
100万人の人出で盛り上がる陶器市!
陶器市は、有田は元より、九州各地より窯元や作家さんが集まって、陶磁器を売る超一大イベントです!
100万人の人出を誇ります!
人混みは嫌だなぁと思うかもしれませんが、何とメインストリートの長さは4km!!!!!
そんなに混みはしないけど、端っこまでたどり着かないという。笑。
期間中は完全な歩行者天国です!
↓メインストリートはこんな感じでした!
陶器市に20年ぶりくらいに来ましたが、かなりグレードアップしているような。。。
日本最大級の陶磁器の祭典ですね!
ちなみに、陶器や磁器って何が違うの!?って思いますよね。
インターネットで調べたのを簡単にまとめると、陶器とは、「陶土とよばれる粘土を焼いて作られ、低温で焼くため、透光性がなく、柔らかめで、素地(きじ)に吸水性があるものを指す」とのこと。また、磁器とは、「陶石とよばれる岩石を焼いて作られ、高温で焼くため、ガラス質が磁化して半透明となり、硬めで、吸水性のないものを指す」とのこと!
吸水性がある陶器は、注意して扱う必要があるため、家庭で使う食器類は扱いやすい磁器が多いんじゃないかと思います。ちなみに有田焼は磁器です。
バラエティ豊かすぎ!!
売り場もイロイロ!
メインストリートが4kmもあるのだから、実は半日でも見切れません!笑。
↓大小様々なお店たち
テントの一部をシェアして出店しておられる方もいれば、まるでデパートの売り場みたいに広いお店もあります。どれだけ器があるんだ!?って驚愕します。
小さなお店だと作家さんもいらっしゃっているので、お話が聞けるのも陶器市の醍醐味ですね!
陶磁器もイロイロ!
↓有田焼のイメージってこんな感じ
正直、有田焼っていうと、白地に藍色の塗料で繊細な絵付けをしたのをイメージします。古伊万里っていうんですかねぇ?
でも各地から作家さんが集まる陶器市ではとにかく色々なのを売ってます!
↓超派手な器!
十二単の絵柄をそのまま器にしたかのような勢いですね。こんなのあるんだ!?ってビックリしました!
↓超高いカケラ!
このカケラが10000円します!!!エェーー!って思いましたが、400年前の有田焼創業頃の陶磁器の破片でした。
もはや「なんでも鑑定団」レベルなんでしょうねぇ。骨董ですね。
洗練の世界
現代的なシンプルな作品もいっぱいありました。
↓一種のアートのような陶磁器たち
思わず、欲しいなぁと思いました。民芸の世界で言われる「用即美(ようそくび)」です。
手仕事の日本 (岩波文庫) | ||||
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無駄を削ぎ落とした、実用の中にこそ美は宿るというわけです。
伝統の文化が残る有田町
有田町のメインストリートには歴史を感じる建物がいっぱい残っています。江戸時代以降の街並みだと思いますが、ある意味埼玉の川越よりも残っているかもしれませんねぇ。
↓美しい伝統建築
この一階の「土壁」と二階の「板壁」のコンビネーションは見事です!
↓トンバイ塀通り
解体した登り窯のレンガを利用して造られた裏通りです。味わいがありますね。
磁器の小皿をカチャカチャやって、音を立てながら練り上げる有田独特の踊りがあったり、子供達に大人気のゆるキャラもいたりで、大にぎわいです。
お茶碗の帽子かぶってる〜〜!可愛い。
本当に半分も見れませんでした。広すぎ!また来年も陶器市に来たいと思いました!おすすめです!
明日も糸島を楽しみます!!
イベント情報
イベント名:有田陶器市
開催日時:(例年)5月頃
開催場所:(例年)JR有田駅周辺
*正式な開催日時・場所の情報はHPにてご確認ください。
HP:http://www.arita-toukiichi.or.jp/
地図:
(※2016年5月現在の情報です)
**糸島コンシェルジュがいる宿**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)