味噌作り教室のお手伝い!

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こんにちは!

要注目の観光地・福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!

私の母親のお姉さんは、地元糸島で、本業のレタス栽培の傍ら、みんなに郷土料理を教えています。
市から依頼されることが多いみたいですが、今回は「味噌作り」を行うということで、お手伝いしてきました。

味噌は家庭で作るもの

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↑先生の三坂さん。

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↑説明を聞く、参加者の皆さん

昔は、味噌は家庭で作るものだったらしく、どこでも作っていたといいます。
でも今ではスーパーで買う人が多いですよね。手作りの味噌は麹菌が生きていて、風味が全く違うといいます。
今日作るのは、「合わせ味噌」です。

麦麹と米麹を混ぜるタイプの合わせ味噌です。私たちはどうやって作るのか全く分からないので、興味津々です。

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↑原料の大豆

味噌の原料は大豆だとは知っていますが、大豆が跡形もなくペーストされた味噌を、ただスーパーで買っているだけだと、ただの「知識」でしかありません。こうやって、大量の大豆を目の前にすると、やっぱり味噌は大豆なんだ〜って実感しますね。知識が「知恵」になり始める瞬間です。

ちなみに、大豆は地元の百笑屋さんからです。

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↑米麹に麦麹に塩

米麹は糸島の「カノオ醤油」さんから!

↓カノオ醤油さんの麹を使った甘酒
福岡県産米と米麹に発芽玄米を加えて造った、ヘルシーな無添加、ノンシュガー、ノンアルコールのパウチ入り発芽玄米甘酒500g そのまま飲めるストレートタイプ

地元産の食材で料理教室が出来るっていいですね〜。

文明の利器を使って・・・

味噌を家庭で作るのがいい、いいとは分かっていても、労力と時間がかかります。
そこで文明の利器の登場!

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↑圧力鍋

これによって、大豆を煮る時間を大幅に短縮できます。豆ってなかなか煮えないですからね〜。

さらに、餅つき機も使います!!!

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↑餅つき機で大豆をこねます。

昔は杵と臼で大豆を潰したそうですが、臼は普通持ってませんよね。まぁ、餅つき機もなかなか持っている人は少ないですが。笑。
うん、やっぱり、味噌作りは料理教室で、みんなで協力してやった方がいい!笑。一度作れば、半年から1年は大丈夫でしょうから、みんなでたまにワイワイしながら作るのがいいですね。

安心の保存食

最後は大豆のペーストと麹類を混ぜ合わせて、雑菌が繁殖しないように、空気を抜きながら、桶に詰めていきます。

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↑お団子にして、まず空気を抜きます。

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これであと1か月寝かしたら一応食べれるそうです。当然、数ヶ月寝かせて、もっと熟成させた方が美味しいです。

味噌は日本の保存食の代表ですね。
戦後の混乱期においても食料がなくても、自家製の味噌が残っていれば、「まぁ、何とかなる」と思って安心したというエピソードを聞いたことがあります。

東北の大震災を経験して、保存食のニーズがとても高まっていると思います。
自家製味噌を常備するというのも、一つの備えですね。

今日もいい経験ができました。ありがとうございます!

**糸島コンシェルジュがいる宿**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)