こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「グアテマラ」で2015年1月25日に、私たちが体験したお話です。
目次
年に一度の村のお祭り
グアテマラ・アティトラン湖の周りには12の村々が点在しますが、今日はその中の1つの村「サン・パブロ・ラ・ラグーナ(San Pablo La Laguna)」で、年に1回のお祭りが開かれるというので、日本人宿「Casa de Nagare」のオーナー家族と宿泊者のみんなとお出かけしました。
ちなみに宿があるのは、サンペドロという村。
今回行くのはサンパブロ。うーむ、分かりにくい。笑
ちなみに、チキンバスに乗って、20分くらいで着きます。前回遊びに行った、サンマルコスの近くの村です。
↑メインストリートには所狭しとお店が並んでいます。
↑おいしそうなトウモロコシ!
↑くじの屋台です。日本にも似たようなのありますが、こちらは商品が実用的です。
サンパブロとは、キリスト教の聖人であり、Wikiなどでチェックする限り、発音が異なればサンパウロになるのかな。。
とにかく、その聖人の名が付けられた村なので、一年に一度お祝いをするのです。
このあたりの村々の宗教観としては、スペイン人がやってきて以来、基本的にキリスト教カトリックが浸透しているようです。
多くの教会では「毎晩」のように、バンド付きの大演奏会が開かれます。
けっこう遠くにいても、マイクからの歌声とドラムが響いてきます。みんな一緒に歌って、1時間くらい続いたあと、牧師さんの説法がちょっとあります。どっちがメインか分かりませんが。
しかし、サンティアゴ・アティトランのマシモンに代表されるように、土着のマヤの宗教の影響も残っており、祭りとなるとそれが顕著に表れたりします。下の写真がまさにそうです。
↑鳥のような民族衣装を着た人達が、民家の庭でマリンバのリズムに合わせて踊っています。
かなり不思議な光景です。
これを見ていてあることを思い出しました。私の母親の実家あたりでは、お盆に、その年に亡くなった人の家に地域の人がやってきて、1時間くらいそこで「盆踊り」をしていくという風習があります。一種の弔いなのですが、それと似たような雰囲気をここにも感じました。
↑教会では、大きな「棺」のようなものをみんなで運び入れています。
上の写真は「村の教会」です。運ばれているのは、聖パブロでしょうか。キリスト教の雰囲気が出ています。
ちなみに、先ほどの「民族衣装の踊り」とは同時進行で行われています。
土着の宗教とキリスト教が同居していますね。。。興味深いです。
みんなお祭りを満喫したので、ピックアップトラック(乗り合いバス)に乗って、サンペドロに帰ります。
行きはチキンバスが出てたのですが、帰りはそれほど本数が多くないようで、暇そうなピックアップトラックをつかまえて、チャーターしました。結構人数いたので、1人5ケツァールほど。
湖畔を抜ける爽快感がたまりませんねー!
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)