こんにちは!
要注目の観光地・福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
私たちは2015年に1年間かけて、世界一周旅行を行いました。
訪れた国・地域は、23ヶ国93都市にもなります。
その体験をシェアしたいと思っていたところ、運良く機会を頂きましたので、東京にてトークイベントを初開催させて頂きました。
世界一周旅行報告会
イベント日の6月9日(土曜)は梅雨にも関わらず、東京は良い天気でした。
今回の企画は、宿のお客様であり、糸島を舞台にした映画「糸」にもエキストラで出演した内藤さんのおかげで実現しました!
本当にありがとうございました。
そして、東京目黒区の国際交流ボランティアをやっていた頃の友人・大塚さんにサポートしてもらい、トーク&懇親会場のセッティングをお願いしました!
本当にありがとうございました!
お二人がいなければ、絶対に実現しなかったと思います。
いよいよトークイベントのスタートです!
トークイベントスタート!
場所は自由が丘から徒歩で行ける、緑が丘文化会館です。
ここは大塚さんが国際交流クッキングパーティを開いていたり、目黒区の国際交流イベントでも使われたり、私たちには懐かしい場所でもありました。
↓目黒区緑が丘文化会館
トークは14時にスタート!
なんと60名を超す方々にご参加頂きました。
ありがとうございました。
↓トークの様子
主に6つのテーマについてお話させて頂いたのですが、それらは後ほど簡単にご紹介させて頂きます。
参加者のみなさんご紹介!
今回は、私たちが東京に住んでいた頃の友人を中心に多くの方にご参加頂きました。
どんな感じの方がいらっしゃっていたかというと、ざっと以下の通り。
- 他言語サークル「ヒッポ」の友人
- 目黒区国際交流協会「MIFA」の友人
- アフリカ・ガーナ支援ボランティア「エニジェ」関係の友人
- 私たちが主催していた「英語の会」関係の友人
- 私たちの宿「ことのは」のお客様
- 映画「糸」の関係者
- 高校時代の友人
- 友人の知人
本当に様々な方がいらっしゃいました。
久々にお会いした方、初めてお会いした方もいて、とても嬉しかったです。
↓参加者のみなさんご紹介!
トークイベントは16:30頃には終わりましたが、質問もいっぱい出て、みなさんの興味をしっかり引き出せたようで本当に良かったです。
世界一周旅行に関するスライドは192枚!
そして私たちが住む福岡県糸島市の紹介スライドは35枚!
計227枚の内容を2時間半でご紹介させて頂きました。
準備頑張りました。笑。
↓記念写真
みなさんに会えて本当に嬉しかったです!
今から私たちの旅について簡単にご紹介しますね!
世界一周旅行のお話ダイジェスト版
私たちの旅行は少しユニークです。
なぜならあまり観光をしなかったからです。
私たちの旅のテーマ
旅をする前に、私たちは大きく、3つの旅のテーマを掲げました。
もともと国際交流が好きだった私たちは、世界中に友人がいました。
自国に帰って行った留学生たちや、仕事や結婚などで海外で暮らす友人たちです。
彼らに会いたいなというのが旅の動機の一つでもあります。
そして、暮らすようにゆっくりとした「滞在型」の旅を志しました。
やっぱり移動ってハードなので、無理せずに行きたかったからです。
また将来ゲストハウスをやりたかったので、世界中のゲストハウスを見てみたいという想いもありました。
↓6つのトークテーマ
そんな私たちが今回準備したトークテーマは以上の6つです。
話したいことは山ほどありますが、「暮らすような旅をすると何が得られるのか」と、旅が終わって2年半が経った今だからこそ言える「旅の価値は何だったのか」をぜひ伝えたいと思って、準備させて頂きました。
メキシコ編
メキシコ滞在で私たちが一番面白かったのは「Airbnb(民泊)」です!
誰かの家に泊まるのを民泊と言いますが、Airbnbはその世界最大のプラットフォームです。
メキシコのグアナファトという世界遺産の街で、私たちを受け入れてくれたのは、パロマとモイのメキシコ人カップル。
↓佳奈の誕生日をホストに祝ってもらう
別の部屋にはディアナという、公用語スペイン語が堪能なアメリカ人もいて、とても賑やか。
ホストの二人のホスピタリティがすごくて、ちょうど佳奈の誕生日だと知ったら、「誕生日パーティ」を素敵なメキシカンレストランで開いてくれました。
そんなことしてくれるんだ!って本当に感激しました!
