こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「ボリビア」で2015年3月19日に、私たちが体験したお話です。
パワースポット「サマイパタ」とベルメホ村
サンタクルスから、コチャバンバへ向かう旧道(コチャバンバから来るときに私たちのバスが道路封鎖に遭いました。笑)沿いにサマイパタという小さな村があります。
サマイパタは地球の歩き方にはほんのちょっとしか紹介されていないので、わざわざ訪れる日本人は少ないですが、欧米人、とくにヒッピーには大人気のエリアで、移住者もけっこう多いとか。
サンタクルスより標高が高くて過ごしやすく、おいしい食材など自然の恵みも豊かなためです。
あと「サマイパタの砦」というインカ時代の世界遺産もあって、パワースポットだと言われています。
キューバ革命の英雄「チェ・ゲバラ」は最後ボリビアで亡くなりますが、その終焉の地は、サマイパタのさらに奥地の山岳地帯なので、ゲバラが好きな人もサマイパタに訪れるようです。
そのサマイパタの手前に、「ベルメホ(Bermejo)」という小さな村があって、かつてゲバラも立ち寄ったようですが、さらにその外れの渓谷沿いに「Ginger’s paradise」というホステルがあります。
この存在を知ったのは、コチャバンバの宿「Cabañas Las Lilas Hostal」でしたが、オーナー同士が友人のようで、ぜひ行ってみたら?というので、行くことにしたのです。
乗り合いタクシーで、Ginger’s Paradiseへ!
ホームページを見ると、サンタクルスからは「サマイパタタクシー(Samaipata Taxi)」という乗り合いタクシーを使って来て下さいとのこと。
サマイパタタクシーはサンタクルスの「旧バスターミナル」の近くにあるオフィスから出ています。
泊まっている宿の人に聞いても、旧バスターミナル近くに居る人に聞いても、その場所を教えてくれると思います。
(旧バスターミナルから、Omar Chávez Ortíz通りを2ブロックぐらい入った辺りです)
ちなみに乗り合いなので、ほぼ満席にならないと出発しません。午前中かお昼には出たほうがいいと思います。
運転手さんに「Ginger’s paradise」に行きたいというと、「場所知っているよ。途中で降ろすから」と言われました。
あらかじめ行く場所を言わないと、サマイパタに直行するので、注意しましょう!
(1人30ボリビアーノ、600円くらい)
「Ginger’s paradise 生姜の楽園」は遠かった
結局、私たちは乗り合いタクシーが出発するまで1時間くらい待ちました。
17時くらいに出て、「Ginger’s paradise」の「入り口」に着いたのは19時頃。
けっこう遠いです。
あたりは真っ暗です。
「Ginger’s paradise」と大きく掲げられたゲートの先には木製の吊り橋が。。。
足下は隙間だらけで、手すりにはワイヤーが一本走っているだけ。
マジ!?って感じでしたが、行くしかありません。iPhoneのライトをオンにして進みます。
荷物は重いし、橋は揺れるし、超大変。
渡っていると、なんか黒い犬がしつこく絡んできます。
中南米で犬ってけっこう注意しなきゃいけないので、かなりつらい状況ですが、橋を渡るしかありません。
渡っても犬が絡んできます。
先に行ったかと思うと、こっちをチラチラ伺って、また戻ってきます。「こっちだよ〜」ってまるで道案内されているかのようで、不思議な気分になりました。
夜は必死で写真を撮る余裕がなかったので、後日昼間に撮った写真を載せておきますね。
↑ゲートと吊り橋。これは昼間の写真ですが、ほぼ真っ暗な中これを渡りました。恐ろしかったです。笑
↑こんな道なんですよー。夜荷物を持って歩くのはけっこう大変でした!!
↑「Gingers」「Stone house 8分」の看板を発見!
↑「Gingers」が宿泊施設なのですが、着くとメッセージが!
看板のある場所からさらに8分くらい歩いて、ようやく「石の家(Stone House)」に到着です。
遠かった。
宿主のクリストバルとソル夫妻が温かく迎えてくれました−。
宿泊客のイスラエル人たちがギターで歌っています。クリストバルは元々アメリカ人のミュージシャンなので、音楽が好きな人が集まるみたいですね。
私たちのために食事があるというので、有り難く頂くことにしました。
トウモロコシのパウンドケーキと、トマト・タマネギ・フェンネルのサラダ、アボカド、そしてコーヒー。
これがうまい!!素朴ですが、素材そのものの力強い味がします。
話によると、自分たちの畑で獲れた素材とのこと。もちろんオーガニックで、堆肥だってコンポストを使って作るそう。
ホステル名になっている「生姜」だって畑でたくさん獲れます。
明日は色々な「作業」を手伝う予定です。
「Ginger’s paradise 」ではただ泊まるだけでなく、様々な「体験」を楽しんで、五感を刺激して「学ぶ」ことをコンセプトにしているんです!
超楽しみです!
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)