こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「ボリビア」で2015年3月10日に、私たちが体験したお話です。
トラブルでもなんとかなる!!
前回の「バス+鉄道を使ったウユニへの行き方」で書いたように、ラパスからまず、オルーロという町を目指し、バスで移動します。
宿はラパスのバスターミナルの近くで、朝9時過ぎに宿出れば、余裕で、オルーロ15:30頃出発の電車に間に合うぜ!!
と思っていたら、バスターミナルがなんだか静かです。
「やばいな!」と思って、オルーロ行きのバスを出している会社に数軒行くと、「今日はバスはない!」とのこと。
「なんで?」って聞くものの、「耳慣れないスペイン語」の連発。なんとなくですが、ストライキかなんらかの抗議のため、ラパスからバスを外に出せないらしい。。。
おー、たまにある「トラブル」です。
とあるバス会社の窓口のおじさんに「鉄道のチケットあるから、どーしてもオルーロ行きたいんだ」というと、「エル アルト(El Alto)に行け!」との言葉。あとで分かったんですが、エル アルトとはラパス郊外の地区の名前で、空港もあります。
どうやらそこに「別のバスターミナル」があって、オルーロ行きが今日もあるとのことでした。
おじさんは親切に、私たちのためにタクシーを捕まえてくれて、さらに運転手さんにも事情を説明してくれました。
ありがたい。。(お礼にチップを渡しましたよ。)
実は運転手さんも途中で検問していた警察官さんも「今日はバスないよ〜」みたいな感じでしたが、「餅は餅屋」です。バスのことはバス会社の人が良く知っています。だからとりあえず、エルアルトにGO!!!
ここが、バスターミナル!?
エルアルト地区に着くと、みんな歩いています。
運転手さん曰く、今日はこれ以上先には行けないみたいだとのこと。確かに、ラパス行きの車は走っていても、ラパスから出る車は一台もありません。たぶん道が閉鎖されてるのかな。
ターミナルらしいものがないので、道行く人に尋ねながら行くと、ありました!
ターミナルというか、バス会社の営業所の密集地帯ですね。笑
歩いていると、「おる〜ろ〜るろるろおる〜ろ〜」と呪文のような、南米おなじみの「バスの呼び込み」が聞こえてきます。笑
完璧! その呪文待ってました!
呼び込みのおねえさんに話しかけると、「25ボリビアーノ(500円くらい)で、すぐ発車する」とのこと!
めっちゃラッキーです。
ちょっとボロいバスでしたが、数時間の移動なので全然余裕です。
バスはすでに満席近く、ほぼ全員地元民です。
バスは満席になるまで人を待っているようでしたが、乗客は「早く、早く〜〜」の大合唱。笑
中南米に来て初めて、時間に焦っている人たちを見ました。
やっぱり今日は地元の人にとっても大変な1日のようです。。。
オルーロからの電車
無事にオルーロに着きました。
オルーロのバスターミナルから鉄道駅まではけっこう距離があるので、たまたま一緒にバスに乗っていたフランス人の男性と一緒にタクシー代をシェアして移動します。(15ボリビアーノ)
わーい!!この旅始まって以来初めての鉄道です!
わくわくします。やっぱり鉄道って「旅情」があって最高です。
シンプルでいいかんじです。荷物は「荷物専用車両」があって、大きな荷物はそこに預けます。引換券もらえます。
あと7時間後にはウユニです。
電車内のサービスとして、乗ってすぐくらいに、「チキンとご飯、ポテトのセット」を売りに来てくれます。
そのあと、「ジュースやビール類」、「デザート」が続きます。だいたい4時くらいなのでそれほどお腹が減ってなかったので買いませんでした。
もう終わりかな〜と思っていると20時くらいに「メニュー表」持ってスタッフがやってきます。
食事はだいたい40~50ボリビアーノくらいでした。
食事は食堂車で食べても、「メニュー表」を元に注文して席で食べてもOKです。
それにしても、鉄道といってもけっこう揺れる中で、よく料理できるなぁって思いました。
ある程度は下ごしらえ出来ているんでしょうが。。。。
そして、夜22時過ぎに無事、ウユニに到着しました!
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)