ここから民泊にはまりましたね。
その後私たちは、世界中で「計16回、67泊」民泊を多用して、現地に住む人との様々なコミュニケーションを楽しみました。
【前編】「Airbnb(エアービーアンドビー)」のススメ!一年間の世界一周夫婦が語る!
↓一緒に散歩
パロマは時々、グアナファトの散歩に連れて行ってくれて、ガイドブックには載っていないグアナファトの魅力を私たちに教えてくれました。
この時、素敵なおもてなしを受けると、街自体が好きになる経験をしたので、地元の糸島でも生かそうと思ったんですよね〜。
↓時々、私たちもお客さんを糸島案内
だから、糸島でゲストハウスを始めてから、時折、お客さんを糸島案内することもあります。
海沿いのカフェでのモーニングなど、特に糸島に宿泊してこそ楽しめる場所もありますので、せっかく糸島来たなら体験して欲しいなと思います。
グアテマラ編
グアテマラはメキシコのすぐ南の小さな国ですが、私たちの気に入りの国でもあります。
なぜ、グアテマラに寄ったかというと、スペイン語の勉強をするためです。
中南米は基本スペイン語しか通じないので、英語が出来てもあまり意味がありません。
東京時代の友人じゅんこさんに紹介してもらった先生フリオにお世話になりました。
↓スペイン語の先生フリオ
レッスン場所は、フリオのお母さん・マリアの家の庭です。笑。
外なのでちょっと寒いですが、蛍光灯ギラギラの味気ないオフィスよりはよっぽど良かったです。
私たちはマリアの家にホームステイしながら、スペイン語を勉強しました。
何が良かったかって、フリオの教え方が上手なおかげもあって、言葉だけでなく、文化や価値観、社会情勢についても学べた点でした。
↓先生との会話
フリオは英語と少し日本語が話せますが、授業はできる限りスペイン語で、私たちにスペイン語を話す機会を多く作ってくれます。
時折、考えさせる話もしてくれて、上記の例はその1つ。
フリオは、離れた場所に住んでいるのですが、授業がない日も母親のマリアの家に顔を見せにやってきます。
そんな彼からすると、日本人(=私たち)の家族とのコミュニケーションは薄く感じられるようです。
本当に何が大事なの?というのを考えたことがあまりなかったなぁと、かなり反省しました。
明日生きているって当たり前ではないなと改めて思いました。
フリオに生きたスペイン語を習ったおかげで、その後の南米旅行がとても充実しました。
やっぱり、曲がりなりにも直接会話出来るって、旅をより一層楽しくしますね。
そう思ったからか、タイではタイ語を習ったり、日本に帰ってからは韓国語もちょっとずつ勉強したり、語学は出来る限りで習得していきたいなと思っております。
アンティグアでホームステイ&スペイン語勉強スタート! , Antigua, Guatemala
ブラジル編
ブラジルでは日系の弓場農場でボランティアをしました。
↓日系の弓場農場
ブラジルには今では100万人以上の日系人がいらっしゃいますが、当時はとても待遇が悪かったそうです。
↓芸術や文化の重要性を知っている
だからこそ、ただ農業をやるだけでなく、「芸術や文化活動」にずっと取り組んでこられました。
国家から切り離された以上、個々がしっかりとしたアイデンティティを持たねばならないということでしょうね。
不思議なことに、日本以上に日本らしい風習が残っていて、とても興味深かったです。
おくらの収穫&パッキング@ゆば農場 , Mirandópolis , Brazil
↓糸島で畑にトライ
弓場農場での農業体験が、今、糸島で畑をお借りしているのに繋がっている気がします。
フランス編
フランスでは田舎町に滞在して、ワークアウェイ(Workaway)というシステムを使い、ボランティアをしてきました。
ボランティアと言っても、食事と寝床は基本無料です。
↓ワークアウェイのホストはイギリス人
ホストはフランスにも関わらず、イギリス人のご夫婦でした。
EUなので、移住に深い制限がないんですよね。
↓畑や家事のお手伝い
私たちは主に畑仕事を手伝っていました。
ホストの2人は本当に多趣味で、私たちもこうありたいと思いました。
↓イギリス系の移住者たち
不思議なことに、フランスの田舎町にイギリス人が多く移り住んでいて、小さなコミュニティがありました。
一緒にBBQしたり、お茶したり、面白い日々を過ごしました。
EUのダイナミックさを感じるとともに、イギリスのEU離脱問題など、その流れに取り残されている人も多くいるんだろうなと肌で実感しております。
フランスの田舎で「家事手伝い体験」!初利用のWorkaway! , Le Grand Pressigny , France
ボスニア・ヘルツェゴビナ編
かつてのユーゴスラビアという国から独立した、ボスニア・ヘルツェゴビナに行きました。
↓友人アミラ
友人のアミラに会うためです。
ボスニアといえば、独立時の内戦がとても悲惨なものだったので、記憶にある方も多いと思います。
↓首都サラエボ旧市街の平和な賑わい
現在は内戦終結から20年以上経ち、街はとても平和です。
夜でも子供たちが繁華街に家族と一緒にお出かけ出来るくらいです。
なんて平和な街なんだろうと思う反面、町中に内戦の傷跡が残されていて、戦争と平和について深く考えてしまいます。
↓内戦の傷跡
サラエボの街を歩いていると、「平和」と「家族」を第一に考えるボスニアの現在の様子が直に感じられます。
失業率は40%を超えて、世界有数の景気の悪さだというのに、街は平和そのものです。
一週間もボスニアにいれば、何か感じるものがあるはずです。
中東とヨーロッパの文化がミックスしていて、食事もリーズナブルでとても美味しいので、ぜひ訪れて欲しい国だと思います。
サラエボで感じる内戦の爪跡と未来 , Sarajevo , Bosnia and Herzegovina
スリランカ編
スリランカではまた、ワークアウェイ(Workaway)を使って、ボランティアをしてきました。
↓リゾート地でボランティア
世界各国から集まる人と一緒のボランティアはとても楽しかったです!
