こんにちは!
要注目の観光地・福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
糸島の魂のような食堂
わざわざ遠くから食べに来るお店ではないけど、地元の人にとっては強烈に思い出の中に存在するお店って誰にでもありますよね?
糸島にもあります。
角屋食堂です。
かつては糸島随一の繁華街として賑わった、筑前前原の商店街にあります。
私が小さかった頃は、休日や商店街でイベントがある日は家族で筑前前原に出かけていた記憶があります。
通りに人が溢れ、東京・原宿の竹下通りや、福岡・西通りのような賑わいがありました。
今はイオンなどのショッピングモールに人が集まっているのでしょうかね〜。
筑前前原にお出かけした時は、必ず、角屋食堂に寄るのが定番でした。
昔は、確か2階にカフェ部門のようなものがあって、そこも人がいっぱいで入れないってこともありましたね〜。
糸島人の「魂」のような、懐かしさいっぱいの角屋食堂ですが、今でもお昼時は近所で働く人たちで賑わっております。
なお、店頭の自動販売機に、「オススメ品」が紹介されているのもポイントです!
誰も気付かん、このさりげない告知は、レトロ建築愛好家の心をくすぐることでしょう。
レトロ感溢れる食堂
昭和感のあるタイル床にテーブル席。一部椅子や机が入れ替わってますが、基本昔のままです。懐かし〜〜。
↓内観
メニューもずらっと壁に貼り付いています。
有名人のサインがあったり、相撲の番付表があったり、マンガ本が並んでいたり・・・全然バラバラですが、妙に室内の雰囲気に馴染んでいます。
親の実家に戻ってきたかのような感じがします。いつもとは違うんだけど、なんか知っている気がする、「見慣れない」安心感とでも言うんでしょうか、そんな雰囲気を感じます。
地味に面白いのが、店内に置いてある、お店の案内です。
創業大正十年「頃」とか、営業時間「だいたい」10:00-19:00とか。
公式情報が曖昧という。笑。
でも実際合っていると思います。早めにお店が閉まっていたりね。そのマイペース感がたまりません。
地産地消にこだわった定食メニュー!
糸島を代表する大衆食堂である、角屋食堂は食材も糸島産にこだわります。
野菜はもとより、豚肉も糸島産を使っております。
その糸島産の豚肉を使った料理で、一番有名なのは何と言ってもポークチャップ定食(800円、2017年現在)です。
鉄板をジュージューいわせながら、運ばれてくるポークチャップ。厚切りの豚肉の上にケチャップとバターがのっています。
豚肉とケチャップでポークチャップですね。
アッツアツです!うま〜い。
ご飯によく合う、日本風の洋食です。ヨーロッパにはケチャップで味付けする料理はあんまりありませんからね〜。
シンプルに野菜炒めの定食(620円)もあります。
超ユニークな、ぜんざいまんじゅう
定食を食べるほどお腹が空いていない場合は、「ぜんざいまんじゅう」なんていかがでしょう?
ほぼ他では聞かないメニューですね。
福岡の言い方で言う「回転焼き(関東風なら今川焼き)」に見えますが、皮がモッチモチでなかなか切れません。
どうやら米粉を使っているようで、お餅のような感じです。
美味か〜。甘い餡との相性も良くて、持ち運び出来るぜんざいですね。
時が止まったかのような、お勘定場です。と見せかけて、実はWi-Fi飛んでいるんですよ(写真左下参照)。
角屋だって進化しているのです!角屋食堂でノマドワークだって出来るんです!!(←ちょっと力説)
ちなみにお勘定場に回転焼き・ぜんざいまんじゅうを作る機械も置いてあります。
手作りでやっておられますよ。ただ午前中行っても作っていないことがあります。笑。
やっぱりおやつ用に午後からの需要があるのかな。
昔は、糸島の人は筑前前原に用事があると、角屋に寄って、ここの回転焼きを家族のお土産に買って帰るのが定番でした。
角屋食堂がなくなると、心にぽっかり感が出てくる人もいるんじゃないかな。
いつまでもあって欲しいお店です。ぜひ筑前前原に来る際は角屋に寄ってみてくださいね。
明日も糸島を楽しみます!!
店舗情報
店名:角屋食堂
営業時間:10:00-だいたい19:00
定休日:日曜(不定期)
住所:糸島市前原中央3-20-1
HP:なし
地図:
(※2017年4月現在の情報です)
**糸島コンシェルジュがいる宿**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)