こんにちは!
要注目の観光地・福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
志摩桜井に工房を構える、「窯元ろくろ」さんにお出かけしてきました。
糸島クラフトフェスでお茶碗を買って以来、私たちはとてもファンになったので、工房&ギャラリーにお伺いするのを楽しみにしておりました。
田園地帯の一軒家を使った、工房&ギャラリー
市街地からも離れた、田畑の中に工房はあります。一息深呼吸をするだけでリラックス出来ます。
は〜、落ち着く〜。
まさに古民家の趣で、板壁が美しいです。波紋を描いてますもんね。
入り口には薪が積み上がっています。おそらく焼き物の火入れをするときに使うのだと思われます。
まるで、お茶室にやってきたかのような、凛とした雰囲気です。
これは来るだけでも価値がありますね。すごい。
調度品や障子などの建具との調和具合が素晴らしいですね。元の建物もすごいわけですが、それに合うように棚や机の位置や高さをしっかりと考えておられるのは間違いないと思います。
作品をじっくりと鑑賞しましょう
ギャラリーは常にオープンというわけではないので、あらかじめお電話でご確認されるのをお勧めします。
本日は、作家の浅見さんと奥様がいらっしゃいましたので、ご対応頂けました。
ギャラリーの中に入ると、一点一点がアート作品のように感じられます。
色味も黒といっても色々な黒があります。青みがかった黒や鈍い黒など。
製作中のマグカップも持ちやすくて、販売開始されたら買いたいなと思っております。
以前糸島クラフトフェスで浅見さんにお話を伺った時は、明らかに表現したい色や形をしっかりイメージして作っておられるのが分かりました。
「この形もいいですけど、私として表現したかったのはこちらの方です」とはっきりおっしゃってました。
アーティストですね。陶芸は火を入れるまで最終的な形や色がどうなるか分からないですから。それが楽しくもあり、悩みどころでもあり・・・
浅見さんは、名古屋出身で、常滑焼や唐津焼の修行を経て、糸島で工房を開かれました。
私たちが使っている浅見さんのお茶碗も粉引という技法を使った、やんわりとした白い器ですが、手になじむ感覚があります。
いい器だなぁと思います。
お茶を頂いたり、チビちゃんと遊んだり
猫!
ギャラリーを歩き回りますが、置いてある器を倒さないように歩いているのがなんだかかわいい。
こちらには、応接室もあって、ちゃっかりお茶も頂きました。ありがとうございます。
実際に作品を使うことも出来るのがいいですね。
お茶を飲みながら、お話も伺います。
入り口に置いてあった薪が気になったので、「焼く」ことについて色々聞いてみました。
やはり、松が燃料としては最上で、温度が上がりやすいとのこと。それによって仕上がりが変わるので、燃料はなんでもいいわけではないようです。
乾燥した木の方が当然良いので、民家の解体情報などがあると、もらいに行くそうです。
ガスや電気釜もそれぞれ長所と短所があるので、結局何を表現したいかで、どうやって作るかがある、という話も伺いました。薪を使うとなると、その調達がとにかく大変そうだなという気がします。
奥深き陶芸の世界です。
クッションの柄も雰囲気に合っていますね。
そして、チビちゃんもやってきました。
「こっち、こっち〜」と私は手を引かれて、子供部屋で一緒に遊びます。かわいい〜。
五感を刺激するものがいっぱいある環境で育ってていいなぁ。
今日はありがとうございました!
また窯開きの時に遊びに来たいと思います。
どんな器になるんだろう。
明日も糸島を楽しみます!!
店舗情報
店名:窯元ろくろ
営業時間:11:00-16:30
定休日:月〜金曜
*ギャラリーに立ち寄る際は、あらかじめ状況をお問い合わせください。
住所:糸島市志摩桜井2607
HP:http://www.kamaroku.com/
地図:
(※2017年3月現在の情報です)
**糸島コンシェルジュがいる宿**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)