こんにちは!
要注目の観光地・福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
「前編」「中編」「後編」に続いて、「ショートショートフィルムフェスティバル in 糸島・前原会場」のレポートです。
今回、ショートショートフィルムフェスティバルの開催に合わせて、さらに2つの映画祭を同時開催しました。主催者は私たちとは異なるのですが、映画関係のお仕事をしていた友人がいて、映画イベントをしたい!との気持ちを知っていたので、この機会に!とお誘いしました!
また、空き店舗まち歩きツアーも行いました。
空き店舗・まち歩きツアー
駅前基地 まちづくりデベロップメントの吉住さんによる、「空き店舗・まち歩きツアー」も開催しました。
賑やかで、これが本当の前原商店街だな〜という雰囲気の日に街を歩かれて、こんな所で出店してみたいと思われたら幸いですよね。
同時開催!自主制作映画上映会
商店街に「Cafe&Bar ARGO」というライブができる素敵なバーがあります。
イベントの主催で、店主のKumiさんはかつて自主制作映画を制作されており、とある映画祭で賞を獲ったこともあるほどの実力の持ち主です。普段の営業では、それらの作品を上映することはあまりないそうで、せっかくのこの機会に一緒にやりませんか?とお声かけして、同時開催させて頂きました。ありがとうございました。
なお、こちらでは、諸々の都合により、急遽「受賞プログラムA」の一部の上映も行わせて頂きました。本当に助かりました。
色々なトラブルがあっても、なんとか調整しまくった私たち実行委員会でした。
上映したのは「満月」という自主制作映画でしたが、クオリティの高い作品で、プロでなくてもこんな作品が作れるんだ〜と思われた方も多かったのではないでしょうか。
映像は見るだけでなく、創れるんだと思って欲しいですし、実は田舎はクリエイティブに向いていると思います。
今都会はあらゆるコストが高くて、しかも人が多すぎて自由にやれる環境でもないので、クリエイティブなことをしようと思っても、のびのび出来る感じではなくなってきました。
インターネットとパソコンがあれば大丈夫な仕事なら、田舎でもできますし、制約の少ない田舎の方がよりクリエイティブになれるでしょう。
糸島から映画監督が出てきて欲しいですね〜。
同時開催!8mmフィルム映画祭
手書きのチラシが可愛いですね。イベントの主催で、関西から糸島に移住した高倉さん夫妻は、普段は農家をやっておられます。
書いてある通り、糸島の各家庭から、押入れに眠っている8mmフィルムを持ち出してもらって、上映会をしようという企画です。8mmフィルムは知らない人も多いと思いますが、かなり初期の映写機で、発売されていた頃はとても高価なものだったので、普通はお金持ちの人しか買えなかったようです。
会場は古民家レストラン「古材の森」です!
隅から隅まで手作り感に溢れていて、8mmフィルムの映画祭の昔懐かしい感じが出ていますね。
上映プログラムは以下の通りです。
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■「餅つくり〜遊ぶ子どもたち」
(8mm/カラー/4分/昭和53年)
フィルム提供:有田和樹様
■「みわ初正月」
(8mm/カラー/6分/昭和50年)
フィルム提供:中村美和様
■「野北家友池家結婚式」
(8mm/カラー/18分/昭和54年)
フィルム提供:野北富美栄様
■「雪山賛歌」
(8mm/カラー/11分/昭和53年/サウンド)
フィルム提供:牧園陽一様
■「ヤマイモ栽培、麦刈り」
(8mm/カラー/14分/昭和47年〜54年頃)
フィルム提供:柚木マスミ様
■「歴史と観光の糸島」
(8mm/カラー/14分/昭和50年頃/サウンド)
フィルム提供:山口宗春様
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糸島の懐かしい風景のオンパレードです!
映像そのものが味わい深く、その当時のファッションや街の雰囲気など、貴重な時代資料でもあるな〜と感じました。
実は、この8mmフィルム上映会は「テレビ西日本」の取材が入っていて、後日、テレビでしっかりと特集を組まれていました。
上映中は、映写機がカタカタと音を立てて、フィルムを送り出します。ノスタルジックな空気感が出ていて、とても良いですね〜。
昔、雷山にスキー場があった頃の映像が流れて、びっくりしました。私が小さな頃まで営業していたと思いますが、糸島にスキー場って、今から考えると不思議な感じがします。
小学生たちが遠足でスキー場に遊びに来ていて、雪遊びに夢中になっている光景に、心がほっこりしました。
9月16日(土)の11:00〜21:00まで前原商店街で行った、ショートショートフィルムフェスティバル in 糸島・前原会場は、以上で紹介した3つの「同時開催」イベントも加えて、大成功を収めました!
ご参加されたみなさん、本当にありがとうございました。
また商店街のみなさん、特に角屋食堂さんを始め、糸島ラーメンゆうゆうさん、サウンド前原を貸ししてくれた長田百貨店さん、まことやを貸してくれた紅屋さん、味処みかささん、本部の場所を提供してくれた、ベトナムサンドイッチ屋さんの北山さん、ARGOさん、古材の森さんに感謝を申し上げます。
また、私たちの呼びかけに集まってくれたボランティアのみなさん、九州大学・建築学科の学生さん、糸島市役所の職員さん、商工会青年部の方々、誠にありがとうございました!
みんなの笑顔
様々な世代の人が会場を訪れてくれましたので、最後にご紹介しておきます。
小さな子供たちや親子連れ、映画好きの若者、「昔はこんなお店があって・・・」と懐かしそうにまち歩きをされる年配の方、映画研究されている方など、朝から晩まで、色々な方がいらっしゃいました!
みなさん、お疲れ様でした!
商店街が1日だけ丸ごと映画館になる、不思議な時間を共有できて、本当に良かったです!
個人的には前原には小中学校時代は塾に通ったり、買い物に来たりでとてもお世話になった思い出があるので、様々な人で賑わっている様子が久しぶりに見られて、良かったなぁと思いました。
前原が宿場町の伝統を生かして、「人を受け入れて送り出し、また人と人が出会い、新しい文化を生みだす」
今後、そんなクリエイティブな街になりそうな予感がしました。
明日も糸島を楽しみます!!
映画祭のレポート「前編」「中編」「後編」もぜひ、ご覧ください。
**糸島コンシェルジュがいる宿**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)