こんにちは!
福岡・糸島で、ゲストハウス「前原宿ことのは」を運営するのぎー&かなです!
今日もブログ訪問ありがとうございます!
先日の11月3日に「糸島映画祭 いとシネマ」の第0回目を行いました!ご参加頂いた皆さんありがとうございました!
え!?いとシネマって何!?って。
いとシネマとは!?
2016年の8月から糸島在住の有志の方々と一緒に始めた、「糸島で映画を観よう!」プロジェクトです。
ちなみに私たちも主催者メンバーです!
糸島の象徴・可也山を背景にした「いとシネマ」のイメージ!美しいですね。
陶芸家などクラフト作家が移り住み、糸島国際芸術祭も開催される、アート寄りな雰囲気もある糸島ですが、実は映画館は1つもありません。(昔は3館あったらしいですが)
糸島の人は映画観ようと思うと、現在は博多か佐賀市に行かないとダメなんです。
はっきり言って面倒ですね。誰が観に行くんでしょう?
しかも人気の映画だと満席で見れない場合もあるようです。
糸島の子供たちにとっては、映画に興味がなくなってしまうかもしれません。
そこで、同じ課題を感じていた有志が立ち上がり、映画祭を行うことになったのです!
(そもそもは、飲み会でたまたま集まった人が映画好き、将来映画館を持ちたい、映画上映をやりたいと、共通して映画にアツい想いを持ってたからスタート出来たのだと思います。飲み会大事!)
ランハンシャの下田さんとスタッフの皆さん、カラクリワークスの後原さん、我らが移住者の星・福島さんや、福島さんの旧友の中西さんと、超強力なメンバーが揃っております。
一部の業界人から見たら、「すげーメンツだな・・・」って思うと思います。糸島にはすごい人が集まってきてますよ。
他にも一人で十人力の大活躍をする某靴屋さん(匿名希望)とか、色々な方にご協力頂いてます!
飲んでるんじゃないですよ。打ち合わせ中です!(説得力ないな。笑)
エビスビールや日本酒・白糸が目立ちますね。ハハハ。
当宿が入居するビル2Fのビーチ食堂 Mr. BEACHの山中さんにはケータリングもお願いしました。
記憶に残る映画祭
こだわるポイントは「単なる上映会ではなく、心にずっと残るような特別感のある映画祭」です。
子供の頃にキャンプして楽しかった思い出や、花火大会の風景など、妙にいつまでも残っている記憶の原風景って誰にでもあると思うんです。
ぜひいとシネマをそんな場所にしていきたいと思っています。
だからロケーションも大事かなと思っていて、基本「野外」にこだわりたいです!
土の香りや、優しい風が肌に触れて流れていく感覚。
映画の体験をさらに深くすること間違いなしです。
そして、私たち主催者側も野外で映画が観てみたい。笑。
試験イベントとしての第0回目
まずは試験的にどんなもんかやってみようということで、糸島バーベキューのろ高原さんに敷地を提供して頂き、感想を聞くために友人・知人に集まってもらって第0回目を開催しました!
のろ高原さんでは、冬期以外はBBQが楽しめます。自家栽培無農薬野菜や糸島産の牛・豚・鶏肉がリーズナブルに楽しめると評判です!
早速、超巨大スクリーンを建てますよ!
でかい!軽自動車や人があの大きさですから!
すごいことに土台はバルーンなので、大きな米俵みたいなのを広げて、空気を送り込めば、3分でこの大きさです!びっくり!
これでどこでも映画館できますね!
スクリーンは壱岐の中尾さんからお借りしました。
中尾さんは壱岐でしまの映画館という映画上映会を定期的に行っておられます。ありがとうございました!
そして、プロジェクターは主催者の一人でもある、下田さん率いるランハンシャの方々にセッティングしてもらいました。
プロジェクションマッピングやCG制作でとても有名ですが、やっぱりプロ。皆さんテキパキと映像投影の調整を行っておられました。
ちなみにこの日の糸島の日の入りは17:25ぐらいで、上映開始は17:45ぐらい。まだ明るいですね。。笑。
18時くらいになると、足元は写真で見るより真っ暗で、気軽には歩けないほど。映像はかなりクリアになってきました。日の入りから30分後くらいからが映像的にはちょうどいいんですね〜。
映画は楽しい!
今回は試験的なイベントで、上映内容も、お客さんの反応を見るための試験的な色合いが濃かったです。
1本は名画の「スタンドバイミー」、そしてもう一本は宇宙映画の「ゼログラビティ」
準備段階で何の映画がいいかってところで、名画のような味わいのある映画やアクションもの、アニメーションなど色々意見が出たんです。とりあえず試してみるか!ってことで上記の2本です。
スタンドバイミーは、やっぱり懐かしい気分になります。でも家で見るのとは明らかに何かが違う感覚です。
家で見るような小さな画面だと、細部まで視界に入らないと思いますが、大画面だとその時気づかなかったような細かな部分も目に入ってきます。ゆえに新しい映画を見ている気分になるんじゃないかなぁ〜と。
宇宙映画ですが、宇宙の場面では星空と背景がシンクロして、広大な宇宙の真ん中で映画を観ているような気分になります。
内容云々もそうですが、やっぱりロケーションの力はデカイです!
めちゃくちゃ最高な映画体験じゃないですか〜!!
結構冷えてきたので、豚汁を囲みながら、映画鑑賞。
アットホームな雰囲気です。
来春予定の第一回目でもこんな雰囲気の中でやりたいですねー。
個人的には、文化は消費するものではなくて、自分たちで作って楽しむものだと思っています。
糸島映画祭 いとシネマの動きの中から、映像でもCGでもなんでもいいですが、クリエイティブな活動に一歩足を踏み出す人たちが生まれてきたら、嬉しいです。
いとシネマは、「糸島の大地からの、新しい文化の創造」を掲げています。
まだ漠然としていますが、いとシネマは誰かにとって何らかのポジティブなきっかけになるはずだと信じています。
これからどうなるか私も楽しみです!
糸島映画祭 いとシネマの運営に興味がある方も募集してますよー!楽しいですよー!!
明日も糸島を楽しみます!!