手仕事の楽園「バーン・カーン・ワット(Baan Kang Wat)」で、友人の友人に会う! , Chiang Mai , Thailand

こんにちは!

夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。

本日もブログ訪問ありがとうございます!

さて、「タイ」で2015年11月7日に、私たちが体験したお話です。

友人の友人(チェンマイ在住)に会う!

今日もチェンマイです!

チェンマイ(正確にはチェンマイ周辺の北タイ地域)には手仕事がまだ残っています
逆に言うと、工業が発展しなかったので、貧しい地域が多いですが、その取り残された感がある意味「素晴らしい宝物」として、世界中から注目を浴びつつあります。

福岡に住む友人からフェイスブックで連絡があって、彼女の友人が日本での仕事を辞めて、チェンマイ郊外で、服飾を扱う会社で働いているとのことです!
現在地をフェイスブックで知らせると、こういう良いことがあります。

どうやら今日の日曜日、チェンマイの商業施設でのイベントに出店するらしいので、お出かけしました。

手仕事の楽園「バーン・カーン・ワット(Baan Kang Wat)」

場所は「バーン・カーン・ワット(Baan Kang Wat)」という商業施設で、旧市街から離れた場所にあります。
空港の西側なので、ソンテオで行ったほうが良いと思います。

段々に掘られた広場を囲むように、小さな二階建ての家が10軒ほど並んでいます。

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↑イベントの看板

今日のイベントは、Yard Saleというものみたいですね。

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↑それぞれの家が1つのお店になっています。

商業施設っていうから、大きな郊外型ショッピングモールを想像していたら全然違っていて、びっくりしました。
かなり感性の高い人が企画してますねぇ。

ここは「アーティストの村」というコンセプトで、それぞれの家には、何らかの「手を使った仕事」を生業とする人がお店を開いています。
カフェやスウィーツショップ、雑貨屋、ヘアカットのお店、画廊などなど。

タイ人の友人エーク君曰く、建物もタイの中部のスタイルを持ってきているとのこと。タイは洪水が多いので、1階を倉庫のような使い方にして、2階を居住スペースにするのが、伝統的なスタイルだそうです。

これがセンスがとても良くて、開放感があります。

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建物ごとにフロアの高さや平面を変えていて、設計の芸が細かいです。

施設全体に奥行きが生まれ、一部の建物にはテラスが設けられ、食事やコーヒーを楽しんでいる人が目に入ってきます。

建物の内と外をあいまいにして繋ぐ、日本で言えば「縁側」みたいな発想ですね。

暑いタイの場合、たまに涼しい庭に置いたベンチから、窓越しに家の中のテレビ見ている人が居て、どこまでが室内かあいまいすぎますが。笑。
こういう個性的な施設を日本で作りたいって人、たぶん多いと思います。でも日本ではなかなか難しいですね。

日本の場合、やっぱりこれ以上の規模の開発は大手の不動産開発業者が強いので、コネクションや集客力の関係で結果的に某有名ファーストフード店が入って、某有名コーヒーチェーンが入って、某有名アパレルメーカーが入って。。。みたいな感じにどうしてもなってしまいます。

ここは、「アーティストの村」という超マニアックなコンセプトで、旧市街から離れた土地に、これだけの規模で作ってますから、相当すごいと思います。

儲け度外視で協力してくれた人がいたとしか思えませんねぇ。すごい。(ちなみにバーン・カーン・ワットとはお寺の隣の場所みたいな意味なので、近くのお寺がスポンサーになってくれたのかも?)

やはり、北タイは手仕事が残っているエリアなので、それを応援したい、将来的には街作りの核にしたいというアイディアがあるんでしょうね。

手仕事をサポートするお仕事

さて、イベントは3時からということでしたが、暑いタイなので、3時くらいからみんな「準備」し始めたというかんじ。笑。
ですから、ちょっとお店に入って休憩してました。

タイ名物の「Coconut Milk Ice Cream with Frozen Egg」を!

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↑Coconut Milk Ice Cream with Frozen Egg (40バーツ)

うまーい!卵の風味がパワフルなかんじがします。タイではアイスにシロップ漬けのフルーツや寒天を入れるのが定番みたいです。

さて、今日お会いする湯浅さんは、私たちの友人の友人で、「バーン ロム サイ(Ban Rom Sai)」という、チェンマイ郊外のHIVに母子感染した孤児たちの生活施設で働いておられます。

施設の資金源は寄付の他にゲストハウスや服飾の販売とのことで、寄付だけに頼らない姿勢はすごいと思います。

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↑初めてお会いする湯浅さんと佳奈

まだまだ手仕事が残っているチェンマイの「現場」に興味があって、思い切ってこちらに来たとのこと。

元々、フェアトレードの会社で働いていたそうです。確かに日本でフェアトレードといった場合、製造元はアジアのどこかの村である場合が多いですもんね。

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↑バーン ロム サイで売られている品々。手仕事の温もりが伝わります。

今、日本では手仕事が見直されていますが、実はチェンマイのような、手仕事が残っていると思われる場所では、消えゆく仕事である場合も多いと言います。

やっぱり携帯など、お金がないと買えないものが生活に入ってきて、単純に自給自足とはいかなくなったり、手間暇かかるけどそれほど儲けなかったり(手仕事の価値が分かる人は日本とかヨーロッパとかに住んでいて、田舎の村の人が容易にコンタクトできない人なのです)、徐々に担い手が減ってきているとか。

チェンマイ市内にもそういうこだわりの製品を取り扱うお店がいくつかありますが、やはり少数派で、多くの店は、観光客の爆増に対応した、機械で作った量産品を観光客向けに売るお店がほとんどです。

仕入れ元が同じだと思うので、さっき見たお店でも同じような製品が並んでいたなぁと思うこともしばしば。

商売だから、売れるものを置くのは仕方ありませんが、最終的に街の「強み」になれるのは手仕事だと思います。

誰にでも作れない、どこにも売っていないものこそが、観光客を喜ばすことが出来て、継続的な収入になると思うからです。

そのためには、目の肥えた「外国人」の力が必要です。

湯浅さん、がんばってくださーい。
応援しています!

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日が暮れてくると、多くの人がイベントに集まってきていました。全体的にはフリーマーケットみたいなかんじで、とても賑やかでした。

私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。

**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)