「万十屋」もつ鍋発祥のお店!

manjuya - もつ鍋

今日も素晴らしい一日を!
福岡県糸島市で、ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
記事をご覧くださり、本当にありがとうございます!

福岡にはとんこつラーメンやら明太子やら、福岡発祥のソウルフードがたくさんあります。
もつ鍋もその一つ!

もつ鍋発祥のお店と言われる「万十屋」さんに初めて行って参りました!
博多とか天神にあるのかと思いきや、福岡市早良区田村というかなり田舎にあります。
食通の方でもなかなか食べにいけない、貴重な場所にあるのです!

のどかな田園風景が広がる

外観

万十屋外観
外観

不思議な形をしている屋根がせせり出しています。
なかなかの迫力です。

なんと設計は世界的な建築家隈研吾氏です。
そんな名建築の中で、元祖もつ鍋を堪能できます。

内観

コンロが置かれたテーブルが綺麗に並んでいます。
なかなか清潔で開放感のあるお店です。

窓の外にはのどかな田園風景が・・・

目の前には室見川が流れ、その奥には脊振山系が広がります。
車でないとなかなか来れない立地です。

メニュー

メニューはシンプルです。

メインは「もつ鍋」一本!
女性でも一人前食べれると思いますので、人数分注文してOKだと思います!

鍋が出来上がるまでの間に一品料理を頼むのも忘れずに!
酢もつや角煮たまごが人気のようです。

また、シメにはちゃんぽん麺ご飯があります。
ご飯には卵を入れて、ビビンバ風にするオプションもあるようですよ〜。

作り方が書いてありますが、基本的に、お店のおばちゃんたちがやってくれます。
おばちゃんたちも、キビキビしたシステマチックなパートさんではなく、近くの農家のおばちゃんという雰囲気です。

ゆっくりした態度で、遠方から自宅へ来たお客さんを迎えるように、のほほんと対応してくれます。

いい感じです。

鍋はおばちゃんたちに任せて、思いっきり甘えちゃいましょう。

これが元祖もつ鍋だ!

秘伝のタレに漬けた新鮮なモツを!

もつ鍋
もつ鍋

タレに漬けられた新鮮なモツが運ばれてきました。
思った以上にいろんな部位がいっぱいで、小腸・大腸・心臓・センマイ(第三の胃)の4種類。
国産牛のモツを使っておられます。

タレはずっと漬け込んでいたわけではなく、あっさりと味付けした程度とのことです。

野菜を投入!

玉ねぎ、えのき、キャベツ、ニラなどの野菜を蓋をするように一気に投入です。

蓋がされれば、しばらく待ち時間です。
その間に、一品料理を楽しみましょう!

酢モツ

酢モツ
酢モツ

とてもシンプルな酢に漬けられたモツですが、これがうまい!
スライスされた玉ねぎのシャキシャキ感と相まって、さっぱりした酢モツは、目が覚めるような新鮮な気分になります。

角煮たまご

角煮たまご
角煮たまご

角煮たまごも飲んべえ的メニューですが、味がよく染みていて、美味しいです。
気分が盛り上がります。

もつ鍋誕生の秘密

お店の名前は万十屋です。
もつ鍋屋なのに。笑。

それもそのはず!
もともと万十を作っていたそうです。

戦後、万十を作る材料がなかなか手に入らない中、その当時は、福岡の方言で「放るもん(=捨てるもの)」と呼ばれていたホルモンを使って何かできないかと試行錯誤して誕生したのがもつ鍋でした。

放るもんと呼ばれるくらいで、誰も見向きもしていなかったと言います。

二束三文で売られるようなものでしたが、食べるには「臭み」を抜く必要があります。
これが大変で、なかなか食用にしようとする人はいませんでした。

それを徹底的に洗って、ようやく食べれるようになったのが万十屋のもつ鍋です。

そこからスタートして、福岡を代表するソウルフードの一つになるのですから、本当に素晴らしいですね。

甘辛い醤油ダレのもつ鍋を実食!

もつ鍋の出来上がり

火が野菜に通って、くたくたになってきたら出来上がり!
このあたりの指示もお店のおばちゃんの言う通りに。笑。

すき焼き風とも呼ばれる甘辛い醤油ダレですが、一口食べた印象では、それほど甘くはありません。
確かに普通の醤油ダレのもつ鍋よりは甘めですが、それよりもキャベツの甘みやニラの食欲を刺激する香りなどが渾然一体となっていて、「旨味」の方が強く感じられます。

これが元祖もつ鍋か〜」と誕生秘話に想いを馳せます。

モツは少し固めですが、噛み切れないほどではないので、ゆっくりいっぱい噛んで、その食感を楽しみましょう!
確かに臭みはありません

シメはビビンバ風で!

鍋を食べて、お腹がいっぱいになってきたら、最後にはシメが待っています。

まずは残ったタレにご飯を入れてくれます。
やっぱりシメもおばちゃん任せです!

それから卵を回し入れて・・・

はい、ビビンバ風ご飯の出来上がり!

ちょうどおこげが出来ているのが、なんとも言えない美味しさ!
通は、ちゃんぽん麺を食べた上に、ビビンパご飯でシメるそうですよ!

一品料理からシメまで、元祖もつ鍋屋らしい「美味しさ」を堪能出来ました。
なかなかアクセスが悪いので、海外や県外からの観光客風の人はそれほど多くないとのことでした。
車が運転できる観光客の方はぜひ万十屋さんに足を運んで欲しいなと思いました。

店舗情報

(※2019年2月現在の情報です)
店名:万十屋
営業時間:11:30〜22:00
定休日:月曜
禁煙・喫煙:禁煙(店内に喫煙スペースあり)
駐車場:あり
HP:http://manjuuya.co.jp/
住所:福岡市早良区田村1-12-10
地図:

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