今日も素晴らしい一日を!
福岡県糸島市で、ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
記事をご覧くださり、本当にありがとうございます!
この文章は2020年1月15日〜1月30日に、のぎー&かなが糸島を飛び出し、中米・キューバを旅行した時の記録です。
私たちは2015年にも、1年間で23ヵ国93都市を巡る「世界一周旅行」を経験しました!
みなさまの旅のご参考になれば幸いです。
トリニダー郊外の世界遺産「ロス・インヘニオス渓谷(Valle de los Ingenios)」を蒸気機関車で巡る小旅行を体験しました。
マナカ・イスナガの塔などに行ける、約半日のツアーです。(行程やマナカ・イスナガ、グアチナンゴに関する記事は以下のリンクをご参照ください)
「蒸気機関車でマナカ・イスナガへ」トリニダー郊外への小旅行(Part 1)
「蒸気機関車でグアチナンゴへ」トリニダー郊外への小旅行(Part 3)
この記事では、サトウキビ工場跡(現・Museo del Azúcar Central F.N.T.A)を訪れた際のお話をご紹介します。
「サトウキビ工場跡」の注目ポイント・魅力
私の記事ではサトウキビ工場跡と書いていますが、2020年現在は、「砂糖博物館・中央FNTA(Museo del Azúcar Central F.N.T.A)」と名付けられています。
博物館なんですね。
これは2010年からなんだそう。
ちなみにFNTAとは「Federación Nacional de Trabajadores Azucareros」の略。
日本語に訳せば「砂糖労働者の全国連合会」的な感じです。
なんか社会主義感あふれる用語ですね。
訳したところで意味は不明ですが、ネット上に転がってる、英語やスペイン語の説明を色々読む限りではこのあたりの地域名でもあるようです。
ほぼ砂糖生産の為に出来た街のようで、人口は2300人程度。
日本で言えば、「〇〇工業団地」的なネーミングセンスに近いのかもしれません。
注目ポイント・魅力を列記します!
注目ポイント1:田園風景の先の工場
マナカ・イスナガから蒸気機関車に乗って、工場跡地(博物館)へ向かいます。
そこまでの道筋が、とても生活感溢れ、興味深いです。
住宅地を縫うように機関車が抜けていきます。
1日1回の運行なので、みんな手を振ってくれます。
少し離れると牧草地が広がっています。
さらに離れるとプランテーションが。
ゆっくりゆっくり機関車は進みます。途中、トラクターに抜かれたのにはびっくりしましたが。笑。
何かの野菜だと思いますが、かなりの大規模栽培です。
キューバはアメリカの経済制裁の影響で、化学薬品があまり手に入らないので、野菜は農薬をなるべく使用しない方法かオーガニックで生産されています。
マナカ・イスナガを出発して約30分でサトウキビ工場跡に到着です。
やっぱり、突如巨大な建造物群が現れるので面食らってしまいます。
なかなか異様な光景です。
注目ポイント2:別に見学しなくても良い
サトウキビ工場跡、現「砂糖博物館・中央FNTA(Museo del Azúcar Central F.N.T.A)」での滞在は約30分です。
写真のバーテラスには無料で滞在出来て、ドリンクを注文するのも可能です。
必ずしも施設を見学する必要はありません。
サトウキビ工場跡地を眺めながら、ラム酒を飲む経験はなかなか出来ません。
奥側の施設を見学するには入場料1CUCが必要です。
19世紀終わりからこの工場はあるようです。
キューバのスペインからの独立戦争後に、地域の共同体が設立したと書かれています。
かつては地域の砂糖生産を一気に引き受けるほどの規模だったとのこと。
Central FNTAと名付けられたのはキューバ革命以降ですね。
2004年まで工場は稼働していたとあります。
注目ポイント3:大迫力の巨大建造物
注目すべきは、スケール感の大きな建造物の数々です。
小人になった気分です。
動かなくなった今でも十分な迫力があって、かつてはこれが動いていたかと思うと、ものすごい活気だっただろうなと想像しました。
廃工場も一種のインスタ映えスポット。
普通は解体され、跡形もなくなるのですが、ロス・インヘニオス渓谷では、博物館として蘇りました。
写真の撮りがいがあると思います。
いくつかの製糖設備には階段で登れます!
(しかし、マナカ・イスナガの塔で7階まで登ったので、それはもういいかと思って、登りませんでしたが。笑)
サトウキビ工場跡の次はグアチナンゴに移動します。
「サトウキビ工場跡」を訪れた感想
訪れて感じた個人的な感想を記したいと思います。
人によって目的・感じ方は多様ですので、下記の個人的な感想に関わらず、興味を持たれた場合は、訪問するのをぜひおすすめします!
個人的な感想
サトウキビ工場跡、現「砂糖博物館・中央FNTA(Museo del Azúcar Central F.N.T.A)」は、100年以上稼働した巨大砂糖精製工場でした。
ある意味インスタ映えスポットで、昔の生産設備がそのまま残されているので、とても貴重な場所だと感じました。
スタッフの人がいて、観光客に説明もしているようでしたが、こっちは自由行動だし、向こうも十分な人数がいる訳ではないので、工場ツアーのようにずっと説明してくれる訳ではないです。
テラスに座って、ラム酒を飲みながら廃工場を眺めるのも良し!
巨大な製糖設備に登って、周囲の景観を楽しむのも良し!
砂糖生産はキューバの経済の屋台骨だった時代も長いので、歴史に想いを馳せれる場所でもあると感じました。
観光名所情報
(※2020年1月現在の情報です) | |
名称: | 砂糖博物館・中央FNTA(Museo del Azúcar Central F.N.T.A) |
入場可能時間: | 不明 |
定休日: | 不明 |
料金: | 1CUC |
HP: | 不明 |
住所: | 不明 |
地図: |
「蒸気機関車でマナカ・イスナガへ」トリニダー郊外への小旅行(Part 1)
「蒸気機関車でグアチナンゴへ」トリニダー郊外への小旅行(Part 3)
上記の「キューバ」情報は参考になりましたでしょうか?
その他の情報は以下のリンク先をご参考ください。
キューバ「トリニダー」のおすすめ観光ガイド
それでは良い旅を!
機会があればぜひ、福岡・糸島にも遊びに来てくださいね!
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