こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「フランス」で2015年6月7日に、私たちが体験したお話です。
あの2CVに乗れるとは!
フランスのル・グラン・プレシニーにいます!
今日はホストの愛車・シトロエンが誇るクラシックカー「真っ赤な2CV」に乗って日曜市へお出かけです。
(前回の2CVについての記事もご参考に!)
たかだか買い物だけど、クラシックカーに乗って、たまにしかない市に行くというだけで、完全な「非日常」!
佳奈と2人で超ワクワクです!
マルシェ文化について
フランスはたいていの町や村では、定期的に市(マルシェ)が開かれます。
スーパーマーケットが一般的な現在でも、市の方が、新鮮で安心な食材が安く手に入るため、未だに人気があります。
そういえば、トゥールーズに滞在した時、郊外のRevelという小さな村へ行きました。
ここはなんと14世紀から続くマルシェが有名で、毎週土曜日には遠方からはるばるお客さんがやってくるとか。
どの市でもやはり、フレッシュなチーズはみんなの楽しみのようです。
フランスの食卓には欠かせないチーズ。正直、日本人が想像する以上に、みんな頻繁に食べてます!
メインの食事の後に「山盛りのチーズ」を食べたり、昼飯がパンとチーズの盛り合わせという家庭も多いのでは。
マルシェでは大規模に展開していない、ローカルなチーズ屋さんが出店していることもあって、それぞれお気に入りのお店で買うのが楽しみみたいですよ。
2CVでレッツゴー!
私たちが訪れるのはデカルト(Descartes)という町です。家から15キロ以上あるでしょうか。
2CVに乗ってレッツゴー!
佳奈さんはクラリス姫になった気分です。
わーい(⌒▽⌒)狭い。笑。
ホント、小さな可愛い車です。2CVとワイヤーで形取られたウィンカーが素敵!
エンジン音もキュート!アクセルを踏み込むと、ものすごい遠くで、消防車がサイレン鳴らしているかのような、甲高いけどめっちゃ弱々しい音を立てます。
まるでジェットコースターのように、風景がものすごく速く脇を通り過ぎるので、一体何キロ出してるのか?と思ってメーターを見ると、たった40キロ!
体感速度は100キロくらいに感じてたので、佳奈さんと「不思議だー」って言い合ってました。
車高が低すぎるので、体感速度が上がってたみたいです。遊園地のゴーカートに乗ると時速20キロでもすごく速く感じるのと同じ。
なんと、この2CV「最高時速70キロ」しか出ないらしい!
そして、ホストの二人は大の野鳥好き!
急に車を停めたと思ったら、双眼鏡を覗いてバードウォッチングです。
フランスのこの地は彼らには完全に「地上の楽園」ですね。
あと花も大好きなのです。だからまた車を停めたと思ったら、「そこに紫の花がどーのこーの」となるわけです。
いくら2CVが遅い車だからってよく気づくな〜って思います。
ローカルマーケットは楽しい!
デカルト(Descartes)に着きました。けっこうお客さんで賑わっています。
大体、ヨーロッパの町は教会のまわりに広場があるので、そこを中心としてマルシェが立ち並ぶことが多いようです。
広場って大事だなぁ。
業者も移動販売者で各地を回るようで、魚から肉、卵、ソーセージ、チーズ何でも売ります。
車体の側面を開けば、ショーケースみたいな車も多くて面白いです。
そして広場から流れるように、ストリートの端にもお店が並びます。
賑やかです。
近所(車で20分くらいで来れる範囲)の住民の方はたいていマルシェに顔を出すので、すぐに「挨拶」が始まります。
ホストもフランス人の友達やイギリス移住組の友達たちと挨拶を交わしていました。
交流の機会としても本当にいいですよね。そしてカフェで一服していると友人が集まってきたり。。。
ヨーロッパの「カフェ」は本当に社交場なんだと実感。
「カフェ」とマルシェのような「イベント」って本来、超相性がいいのかもしれません。
あと花ですねー。フランスでは花と野菜の種や苗は基本的に同じお店が扱うみたいです。
「フランス庭園」についてのDVDを先日見ていたら、野菜畑もお花のように幾何学に綺麗にレイアウトしてましたもんねー。
はー、楽しいマルシェでした!
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)