こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「フランス」で2015年6月17日に、私たちが体験したお話です。
今までのお礼に「和食」を作る!
今日もフランス、ル・グラン・プレシニーにいます。
そろそろパリに移動する日が近いので、いつも美味しい食べ物や飲み物を頂いたお礼に、「和食」を作ることにしました!
作るのは「肉じゃが」、「生姜焼き」、「茶碗蒸し」、「味噌汁」の4品。
見事に一汁三菜です。
作りたい料理をあらかじめリストアップしたら、ホストがどこからかキッコーマンの醤油とヒカリミソの味噌を買ってきてくれました。ありがたい!
フランスの田舎でも、日本の調味料買えるんですね。味も日本で買えるものと同じです(南米はかなり現地化された甘い味でしたが。)
まずは、ニンニクと生姜をすりおろして醤油を加え、生姜焼きのタレを作ります。
そして、牛肉をしばらく浸します。
次に、日本から持ってきていた「茅乃舎(かやのや)のだし」があったので、煮出します。
やはり和食はだしがないと始まらないですね。このダシは飛び魚の一種である「アゴ」を使っています!カツオだしとはまた風味が異なり、ものすごく旨みがあります。超オススメ!
肉じゃがは、玉ねぎ、人参、ジャガイモを大きく切って、牛肉と一緒に炒めた後、だしと醤油を投入!甘み付けに蜂蜜とワインを入れてグツグツ煮ます。
落し蓋がないので、佳奈さんは工夫して、アルミホイルを使いました。さすが!これで型崩れが防げます。
何でもヨーロッパの場合、シチューとは具材が溶け込むまで、火にかけるものらしいので、余り野菜の形を気にしないようです。
(ホストのおばあちゃんはいつもストーブか暖炉にスープ鍋を置いていて、いつも何かを継ぎ足して食べていたみたいです。まさにネバーエンディングシチュー。)
びっくりしたのは茶碗蒸し!
なぜなら、二人とも初めて作るから。笑。まさかフランスで作るとは!チャレンジャーです。
出汁の入った卵に具材を入れて蒸すだけなので、簡単といえば簡単ですが、うまく出来るかドキドキ!
そして、出汁を使って味噌汁です。濃い味が好きだと思うので、少し濃いめに作ってみます。
↑いつもの味噌汁。いいかんじです!ねぎは庭で採れたものです。
そうしている間に茶碗蒸しも仕上がってきました。ちゃんと蒸せたかどうか確かめるのに竹串はないだろうなぁと思っていると、オーブンで焼いた肉の焼け具合を確かめるための串がありました。この家にはないものはないですね。笑。
チェックするといいかんじです。庭で採れた豆も入れて彩りが出ました!
あとは、生姜焼きを一気に焼いて完成です。生姜焼きは余ったネギも一緒に炒めます。
大好評の私たちの和食
気に入って貰えるかどうかドキドキだったのですが、大好評でした。
特に生姜焼きはリアルに生姜の風味があって、おいしかったです。良かった。
食べながら、色々な和食の話をしました。
- 日本では「生姜」はあらゆる料理に使うポピュラーな食材だ
- 一汁三菜
- 出汁が和食の基本
- 茶碗蒸しは卵料理としては時間がかかるので、それほど頻繁には作らない
- 肉じゃがはヨーロッパのシチューに影響を受けて出来た・・・
東京にいるときから国際交流が好きだった私たちは、留学生に和食についてプレゼンもしたことがあるので、けっこう簡単に説明できました。やってて良かった!
料理上手のホスト達も、レストランで食べる和食(寿司、天ぷらなど)は知っていても、こういう「日本の家庭料理」は初めてだったようで、とても気に入ってくれて、テンション高かったです!
良かった!メインで料理を作った佳奈も素晴らしい!
料理で国際交流が出来て良かったです!
さらにお礼に「本物のバドワイザー」頂きました。チェコが本場とは知らなかった。
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)