6/9(土)私たちの「世界一周旅行」トークイベント@東京 開催!

100回目は何と糸島で!!食べる通信 車座キャラバン

こんにちは!

要注目の観光地・福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!

食べる通信をご存知ですか?
「食」に関心がある人の間ではとても話題の「情報誌」です。
生産者さんを丁寧に取材した記事と、少しの食材がセットになっていて、全国各地に31種類の食べる通信があります。限定された人しか購読できないので、一部では「空き」が出るのを待っている人もいるくらいの稀有な情報誌です。

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食べる通信は「東北食べる通信」が最初です。2013年に岩手県花巻出身の高橋博之さんが創刊されました。
その高橋さんが糸島のコワーキングスペース「ライズアップ芥屋」にいらっしゃったので、お会いしに行ってきました!

記念すべき100回目!車座キャラバン

車座座談会とは、「食」を切り口に「私たちの社会」について語り合う会です。参加者全員で車座を組み、上下なく語り合います。生産者のみなさん、消費者のみなさん、地域で活動されている人、自分が住んでいる地域をよくしたい人、食に携わっている人、高橋博之の話を聞いてみたい人など、ぜひこの機会にお越しください。

この車座を全国各地で行っておられますが、記念すべき100回目がなんと糸島だったのです!これは行くしかないでしょう!!

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↑一番左が高橋さん

だから、ぼくは農家をスターにする 「食べる通信」の挑戦
高橋 博之 CCCメディアハウス 2015-06-18
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by ヨメレバ

東北食べる通信の創刊は東北の震災と無関係ではありません。当時地方議員をされておられた高橋さんは、震災後に都会のボランティアと田舎の農産物生産者が結びつく様子を目の当たりにされます。

震災のダメージは相当なもので、今でも復活したとは言い難いですが、「初めて農家の人と話した」とか「初めてどうやって野菜を育てているか分かった」とか、「都会の人がどのように野菜を買っているかが分かった」とか、今までなかった人と人との接点が芽生え始めたのを感じたそうです。

私も東京にも田舎にもいたことがあるので、想像がつきますが、田舎の農産物生産者さんはどのように都会の人が自分が作ったものを買っているか知りません。何らかの商品やサービスのマーケティングの経験がある方なら分かると思いますが、どこの誰がどのように買うか分からない商品って普通作れないですよね。。。

都会の人だって、農産物の生産がどのようなものか分からないので、平気で「虫が食ってないキレイなのがいい」とかクレームを出します。

普通に作っていたらそんなものは出来ないので、生産者さんたちはクレームを避けるため、農薬をいっぱいかけて、虫が付かないようにします。農薬いっぱい使うと農家さんの体にも悪い上に、地中の微生物も殺すので、化学肥料も大量に必要になります。しかも形が悪いとそれだけで出荷できません。
そして、スカスカの野菜が都会のスーパーの棚に並び、コストかかった分やたら高い値段で売られます。

果たして消費者も生産者も得しているんでしょうか???

もし、生産者と消費者の間にコミュニケーションがあれば、「キレイなのがいいというのであれば、農薬いっぱいかけないとダメだけどいい?私の健康にも良くないんだけど・・・」と生産者は聞いてくるので、「それでいいです」とか「いや、やめてください」とかいう会話が成り立つはずです。

お互いを「見える化」したい!

それが、高橋さんが食べる通信で掲げる目標の1つです!

会話が成り立てば、そもそも問題が生じないんじゃない!?

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↑座談会の様子

車座なので、みんな順番に話していくのかと思いきや、高橋さんは熱い人なので、1時間以上ノンストップで想いを語りました。
すごすぎる。

話を聞きながら、色々思うことがありました。

農産物や加工品の中には、生産者自身が「食べたくない」と思っているものもありますよね。
例えば白砂糖は劇薬を使って白くするので、作っている人たちはあまり食べたくないと思っていると聞いたことがあります。
(参考に!白砂糖の害は恐ろしい | 羅漢果の基礎知識

Facebookを見ると、ブラジル産の鶏肉だとか、チリ産のサーモンだとか、コンビニの弁当だとか、危険だ、いや食べれる!とか色々情報が飛び交っています。
正直、専門家の意見ってどうでもいいと思います。私が思うに、「作っている本人が食べているのか、食べたいものなのか」というのが一番大切な指標です。作っている本人が食べたくないものを食べるっていうのは、レストランに行って、シェフから「これ、まずいよ」って言われたものを食べるのと似ているような気がします。

逆に生産者もイヤイヤ農薬を使っている場合もあります。「だって、キレイじゃないとクレーム付くかもしれないし・・・」ってね。

お互い疑心暗鬼で、コミュニケーションがないばかりにコストだけ上がって、品質が落ちていくという。。。

お互いを知ることで、回避できる問題や無駄もあるんじゃないかと思います。

高橋さんは、食べる通信で、Facebookのグループを通じて消費者と生産者が繋がる仕組みを作ったそうです。そうすると、消費者は生産者の想いや苦労を知って、ファンにもなるし、マーケティング上の厳しいアドバイスも出すようになります。
生産者も食べる人の顔が思い浮かぶので、生産にも今まで以上力が入るし、アドバイスを得て、品質向上や売り方の工夫にも繋げられるようになったそうです。

見事な、いい循環ですね!

成田愛子さんのローフード料理

座談会の後は、参加された皆さんで美味しい食事も楽しみました!

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福岡市を中心に、ローフード料理のケータリングをされておられる成田愛子さんが料理を担当されました!
(活動はホームページ「ablab.」をご参考に!)

ローフードって聞いたことありましたが、食べたのは初めて!
ついつい「生野菜とどう違うんですか?」って聞いちゃいましたが。笑。

ローフードとは、基本は菜食で、生の野菜や果物、スーパーフードなどが持つ生命エネルギーを最大限生かす形でいただくことができるように、通常、摂氏48度未満で調理した食べものの事です。

なるほど、なるほど。

成田さんはご自身の体調不良をきっかけにローフードに目覚められたとか。始めてみると、ローフードが体に合っていて、劇的に体調改善されてからはずっとローフードにこだわっておられます。

しかも今回は、糸島産のオーガニック野菜にこだわっておられます!メニューは以下のとおり!
・グリーンサラダ
・カラフル人参のラペ
・季節の野菜 ジェノベーゼソースかけ
・赤玉ねぎとかぶの葉のスープ
・赤人参の炊き込みご飯のおにぎり

普通の糸島産の野菜でも十分美味しいのに、オーガニックならではの力強さも加わって、もはや最強ですね!
糸島産のオーガニック野菜を増やしていくべきだと思います。そこまでくると、他の産地でライバルなんていなくなるんじゃないかな。。。

素材の組み合わせや、ソースやドレッシングをアレンジして、バリエーションを楽しむのがローフードの魅力ですね。
美味しかったです!また食べたい。

会では、ライズアップ芥屋を運営されているスマートデザインアソシエーションを中心に、「いとしま食べる通信」を立ち上げる!と宣言されてました!

おお!地元に帰ってきて、こういう「食」の仕事にも携わりたいと思っていたので、ライターします!って手を挙げてきました。私は地元の人間なので、その縁も活用して色々な人の想いを届けたいですねぇ。特に地産地消の観点からも地元の人にこそ知って欲しいですよね。

明日も糸島を楽しみます!!