こんにちは!
要注目の観光地・福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
糸島の中心・筑前前原周辺の活性化を図る、駅前基地 まちづくりデベロップメントの活動の一環として、マエバル空き店舗まちあるきというイベントがありましたので、参加してきました!
糸島ブームに乗り遅れる筑前前原
冬眠明け間近?の筑前前原
地図で見る通り、JRの駅もあって、地理的にも糸島の中心にあるのが、筑前前原です!
地元の人間にとっては、昔ながらの商店街へ週末に遊びに行ったり、買い物に行ったりする場所というイメージでしたが、それも昔の話で、1990年代後半以降、郊外型のショッピングモールや巨大スーパーマーケットが流行りだしてからは、かなりのダメージを受けました。
まぁ、日本中の田舎の中心市街地が同じような運命をたどったわけで、しょうがないといえばしょうがないのですが。。。
糸島はブームの甲斐もあって、年間600万人近くの観光客が訪れますが、その流れにも筑前前原はまだ乗れていません。
ただ、ここ最近は古材の森やここのき、駅前のバル、カルナスーパーフーズなど面白いお店が徐々に増えてきています!
まさに冬眠明け間近?という感じでもあります。
筑前前原の課題
- 個々のお店に専用の駐車場がない
- 不動産が出回らない
意外とシンプルかもしれませんが、大きな課題ってそんなに多くないかもしれません。
商店街の宿命か、今のような車社会を前提に街が作られていませんから、駐車場をどうするかは課題です。
私は、個々の店に駐車場がなくてもいいと思いますが、田舎の人は、大型のショッピングモール(無料の大駐車場付き)に慣れてしまっているので、100円パーキングに停めるのもためらう人がいるのは事実です。
また、商店街のお店って実は、「住宅兼商店」なので、誰かに貸し出すことを前提に作られていません。人に貸そうとすると設備投資が必要かもしれんと思って、面倒なのでそのままにしておこうと思う不動産オーナーも多いとか。
マエバル空き店舗まちあるき
筑前前原のメリットとしては、駅近で、商店・飲食店が密集しているので、
- 歩いて回って、糸島を楽しむことができる!
- お酒が飲みやすい!
- はしごが出来る!
という点が挙げられると思います。糸島は8km四方のエリアに数百のお店が点在しているので、車がないと回りきれません。しかも、飲酒運転は厳禁なので、案外お酒を飲もうとすると郊外は苦労します。筑前前原ならば、電車が使えるので、お酒だって飲めます!
商店・飲食店が密集する筑前前原は、糸島の中でも独自の魅力を出せるはずです!
そこで、筑前前原の空き店舗を紹介するツアーが企画されたわけです。(前置き長くなりました)
駅前基地 まちづくりデベロップメントの吉住さんの説明を聞きながら、参加者で、こんな店はどうだろう?あんなところが使いにくそう、とか色々な意見が飛び出します。
普通に不動産案内してもらうと、営業の人に気を遣って、本音を出さない人も多いと思うので、こういうイベントって一種のマーケティングみたいにもなって面白いなと思いました。
こういうスナックの跡地も空いてますよ!バーだったらそのままでも使えるんじゃないかな。
街中散策します
あいにくの雨模様でしたが、街中の空き店舗をフラッと歩きます。
古材の森の有田さんがナビゲーターとして参加されていて、「この建物は昔ナントカというお店が入っていた」とか「このお店の前はナニナニが入っていて、その前はナントカだった」とか、誰も知らないような細かな街ネタを披露してくれたので、とても面白かったです。
色々な物件がありますね。総じて2階以上の物件がなかなか埋まらないようですが、やっぱり筑前前原の客層が高齢化しているのかもしれません。エレベーターがない物件も多いので、上がるの大変!みたいな。笑。
40代以下くらいの若い人をターゲットにしたお店が求められているかもしれませんね。
歩いてみると、月極駐車場とか、100円パーキングだらけで、個々のお店に駐車場いるのかな?って具合でした。駐車場問題はみんなで知恵を出し合えば解決するかもしれません。
今後もこういうまち歩きイベントを開催する予定とのことなので、興味ある方は是非チェックしてください!
明日も糸島を楽しみます!!