「旧市街・オールドハバナ」カラフルな街をのんびり散策♪

今日も素晴らしい一日を!
福岡県糸島市で、ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
記事をご覧くださり、本当にありがとうございます!

2020年キューバ旅行記

この文章は2020年1月15日〜1月30日に、のぎー&かなが糸島を飛び出し、中米・キューバを旅行した時の記録です。
私たちは2015年にも、1年間で23ヵ国93都市を巡る「世界一周旅行」を経験しました!
みなさまの旅のご参考になれば幸いです。

キューバの「旧市街・オールドハバナ(La Habana Vieja)」はハバナ最古級のエリアで、1519年に建設が始まりました。
2019年で500周年を迎えた歴史的な都市です。

キューバ・ハバナはスペインの中南米における植民地経営の中心地として、また、貿易の最重要中継地として発展しました。

大げさに言えば、ハバナが世界の中心だった時代があります。
様々な現実の悲劇や喜劇、出会いや文化の交錯がハバナ発で世界中に広がっていました。

1959年のキューバ革命以降はアメリカとの断交、1991年の最大の支援国ソ連崩壊の影響もあり、世界の発展から取り残されたかのように、コロニアル様式の古い街並みが、「崩れかけながらも生き生きと」残されています。
街角で演奏されるキューバ音楽を流し聴きながら、さながらテーマパークのようなノスタルジックな街をのんびり歩いて楽しみましょう!

「旧市街・オールドハバナ」の注目ポイント・魅力

ハバナの詳細地図
ハバナの詳細地図

注目ポイント・魅力を列記します!

注目ポイント1:「マレコン」市民憩いの海沿い遊歩道

ハバナの海沿いは遊歩道として整備され、「マレコン(Malecón)」と呼ばれます。

マレコン
マレコン

マレコンはオールドハバナとセントロ地区の境付近から始まり、ベダード地区まで8kmに渡って続いています。
市民の憩いの場として知られていて、昼間は釣り人が集まり、夕方から夜にかけては若い人たちが談笑する社交場になります。

釣り人たち
釣り人たち
規則正しく並んでます
規則正しく並んでます

趣味なのか生活の糧なのかは分かりません。
なんだか楽しそうですね。

マレコンの歴史
マレコンの歴史

20世紀最初は干潟のような場所だったのが写真で分かります。それから道路が整備されて、現在の姿になっています。

海沿いの建物も屋上はルーフトップバーになっている場所も多く、天気の良い日の夕方は本当に気持ち良いだろうなと思います。

修理中
修理中
修理中
修理中

潮風をモロに受ける海沿いの建物は傷みが激しく、立ち入り禁止の物件もチラホラ見かけます。
ただハバナは観光ブームに沸いていて、予算がつき始めているのか、修復が徐々に進んでいるようでした。

注目ポイント2:生活感溢れる路地

マレコンから内側のエリアに足を運ぶと、ハバナっ子の人々の生活がより感じられます。

中央公園(Parque Central)
中央公園(Parque Central)

中央公園より東側がオールドハバナです。

ハバナの路地裏の風景
ハバナの路地裏の風景
ハバナの路地裏の風景
ハバナの路地裏の風景
ハバナの路地裏の風景
ハバナの路地裏の風景

通りによって色彩・雰囲気が違います。
多くの市民が中心街に普通に住んでいて、洗濯物がはためいたり、小学生が通学していたり、思った以上に生活感が溢れています。

なお、一部の建物は崩壊寸前なので、よく注意して歩きましょう。

支え棒がある建物。怖い。笑。
洗濯物が干される風景
洗濯物が干される風景

不思議にもキューバの人たちは洗濯物を綺麗に干します。
サイズや色ごとに分けていて、綺麗なグラデーションを描いている場合も!
センスがありますよね!

テラスから通りを眺めている人も。

縫製工場
縫製工場

縫製工場で作業している人たち。
諸外国では効率化の名の下に、工場は郊外や海外に移転したので、あまり街中で作業光景は見かけませんが、ハバナではとても自然な光景として残っています。

アート作品?
アート作品?

アート作品らしき布が垂れ下がる通りもありました。
街角やカフェからは、サルサやソンなどの陽気なキューバ音楽が聞こえてきます。
歩いているだけでも楽しくなります。

注目ポイント3:博物館級のクラシックカー

アメリカの経済制裁の影響もあって、車産業が発展出来なかったキューバでは現在でも古い車が現役で動いています。
平気で1950年代のクラシックカーが動いているのでびっくりします!
(そして、凄まじい排気ガスの量に2度びっくり!)

