もてなしの心が身にしみる!有名日本人宿「Casa Kasa」に宿泊! , San Cristóbal de las Casas, Mexico

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こんにちは!

夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。

本日もブログ訪問ありがとうございます!

さて、「メキシコ」で2014年12月24日に、私たちが体験したお話です。

サンクリストバルの有名日本人宿「Casa Kasa」はアーティストの宝庫

メキシコ南部の街サンクリストバル・デ・ラス・カサスは、アートや自由な雰囲気を愛する人にとっては「宝物」のような街
話によると労働に関する基準が他に比べ緩いため、ここでカフェやレストランの修行、または金属細工やクラフトの路上販売などを行って、自信を付けて母国に帰る人も多いとか

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そんな街に、日本人が経営をし、日本人が多く集まる宿として、Casa Kasaがあります。
元々、サパティスタ(1994年のNAFTA北米自由貿易協定に伴い、メキシコ南部の原住民の生活が圧迫されることを懸念した人たちにより結成された、自治組織。サンクリストバルがあるチアパス州が拠点)を応援するために、日本人の笠置さんが作った宿です。

笠置さんはずいぶん前に亡くなりましたが、そのあとを何人もの宿主が引き続き、現在も存続しているという、なんとも不思議な宿です。

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↑入り口

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↑以前宿泊していたドイツ人が完成させたという壁画

私たちが行った2014年12月は「たけしさん」という、ボイスパーカッショニストが引き継いだ後で、泊まっていた人たちも、映像クリエイターや元料理人、水墨画家など、創造性あふれる人たちでした。
彼らは、Casa Kasaの壁に絵を描いたり、宿泊者を題材に映像作品を作ったりととてもアクティブに活動してました。

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↑水墨画家のしんぺいさん。見事に日本らしさのある壁画を完成させていました!

激ウマのシェア飯で、クリスマスイヴを楽しむ!

 

たまたま、訪れたのはクリスマスイヴだったので、料理人のソエちゃんがオーブンでチキンを焼いてパーティでした!

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あー、うまかった!!!こんな美味しいシェア飯(=宿泊者がお金を出し合って、みんなで食事を作って食べること)が食べれるとは超ラッキーでした!(ちなみにソエちゃん&ケントさん夫妻とは、今後も何度も道中で会いました。縁って面白いです)

ただみんなが集うスペースと寝室は密接しているので、うるさく感じる場合もあるかもしれませんが、とても興味深い宿ですし、現宿主のたけしさんも気配りが素晴らしいので、泊まると面白い時間が過ごせると思います。

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↑現オーナーのたけしさんと!毎晩作ってくれたオリジナルのお茶は最高でした!もてなしの心が身にしみます。

 

Casa Kasaへの行き方(バスターミナルから徒歩で約25分)

 

一等バスターミナルの前の道「インスルヘンテス」通りをひたすら歩きます。
青い教会として有名な「サンタルシア教会 Santa Rucia」の前も通り過ぎ、「中央公園Parque Central」も通り過ぎ、
「Escuadron 201」通りまできて、「左折」します。そのまま歩くと「5 de Mayo」通りに突き当たるので、「右折」します!

「5 de Mayo」通りに入って、2つ目の通りが「Brazil」通りですので、「左折」して、Brazil通りをずーとまっすぐ行くとCasa Kasaです。
Brazil通りは途中から舗装がガタガタになって、この先なのか?って不安になりますが、そのまま直進すると、日本語がかかれた入り口が見えます。

かなり歩くのでタクシーを使うのもいいと思います。

私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。

**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)