↓ホステル建設のお手伝い
何をしていたかというと、ホステルを建設していました。
といっても、1日2〜3時間のお手伝いで、そのあとは徒歩3分の距離にあるビーチでのんびりしてましたが。笑。
↓食に恵まれたスリランカ
スリランカは自然が本当にパワフルで、フルーツを中心に食材にも恵まれています。
スパイスだって、インドより種類も豊富らしいです。
そんな中、とあるスリランカ人との会話から「食」の大切さに気づきました。
↓私が気づいた食の重要性
キーワードは新鮮さ!
「残り物」や「冷蔵庫に入ったもの」は絶対に食べないというスリランカ人がいて、何か重要な考え方が背景にあるなと思い、色々調べました。
日本だと、残り物はラップして冷蔵庫に入れて、翌日レンジでチン!でOK!ぐらいの感覚だったので、実はこれってやばいのかな?と思ったのです。
実際、やばいと思います。
食べるとは「命を頂くこと」ですが、何でも食べれば良いのではなく、命があるうち(=新鮮なうち)に体に取り入れるのが、どうも重要だと気づいたのです。
それに気づいて、食習慣を改善してから、私たちも体調が明らかに改善。
逆にいうと、自分があまり消化に向いていない食べ物にも、自分で気づくことが出来ました。
ワークアウェイでホステル建設のボランティア!1日のスケジュール紹介 , Mirissa , Sri Lanka
観光、観光の旅行も楽しいですが、私たちのような「暮らすような旅」は、学びの多い旅でもあるし、将来に必ずつながる旅でもあるなと、振り返ってみると、とても強く感じます。
ぜひぜひ、みなさんにお勧めしたいです!
懇親会&お世話になりました!
今回はトークイベントだけでなく、懇親会も開催しました。
懇親会
↓懇親会場
懇親会の会場はg-sizeというイベントスペースでした。
↓食事&ドリンク
手配頂いた、大塚さんありがとうございました!
↓懇親会参加者のみなさん
懇親会から参加される方もいて、久しぶりの再会にとても嬉しくなりました。
↓記念写真
集まった方も個性豊かな方ばかりで、驚くお話がいっぱいでした。
本当に楽しい時間をありがとうございました!
もし、私たちの話を聞きたい方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。
ぜひ私たちの体験をシェアさせて頂きたいと思います。
あと、旅行本の出版もしたいです!
旅が終わって2年半経ったからこそ言える「想い」に気づきました。
きっと多くの人のお役に立てるはずです!
Special thanks
今回の東京滞在は、友人の野中さん&ラッセル夫妻の新居にお邪魔させて頂きました。
↓野中さん&ラッセル
プレゼンの練習にも付き合ってくれてありがとう!
糸島にぜひ遊びに来てくださいね。お待ちしております。
そして、忙しい中、映画「糸」に出演していた子役のえみなちゃんとお母さんの愛美さんにも会えました!
↓えみなちゃん&愛美さん
銀座の三越でオセロして、久々の再会を楽しみました。
屋上に出世地蔵なる名所があるんですね〜。
知らなかった。
本当に貴重な機会をありがとうございました!
明日も糸島を楽しみます!!
**糸島コンシェルジュがいる宿**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)