こんにちは!
福岡・糸島で、ゲストハウス「前原宿ことのは」を運営するのぎー&かなです!
今日もブログ訪問ありがとうございます!
糸島プレゼンのため、釜山に滞在しております。
私たちを招いてくださった、釜山出身で、Totatogaのリンさんに、釜山一の繁華街・南浦(ナムポ、남포)を案内して頂きました!
南浦(ナムポ)は、東京でいえば、神保町とかっぱ橋、築地と渋谷が一ヶ所に集まったかのような、誰もが楽しめる、とても刺激的な街でした!
今回、釜山出身のリンさんにご案内頂いたので、エリアを超効率的に楽しめるルートだったと思います。
私たちは、中央洞から歩いて、本屋街の「宝水洞本屋通り(ポスドンチェッパンコルモッ、보수동책방골목)」に行き、それから、食材店や飲食店、テイクアウトのお店がいっぱいある市場「富平カントン市場(プピョンカントンシジャン、부평깡통시장)」へ行き、なんでもありの巨大市場「国際市場(クッチェシジャン、국제시장)」を抜けて、釜山国際映画祭の会場でもある、「BIFF広場」で屋台を楽しみ、最後は、渋谷の繁華街のような「光復路(ガァンボッロ、광복로)ファッションストリート」に行くルートを楽しみました!
これらが全て徒歩圏なんです!
宝水洞(ポスドン、보수동)本屋通り
第二次世界大戦後に日本人が残した本を露店で売りさばいたのがルーツと言われる、書店街です。
まるで東京の神保町にやってきたかのような雰囲気。
あらゆる本があって、新刊から古書まで揃い、韓流スターに関する本もあるので、日本の韓流ドラマファンも入手しそびれた本を探しにやってくるそうです。
店番のおじさんは、本に埋もれて、半分寝てます。笑。
人がようやくすれ違えるくらいの細い路地の両面に、本屋がびっしりと並んでいます。本好きの私たちは大興奮。
本屋は50軒はあると言われ、カフェもちらほらとあって、本好きにはたまらないエリアです。
ちょっとしたテイクアウトのお店もあって、小腹を満たせます。
一瞬、コロッケかなと思いましたが、中身はメンチカツのような感じで、肉汁がじゅわ〜と出てくる美味しい揚げ物でした。1個1000ウォン(約100円)でした。
釜山は開発が進み、高層ビルがいっぱい増えていますが、街にはこういう、ざわざわ・ごちゃごちゃした空間も必要ですから、しっかりと残して欲しい場所だなと思いました。
次に、本屋街のすぐお隣にある、富平カントン市場(プピョンカントンシジャン、부평깡통시장)へ向かいます!
富平カントン市場(プピョンカントンシジャン、부평깡통시장)
富平カントン市場は、昼間は、食材や加工品や韓国料理店が軒を連ねる、東京でいえば築地の場外市場のような雰囲気の市場です。
夜はそれらのお店の大半は閉まりますが、代わりにアーケード街に、無数の屋台が出現して、韓国ローカルフードを楽しめる、一大観光地として名を馳せています。
様々な食材が並べられていて、見ているだけでも楽しいです。
お店のおばちゃんたちの呼び込みの掛け声もあって、全体的に活気があります。ワクワクしますね〜。
私たちが訪れたのは夕方だったので、まだ屋台は出ていませんでしたが、夜は夜でさらに賑やかになるんでしょう。
富平カントン市場と国際市場の境目・国際地下道商店街がある通りを歩きます。
この地下にも商店街が伸びているらしく、商店街が立体的に交差する集積具合に面食らってしまいました。すごいエネルギッシュな空間です。
国際市場(クッチェシジャン、국제시장)
国際市場は1200を超える店舗が連なる、超巨大な市場です。
日本にあるかな?と思うぐらいのスケール感です。
もともとは、朝鮮戦争の後に、米軍から入手した品々や釜山港経由で入ってくる海外物資を闇で流していたのが、市場の始まり。
ないものはないと言われるぐらいに様々な商品が売られています。
料理の道具や食器、照明なども売られていて、まるで浅草のかっぱ橋商店街に来たかのようです。
多分、ここに来れば、飲食店を開くのに必要なものは全て揃いそうです。
それ以外にも韓国の伝統工芸や衣装、若者向けの衣料品やアクセサリー、古着なども売られています。
電化製品もあります。
飲食店や屋台もあるので、半日以上、国際市場だけを楽しむのも可能ですね。
2014年に韓国で大ヒットした映画「国際市場で逢いましょう」の舞台にもなったようで、撮影に使われた場所で記念撮影をする人もいっぱいいらっしゃいました。
丁寧に、写真スポットを教えてくれています。
釜山国際映画祭・BIFF広場
そしてお次は、アジアを代表する映画祭・釜山国際映画祭の会場の1つでもある、「BIFF広場」へ!BIFFは「Busan International Film Festival」の略称ですね。
この周辺には劇場や映画館がいくつもあって、映画祭を訪れた世界的映画スターの手形も展示されており、映画・文化の街としても知られています。
その中心のBIFF広場には、屋台がずらっと並びます。
おでんなど様々な屋台が並ぶ中で、一際人気なのが、シアホットクの屋台。韓国の方々の大行列です。
訪れたのは、アジョッシ シアホットク(아저씨 씨앗호떡)という屋台です。
シアホットクは、かぼちゃの種や松の実、ピーナッツなどのシア(種)を揚げたてのパン生地に包んで食べる、韓国のファーストフードです。
こちらのお店の油は乳白色でびっくりしましたが、どうやらバターで揚げているようです。
別のお店で食べた時は、透明なオイルで揚げていて、風味が少し異なりました。
揚げたてのパンをハサミで横からざくっと切って、隙間を作り、その中にシアを詰め込んでいきます。
生地がモチモチしていて、シナモンシュガーが入っているので、おやつのような感じでパクッと食べれます。
バターで揚げているので、コクと風味がありますね〜。さらにナッツの香ばしい味わいと食感も加わって、他の国では見られない独特の屋台フードです。美味しい〜。
これで1200ウォン(約120円)でした。こんな美味しいのが気軽に食べれるとは釜山っ子が羨ましいな〜。
光復路(ガァンボッロ、광복로)ファッションストリート
そして最後は、光復路(ガァンボッロ、광복로)ファッションストリートです。
ロッテ百貨店というデパートもすぐ近くにあり、世界的なアパレル会社のお店がストリートに連なっていて、まるで東京の渋谷のような雰囲気です。
ご案内して頂いたリンさんと一緒に!
観光スポットを効率よくご案内してくれて本当にありがとうございました!
サンタクロースの格好をした女性の方々が道行く人にジンジャーティーを配っておられました。
クリスマスが近いからか、素敵なプレゼントを頂きました。
砂糖の入ったジンジャーティーで体がとっても温まりました。
中央洞(チュンアンドン)→「宝水洞本屋通り(ポスドンチェッパンコルモッ、보수동책방골목)」→「富平カントン市場(プピョンカントンシジャン、부평깡통시장)」→「国際市場(クッチェシジャン、국제시장)」→「BIFF広場」→「光復路(ガァンボッロ、광복로)ファッションストリート」という、面白い釜山の観光スポットを超効率的に回ることが出来ました!
私たちの場合、あまり時間がなく数時間で一気に回りましたが、はっきり言って1日かけて回っても十分楽しいルートだと思います。ぜひ釜山に行かれる方はこのルートでの観光も試してみてくださいね!
明日も糸島を楽しみます!!
**糸島コンシェルジュがいる宿**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)