こんにちは!
夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
さて、「ボリビア」で2015年3月28日に、私たちが体験したお話です。
宿に突然の張り紙が!
まだまだボリビア・サマイパタ滞在中です!
本当は、今日サンタクルスへ抜けて、明日の選挙(5年に1度の総選挙日で、どうも選挙区外への移動が1日出来ないらしい)に備えて、サンタクルスでのんびり過ごそうかと思っていたのですが、朝起きて、宿のキッチンへ向かうと「ボランティア募集」の張り紙が!
昨日はなかったのに。
詳細は不明ですが、私立の学校を作っているみたいで、建設のボランティア募集!とのこと。
集合は朝の9時に、セントラルにある「旅行代理店前」に!!!だって。
「おー、今8時だから1時間後かい?というかみんな知らないよね」と思ったのですが、なんだか面白そうなので、急遽参加決定です!
どちらにしろ、日曜は選挙でどこかに缶詰状態なので、楽しそうなイベントがある場所にいるべきなのです!
Flor de Montaña(山の花)という名の教育コミュニティ!
迎えに来てくれた、ミヒャエルはドイツ系の移民の方でした!彼はBolivar通りにある旅行代理店を経営しています。
私たちの他に、ボランティア1名と一緒に、車で15分以上丘の上のほうに移動すると、素敵な光景が!
Flor de Montaña(山の花)と名付けられた場所は、子供達のための教育施設です。
「サマイパタには30ヶ国以上のバックグラウンドを持つ移住者が住んでいて、サマイパタをみんな大変愛している。けれでも、ボリビアの学校では教師がガミガミ叱ったりして、とてもポジティブな環境ではなく、すぐにドロップアウトして実家の手伝いを始める子も多い。だからこそ、私たちでなんとか出来ないかと思って、2013年に仲間達と設立したんだよ」
ミヒャエルに話を聞くと、目を輝かせて語ってくれました。
確かにヨーロッパを母国に持つ親にとってはボリビアが大好きでも、子供の将来を考えるとちょっと心配な面があるようです。
彼らの教育方針はユニークです。言語や歴史などの教科だけでなく、ヨガ、メディテーション、農作業、工作、絵画など「五感」をフルに使う授業を行います!!
面白い!!!
ミヒャエル曰く、「エリートを育てたいわけではなくて、『良き人』を育てたい」とのこと!
かっこいい!!
ちなみに主催者のみんなが、自分の特技などを生かして、教科を教えているようです。みんな多才なんですよね。
たまにスペシャルゲストを呼んだりするようです。
いわゆる月謝も「現地の人にはちょっと高いくらい」で、それほど高いという印象は受けませんでした。
私塾的な場所になるのだと思いますが、インターネットで何でも分かる時代に、「その場に行かないと分からない、楽しくない」教育は面白いと思いました!
斜面で堆肥作りを手伝う・・・
さて、私たちがボランティアとして何を手伝ったかというと、花を植えるための「堆肥作り」です。案外力仕事!
季節季節を様々な花で彩りたいとのことです。
お昼も頂いて、午後もまた作業。けっこうがんばりました!
作業は終わったら、大地に乾杯!
日が暮れて、作業は終了です。ふー、がんばった!
みんなで乾杯ですが、ボリビア式か、まずは「大地」にビールを注ぎます!
「母なる大地に乾杯!」ですね。素晴らしい!
さて帰るかと思ったら、「夕飯も食べていく?泊まる用具ないだろうから寝袋貸すよー。そして朝帰ろう!」との提案。
わーい、夕食!とばかりにこの提案に飛びつきます。笑
メンバーにシェフがいたため、めっちゃ本格的なローストチキン楽しめました!
ラッキー!
食事中もみんなで、各国やボリビアの教育や政治などの話題で盛り上がります。
みんな「教育」というテーマで結びついているのがよく分かります!
面白いコミュニティだなぁと思います。
さて、今日は学校にお泊まりです。(翌朝の記事もチェック!)
私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのご参考になれば幸いです。
**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)