こんにちは！
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿（まえばるしゅく）ことのは」を運営する、のぎー＆かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます！
さて、「インド」で2015年9月10日に、私たちが体験したお話です。
チャイの国インドでコーヒーが飲める！
インド北西部ジャイサルメールにいます。今日がジャイサルメール最終日です。名残惜しいです。
Hotel Fort Sideでのボランティアも最終日です。
本当にお世話になりました！
インドというとチャイ（ミルクティー）が国民的ドリンクです。
だから南米やヨーロッパのように、気軽にコーヒーを飲める場所はそれほど多くありません。
しかし、ジャイサルメールに、本格的コーヒーが楽しめるカフェがあるというので、最後に行ってきました！
フォート内の奥まった場所にある、「Kuku Coffee Shop」です。
行く道すがら、看板が出ているので、おそらく迷わずたどり着けると思います。
まるで、民家のようです。
屋上のテラスに行くと、欧米系の観光客が5、6人いました。昼間で日差しが強かったので、みんな屋根の下に溜まっていましたが。
暑いのは勘弁してほしいので、室内に入りました。
やっぱり民家を訪れたかのようです。笑。
対応してくれたのは、Kukuさんと弟さんのTony。
↑Kukuさん
↑弟のTonyさん。私たちのコーヒーは彼が淹れてくれました。
良い人柄がにじみ出ているような二人です。
超リラックス出来る場所
コーヒーは直火式のエスプレッソメーカーで丁寧に淹れてくれます。
↑シンプルなキッチン。高価なエスプレッソマシーンがなくても、美味しいコーヒーは作れるのです！
キッチンにお邪魔して、話を伺うと、Kukuさんが昔、オランダのティーショップで働いていた時に、コーヒーの文化に触れて、その奥行きの深さに感銘を受けたそうです。
ジャイサルメールには、飲食店は多くても、飲み物だけを提供するお店はほとんどないので、飲み物を提供するアットホームでくつろげるお店を作りたかったとのこと。
コーヒー豆はなんとインド産。南部の方で収穫されるみたいです。
コーヒーと言えば、南米かアフリカかって思っていたので意外でした。
コーヒーがドリップされたので、飲んでみると、リアルにおいしい！苦みも酸味も程よい感じで飲みやすいです。
↑おいしくて、写真を撮る前に飲み干してしまいました。笑。「Filter Coffee」 55ルピー（約110円、2015年現在）
彼らは、ジャイサルメールには、欧米のカフェのように、観光客がもっと気軽に立ち寄れて、リラックス出来る場所が必要だと考えているようでした。
そして、そんな場所をもっと増やしたいとのことです。
彼らは本当にフレンドリーで話し相手にもなってくれます。
素晴らしいホスピタリティですね。
とてもリラックスして過ごせました。
日本人旅行者にとってウザいとは！？
世界中を旅してきて、日本人旅行者が現地の人がウザくて嘘つきで困ったと嘆く地域が少なからずあります。
ジャイサルメールが位置するラジャスターン州もそんな地域の1つのようです。
しかしそんな地域を訪れてみると、案外拍子抜けというか、多くの人々はフレンドリーで好奇心が旺盛で、積極的だなぁと好印象を抱くことが多々あります。子供達も人懐っこいですし。
私たちが2人で行動しているので、そこまでしつこく寄ってこないというのもありますが、私たちの考えだと、「日本人が旅行中にウザかったという地域には、基本的に超良い人が多い」ということです。
ただ、観光客が接しやすい、宿・レストランの客引きとかトゥクトゥクの運転手など、ライバルがいっぱいいる職種の場合、競争過多のため、積極性が裏目に出て、ウザさに繋がっているような気がします。
そして、嘘つきが最もしつこいという法則も存在します。笑。そういう人は最もタフなんです。
しかし、少し長めに滞在して、ほんの1、2日の滞在では中々触れあえないような現地の人たちと交流したり、話したりする機会を持ったりすると、ものすごくホスピタリティを持って、地元を愛しているんだなぁと感じる人に出会う場合があります。
そんな人に1人でも出会うと、町の印象は一発で変わります。
まぁ、だからといって、警戒心を解きすぎて、ホイホイ付いていってしまうのは危険ですが、必要以上に恐れる必要はないと思います。
今ではトリップアドバイザーなど、利用者の口コミが分かるサイトもいくつもありますし、日本語への翻訳機能だって備わっていたりします。評判が高いお店や宿などを積極的に利用してみるのをお勧めします！
Kuku Coffee Shopのテラス席からは、ジャイサルメール市内を一望出来ます。夕方には綺麗なサンセットが拝めるようです。
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
＊＊今度は私たちがゲストをもてなします！＊＊
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿（まえばるしゅく）ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)
