こんにちは!
要注目の観光地・福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
本日ご紹介するのは、糸島のパン屋さん「天然パン工房楽楽」です。
店主石原さんのこだわりが詰め込まれたパンは、もはや驚異的です!
お店の場所は住宅街の中・・・
浦志という、糸島の中では住宅が密集する地域にお店はあります。Hotel AZの近くと言えば、地元の人ならどの辺りか察しがつくでしょう。
少し場所が分かりにくいかもしれないので、ホームページの楽楽への道順をご参考ください。
お店に入ると、小さな店内に小さな可愛いパンが並んでいます。
可愛い丸っこいパンばかりで、どこがどうすごいんだろう!?と思うかもしれません。
でも話を聞いたり、パンフレットを見たりすると、そのこだわりっぷりに唖然とします!いやー、本当にすごいです!
まさかの「楽楽のみ」のオリジナル糸島産小麦粉!!
私たちが東京に住んでいた頃は、何気にグルメだったので、美味しいお店情報はかなり持っていました。
特に東京にはパン屋がいっぱいあったので、色々なお店に買いに行きました。
パンは高くても数百円なので、気軽に楽しめるのが良かったのです。
東京には有名なパン職人さんもいっぱいいますし、そういう職人さんのパン作りのこだわりについて書かれた本や雑誌も結構読んだと思います。
そんな私たちが「楽楽」さんで本当にびっくりしたことがあります!
衝撃的なことに、楽楽だけでしか使われていない、オリジナル小麦粉「伊都のみのり」を使っておられます。東京の有名なお店でも普通は輸入小麦だろうし、国産だとしたら、遠い北海道産の小麦ぐらいじゃないでしょうか。
それが、楽楽では、無農薬・無化学肥料の「オリジナル小麦」、しかも地元産です!
まだ「伊都のみのり」だけで全量とはいかないようですが、他の小麦も「ミナミノカオリ」という福岡産小麦です。
うーむ、こだわりがすごすぎて、びっくりです。しかもそれだけでなく、天然酵母・自然海塩使用、パンに使う野菜なども無農薬・無化学肥料、そして、卵・乳製品は不使用。。。
ここまでこだわるパン屋は日本に何軒あるでしょうか。。。。そんなお店が糸島にあるんですよ!!
ご主人のアレルギー体質から生まれた「こだわり」
なぜそこまでこだわるかの話は、直接お話しもしてくれしたし、ホームページの天然酵母パンとの歩みでも確認できます。
元々かなり重いアレルギー体質で、そのせいで仕事を休まなければいけないこともあったそうです。
治療する中で、玄米菜食など食にこだわっていく中で徐々に回復。
ある時、パンが食べたいな〜と思ったけれども、「自分が食べれるパンが世の中にない!」と気づき、ご自身でパン作りを始めたのがパン屋を開くきっかけとのことです。
やはりストーリーがありますね。
パンも美味しんです!!
むらさきいもの素材の甘みがものすごく生きていて、もちもち感もあります。野菜も基本自家製とのこと。(参考:天然酵母パン原材料へのこだわり)
「体が喜ぶパン」とラベルが貼られていますね。目指す境地は高いです!
天然酵母だと朝早くから作業しなくちゃいけないし、オリジナル小麦も今は、糸島で農薬・化学肥料を使わず小麦を長年栽培している中島さんに契約栽培をお願いしているそうです。
大変な労力ですし、ここまでこだわるパン屋さんは全国的にもまだまだ少なく、細々とした流れですが、共感の和が広がるといいなと思います。
天然パン工房楽楽さんのパンは通販でも買えますし、糸島・福岡周辺ならイベントやスーパーマーケット、オーガニックショップでも見かけます。
機会あればぜひ買ってみてくださいね。私たちも見かける度に買ってます。
【追記】小麦の品種としては、「伊都のみのり」は無農薬・無化学肥料栽培の「ミナミノカオリ」になります。
あとで細かくお話を伺うと、普通は製粉工場ではある程度の量がまとまらないと稼働させてくれないので、なかなか無農薬・無化学肥料の小麦粉を作るのは難しいそうですが、伊都のみのりは、小さなロットから生産してくれる特別な工場を見つけて、作ってもらっているそうです。
普通のミナミノカオリは無農薬とは限りませんので、ご注意ください。
明日も糸島を楽しみます!!
店舗情報
店名:天然パン工房楽楽
営業時間:11:00-18:00
定休日:月、火、木、金曜(営業は水曜、土日祝のみ)
*伊都菜彩や近隣のスーパーでも取り扱いがあります。
住所:糸島市浦志1-12-14
HP:http://rakurakupan.com/
地図:
(※2016年10月現在の情報です)
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(Itoshima Guesthouse Kotonoha)