クラシックカーは基本的にタクシーとして運用され、観光客に人気があります。(ただ通常のタクシーより相当高いです)

馬車も!
馬車も!

クラシックカーだけでなく、馬車もよく見かけます。
クラシックカーは観光客を待ち構えるようにズラッと並んでいますよ。

クラシックカー
クラシックカー
クラシックカー
クラシックカー
クラシックカー

絵になりますね〜。

物資が不足するキューバでは大切に使い続ける習慣が染み付いていて、調子が悪い車をメンテナンスする様子がその辺りで頻繁に見れます。

注目ポイント4:音楽が聞こえる街角

キューバでは音楽をとても大切にします。
街角やカフェでは音楽隊が陽気なキューバ音楽を演奏しています。
(彼らは政府から認められたミュージシャンで、特定の場所で演奏が可能なんだそう!)

素敵な音楽だなと思ったらぜひチップを渡してくださいね。

大きな扉を前に!
大きな扉を前に!
音楽演奏の様子
音楽演奏の様子
音楽演奏の様子
音楽演奏の様子

素敵ですね!
日本ではこういうBGMが全部配信になって、スピーカーから流れてくるわけですが、キューバではBGMを生身の人間が演奏しているわけです。

そっちの方がいいんじゃないかな、とキューバに来ると思います。

演奏している人たちも初老のおじいちゃんたちの渋いバンドから音楽学校の学生かなと思うような若いグループまで様々です。(音楽教育も無償のキューバでは若くても上手なミュージシャン多いです!)

ミュージシャンの修行にもなりますよね。

路上で食事も!
路上で食事も!

オールドハバナでは、路上にテーブルを出して、カフェや食事を楽しめるお店も多いです。
天気が良い日は最高に気持ち良いでしょう!

注目ポイント5:歴史的建造物

500年の歴史を持つハバナには素晴らしい建造物も多いです。
歩いていると、立派な建物が路地の先に見え隠れします。

おっ、あそこまで歩いてみよう!
と興味が湧いて、あちらこちらにと楽しく歩けます。

4つ星ホテル・ラケルの外観
4つ星ホテル・ラケルの外観
Policía Nacional Revolucionaria Comandancia General
Policía Nacional Revolucionaria Comandancia General

国立革命警察本部(Policía Nacional Revolucionaria Comandancia General )は頑丈そうな石造りの建物です。
16世紀の砲台跡とのことですが、すごい所に警察の本部がありますよね。
ちなみに立ち入り禁止です。別に入りたくはありませんが。笑。

カピトリオ(旧国会議事堂)
カピトリオ(旧国会議事堂)

こちらは厳密にはセントロ地区になってしまいますが、アメリカの国会議事堂をモチーフに作られたカピトリオ(旧国会議事堂)です。
堂々とした威厳のある雰囲気が漂っています。

キューバ革命までは実際に国会議事堂として機能していました。

「旧市街・オールドハバナ」を訪れた感想

訪れて感じた個人的な感想を記したいと思います。
人によって目的・感じ方は多様ですので、下記の個人的な感想に関わらず、興味を持たれた場合は、訪問するのをぜひおすすめします!

個人的な感想

旧市街・オールドハバナ(La Habana Vieja)」は歴史的な建造物から庶民の生活の雰囲気まで、バラエティに富んだハバナを見せてくれる場所です。
街角からは音楽が聞こえ、カフェやレストランもあって、街歩きがとても楽しいエリアになります。
ただし、観光客の急増に伴い、地元民の居場所が少なくなって非常に観光的な場所なのは事実です。
飲食店もその影響からか、接客や料理の質が落ちているかも知れません・・・
観光客は味が良くなったとか悪くなったとか正確なジャッジが出来ませんので、仕方がありません。

個人的にはむしろ、ディズニーランド的な「キューバテーマパーク」だと割り切って楽しむのをお勧めします。
本物のキューバがここにある!と思ってオールドハバナを訪れると、肩透かしに合うかもしれません。
でも歩けば様々な驚きがある、美しく楽しい場所です。

キューバ旅行の参考情報

上記の「キューバ」情報は参考になりましたでしょうか?

その他の情報は以下のリンク先をご参考ください。
キューバ「ハバナ」のおすすめ観光ガイド

それでは良い旅を!
機会があればぜひ、福岡・糸島にも遊びに来てくださいね!

「癒し」と「わくわく」の糸島でお待ちしております!

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