移住者増加中!世界遺産クエンカ散策, Cuenca , Ecuador

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こんにちは!

夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。

本日もブログ訪問ありがとうございます!

さて、「エクアドル」で2015年2月18日に、私たちが体験したお話です。

まったりクエンカ散策

クエンカは落ち着いた綺麗な街並みが特徴で、世界遺産にも指定されています。

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↑教会の壁。影がきれい。
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↑屋根瓦の色が統一感あるので、夕陽が映えます。

コロニアル様式といって、スペイン統治時代の街並みなので、南米旅行者は、あーまたか!と思いがちですが、ここはアメリカからの移住者が多いという特徴があります。

2000年にエクアドルの通貨がUSドルに変更されてからの現象だと思いますが、とても興味深いですね!

教会で謎の儀式

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クエンカに着いたのはカーニバル明け!
何やら教会の前に大行列が。。

みんな額に十字を書いてもらっています。

ここクエンカだけなのか、はたまた他の都市でも同じなんですかね。ちょっと分かりませんが、翌日はやってないようだったので、やはりカーニバルと関係ある行事のようですね。

Wikipediaによると、本来カーニバルはキリスト教の行事で、「断食」の前にお肉に別れを告げる宴とのこと。
断食が始まったら「バカ騒ぎの懺悔」をしなければいけないそうなので、それに関係あったのかもしれませんね。

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↑ココナッツで作ったふわふわお菓子。アイスクリームじゃないので溶けません。

しかし、教会を一歩出ると、ココナッツで作ったお菓子を売ってます。すごい誘惑。笑

移住者が作るコミュニティ

クエンカはアメリカからの移住者が多いようですが、2000年にエクアドルの通貨がUSドルになって、アメリカ人が訪れやすくなったからと、気候が温暖だからと言われています。

朝からとある有名カフェに行くと、平日の11時頃ですが、観光客やアメリカ人と思われる常連さんでいっぱいです。
英語が飛び交います。

 

また別のカフェ「Wind horse cafe」にお邪魔すると、激ウマなウォールナッツケーキが!!!
クリームも甘くなく、グルテンフリーなど素材にもこだわってます!

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↑Wind horse cafe

店主のルーシーさんに、「美味しかった!」と伝えると、やはり彼女もアメリカからの移住者で、最初は「政府提供の2年間のボランティアプログラム」でエクアドルに滞在してたとのこと。

話によると、定年者向けに、そんなプログラムが用意されていて、エクアドルに来ると、気候も良いし、食べ物も美味しいし、物価も安いしで、移住を決めたそう。その後自分でカフェを始めたとのことでした。

なるほどー。アメリカの政策もあって移住者増えてるんですね。

夜になると、バーがたくさんオープンです。
ブックカフェでは、エクアドルの著名詩人がやってきて、朗読会もやってました。

定年後の移住者は豊かな経験と時間を持っているので、クエンカでは今後アート系の活動が賑やかになりそうです。
そんな動きが加速すれば、独特の街に進化すると思います。

ただ、移住者と現地のエクアドル人が上手く溶け合ってこないと軋轢が生じる可能性があります。
現状ではコミュニテイは分離していると思いますが、そもそもそれぞれの母語が英語とスペイン語なのでなかなか難しい面があるかもしれません。

今後のクエンカに注目ですね!

私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。

**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)