こんにちは!
要注目の観光地・福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
先日は、旅行中にスリランカで出会った、旅人のキムくんが糸島にやってきてくれたので、糸島案内しました!
いやー、旅先で出会った人が、こうやって地元に来てくれるって本当に嬉しいですね!
桜が満開の最高の季節!
キムくんは、韓国系ですが、育ちは日本なので、もちろん日本語ペラペラ!でも糸島は知らなかったそうです。
わざわざ来てくれてありがたい!彼は中東やアフリカなど私たちが訪れなかった地域を旅行しているので、話を聞くのが楽しみです!
糸島は見事な桜満開だったので、まずは糸島半島の西側、二丈・松国(まつくに)にあるcafe西洋館へ!
近年、オーナーが古民家を改装して、カフェ&そば屋を開いた時に、裏山を整備したら、ひょっこりと樹齢160年を超える山桜が姿を現したと言います。
デカイ!とにかくデカイ!写真中で、桜の足元に人が立っているのが見えますかね?おそらく20メートル近い高さがあるのではないでしょうか。小高い山の中腹にあるので、遠くから見ると、なお高く見えて、空に浮いているかのようです。
市街地で見かけるソメイヨシノは江戸時代にクローン技術で作った人工の桜なので、平均寿命は80年程度と言われています。だから、こんなに大きく育つことはありません!
サクラの語源を調べてみると、「さ」は穀物の霊を表す古語で、「くら」は神霊が鎮座する場所を表すとも言われています。
この松国のヤマザクラを見ていると、まさにその通り!と思うような威厳を感じます。
若々しい緑色の杉林に囲まれて、老木が一本だけ、桃色の花弁を広げきっている様子には、まるで年老いた白髪の巫女さんがこれからの平和な世の中を願って、祈祷しているかのように感じました。
個人的に、ソメイヨシノの並木には見飽きているので、これからは、こんな「一本桜」に注目していきたいなぁと思います。
なんか、大地のエネルギーをもらったような気がしました。ちなみに、未だにこの桜は「成長」しているみたいです。
キムくんもこんなに大きい桜だとは予想していなかったようで、びっくりしていました。
超穴場の食事処&牡蠣小屋
キムくんの糸島観光リクエストは「自然」ということだったので、今回は「海側」を選んでドライブしてみようと思います。
「ゲストハウス いとより」のオーナーのなるさんのお勧めで、二丈に超穴場の食事処&牡蠣小屋があるというので、向かいました!
お店は「糸海(いとしい)」と言います!
めっちゃ海側で、とったんのとったん。まだこの先行くんかいなと思うような海沿いの道を進んでいきます。
写真のような、高いヤシの木と石積みの防波堤が見えたらゴールです!
漢字読んでもいとしいとは読めんわ!と思ったのですが、ITOとSEAをかけているみたいです。笑。
場所も分かりにくいが、名前も分かりにくいと言う。笑。
しかし、食べ物と、海が開けた景色は最高です!!山々の稜線も水墨画のように濃淡があってとても美しいです。
基本的に、冬季は牡蠣小屋として、自分たちで牡蠣などの海鮮類をBBQして楽しめます。飲み物持ち込み自由です!
このお店の面白い点は、年中営業している点です。糸島は牡蠣でも有名ですが、これは冬季限定。たいていの牡蠣小屋はその他の季節は休業ですが、ここでは、なんと「定食」が年中食べられるのです!
おそらく普段は釣り客が利用しているのではと思います。
しかも定食がボリュームいっぱいで安い!唐揚げ定食550円、カキフライ定食700円です!
うーむ、東京なら、カキフライ定食は軽く1000円超えるはずですが、やっぱり糸島最高です!
うまい!貝汁も付いて、本当にお得ですね!
新鮮な牡蠣が気軽に楽しめていいですね。
牡蠣はやっぱり季節限定でしょうが、他にもサバみりん定食550円などもあります。
とったんにある静かな環境もいいですし、お魚定食を気軽に食べたいという人にお勧めしたいです!
二丈から志摩のサンセットロードへ!
海沿いでカフェタイム
今度は、二丈の海辺から志摩の海辺へ一気に移動です!
糸島半島の北側の志摩地区の海沿いは「サンセットロード」と呼ばれ、絶好のドライブスポットです!
まずは、二見ヶ浦の夫婦岩が眺められる、「パームビーチガーデンズ」へ!
家族連れや若者たちが浜辺で遊んでいていい雰囲気。
お土産を物色しましたが、特にここでは得られずでした。糸島のお土産品というより、自分で食べるような品が多い印象でした。
続いて、Bistro&Cafe TIMEへ!
とても評判が良いお店なので、楽しみです!
この先にお店あるのか!ってカンジですが、鳥居を超えて入っていきます。この鳥居からかつては、陸側へ櫻井神社への参道が伸びていたと言われています。
おお!お店はめっちゃ海の目の前です!この先には砂浜が広がっていて、カップルが砂浜を歩いたり、女の子達が写真を撮り合ったり、お兄さんが、ミニテント作って、のんびりしていたり。。。めっちゃ気持ちいいエリアです!
キムくんが行ったアフリカ東海岸はやはり移動が大変だったようです。公共交通らしきものがないので、あらかじめ人を集めて、シェアして車に乗るのが普通なようです。でも自然の美しさや野生動物の生命力は、想像以上とのこと!いいなぁ、マダガスカルとか行ってみたい!
中でも南アフリカがお気に入りということで、私たちも将来行ってみたい国となりました!2010年にサッカーのW杯を開催したあたりから治安は結構良くなっているようですね。
Bistro&Cafe TIMEは落ち着いて会話できますね〜。今日はランチ食べてませんが、美味しいらしいので次回はチャレンジしたいです!
ロンドンバス
サンセットロードといえば、赤いロンドンバスが目に入りますね!
ジェラート屋さんになっていて、この中で食べます。面白い。話によると、オーナーさんが相当の旅好きで、めっちゃユニークな人らしいです。日本でも20台くらいしかない、ロンドンバスを買い付けてきたらしいです、わざわざ。すごいな。
ジェラートはこだわりの原材料を使ってますね!
長崎・佐世保の山中牧場さんから!
こんな感じで、バスの中から海を眺めながら、ジェラートを楽しめます!ジェラートも美味しかったです!
「福岡にこんないい場所があるなんて知らなかったです!」
キムくんからの感想です。
私たちが案内するゲストは、案外「糸島の自然」が気に入ります!
地元にずっといるとそれが当たり前のように感じますが、野北海岸や幣の浜の海岸線の弧の描き方はとても美しいと思います。私たちも旅行中色々なビーチに行きましたが、綺麗な弧を描く海岸は結構珍しいと思います。
旅行者は別に「世界一の何か」を求めているわけじゃありません。一般的に世界の旅行者は普段の忙しい生活から離れて、しばしの休息を楽しむために旅行するのです。日本人や一部のアジア人の旅行スタイルが主に「短期間にどれだけ名所を回って、どれだけ買い物が楽しめるか」という慌ただしい感じなので、なかなか想像がつかないかもしれませんが。。。
つまり、のんびりした場所で、地域の人々の暮らしや食事、そして、そこにある自然を感じたいのです。だから、糸島人は自信を持って、「糸島の自然」を観光客に勧めてもいいんじゃないかと思います。
キムくんは帰り際に、つまんでご卵のロールケーキをお土産に買っていきました。このロールケーキは美味しいし、食材へのこだわりも半端ないので、お勧めできますね!
キムくん、糸島に来てくれてありがとう!ぜひまた来てね!
明日も糸島を楽しみます!!
**糸島コンシェルジュがいる宿**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)