こんにちは!
要注目の観光地・福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
糸島にはカレー屋さんも多く、おそらく専門店で10軒近くあると思いますが、とりわけリピーターの多いお店と知られる、「スプーンソング」さんに行ってきました。
ディープなファンが多いカレー屋
糸島の二丈深江の国道沿いにあるお店です。
佐賀・唐津へ抜けるドライブ&サイクリングコースでもあるので、途中でお店に立ち寄られる方も多いです。
外観・内観
かなり広い敷地で、砂利が敷かれています。
建物は山小屋風のログハウスで、可愛らしい感じです。
↓外観
↓内観
内装も木を生かした温かみのある雰囲気です。
カレー屋さんというより、カフェ的な落ち着きがあります。
パンチのある、注意書き
建物の可愛らしさや落ち着き具合から、のほほんとしたお店なのかな〜と思ってしまいますが、そんなことはありませんでした。
↓注意書き
多数の新メニュー増加と、より良いカレー作りへの専念、そして、いつでも全カレーを提供出来る様にするため、カフェ的セットメニューと、15時以降の営業を、完全廃止、終了します。
だいぶ、すごいですね。
求道者感溢れています。
コアなファンがいっぱいいらっしゃる理由が分かる気がします。
現地に修行して会得したカレーメニュー
店主の山下さんは基本一人でお店を切り盛りしておられます。
ゆえに混雑時は提供に時間がかかりますが、なんだかオリジナリティに溢れるメニューばかりで、全部頼んでみたくなっちゃいます。笑。
↓メニュー
基本はチキンカレーです。
大きな手羽先が2本入っている豪快なやつです。
初めての方におすすめと書いてあるので、私はこれを注文しました。
スプーンソングさんでは辛さが選べます。
私は基本辛いのがダメなので、小辛を注文しました。
↓メニュー2
メニュー表には他のお店では見られない様な、不思議な名前のメニューが続きます。
山下さんは毎年1ヶ月くらい、インドに出向き、現地でカレー&スパイス修行をしてこれらます。
上記のメニューを見ていて、南インドのケーララ州のカレースタイルなのは分かりましたが、「スタンダード」と「マラバール風」とどう違うのだろうと思って、尋ねてみると、「この前ケーララ州に行って、ようやく謎が解けました」とのお答え。
お忙しい時間帯なので、あまり詳しくは聞きませんでしたが、「スタンダード」がケーララ州でよく食べられるスパイスの配合で、「マラバール風」が、同じくケーララ州のマラバール海岸あたりの特徴的なスタイルなんでしょう。
山下さんは現地で、各地の味の違いを「研究」して、自分が持つ、カレーに関するいろいろな疑問を解き明かしに行っているんでしょうね。
まさにカレーの探求者って感じがします。
結局、味わいの違いは食べないと分かりません。笑。
佳奈はスタンダードを注文しました。
私たちも世界一周旅行中にインド・スリランカはそれぞれ1ヶ月ずつ滞在しました。
ケーララ州には立ち寄りませんでしたが、スパイスの宝庫で、ものすごく食事が美味しいと聞いたことがあります。
行ってみたくなりますね〜。
現地で学んだ、オリジナルカレー
スプーンソングのカレーは現地の味にオリジナリティを加えたのが特徴的だと思います。
チキンカレー
チキンカレーは定番というだけあって、シンプルです。
↓チキンカレー
スパイスの海に大きな手羽先が泳ぐ様に入っています。
↓チキン
ジューシーで肉厚な手羽先が2つも入っています。
スープは様々なスパイスが溶け込んだ香りで、それほどきつくありません。
現地で食べると、スパイスを食べている様な感じで、もっと強烈なスパイス味の場合が多いですが、ここでは日本人にも食べやすい感じになっていると思います。
甘みもあって、それは玉ねぎ由来だと思いますが、ほとんど跡形もないので、甘さを引き出すために相当時間をかけて玉ねぎを炒めたと思われます。
美味しいですね!
ケーララ アレッピー・フィッシュ(スタンダード)
↓ケーララ アレッピー・フィッシュ(スタンダード)
トマトやパクチーが入った、豪華な一皿です。
↓お魚の切り身が入ってます。
魚の出汁がよく出た、海っぽさがあるカレーです。
酸味もあって、パクチーの香りも加わって、独特の味わいです。
これはスタンダードですが、マラバール風は海岸沿いの味なので、もっと魚介風味が強くなるんじゃないでしょうか。
レモンライスのちょっとした酸味との相性もいいです。
こんなオリジナルメニューがどんどん増えていくお店は、東京や福岡市内にもあまりないと思います。
カレーを食べに糸島に来るのもアリですね!
店舗情報
店名:スプーンソング(Spoon Song)
営業時間:11:00-15:00
定休日:月・金曜、祝日の翌日
住所:糸島市二丈松末1253-2
HP:なし
地図:
(※2018年4月現在の情報です)
明日も糸島を楽しみます!!
**糸島コンシェルジュがいる宿**
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前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)