日本人が経営するカフェ「ディンディー(Dindee)」 , Chiang Mai , Thailand

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こんにちは!

夫婦で一年間の世界一周旅行の後、福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。

本日もブログ訪問ありがとうございます!

さて、「タイ」で2015年11月12日に、私たちが体験したお話です。

日本人経営のカフェ

チェンマイにいます。

ここには、日本人の長期滞在者が多くいますが、だからといって、日本人が経営しているお店が多いかというとそんなことはありません。
やはりタイバーツで収入を得るというのは、日本円に換算すると微々たるものなので、よっぽどその土地が好きじゃないと、何かしようって人はそれほど多くない気がします。

チェンマイ大学アートセンター内にある「ディンディー(DinDee)」は、日本人経営のカフェです。
オーナーの方はどうやら、Ban Rom Saiでもともと働いていた方のようです。

(追記:ディンディーは、2016年7月31日をもって一旦閉店となりました!以後、現地のタイ人がお店を引き継いだようです)

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何がすごいって、立地です。

大学の中にある、マイナーなアートセンターの、しかも駐車場の端っこにあります。特に看板らしきものもないので、最初行くときは普通迷いますよね。

ちなみに、お店は外国人を中心に大人気で、お昼は席が埋まります。

国籍を問わず様々な人が集まる場所を作りたかったとか。行った人じゃないと分からないですが、この立地で人が来るって本当にすごいなと思います。

建物の壁は土で出来ています。

実はもともとこの建物は、アメリカで土壁建築を学んだタイ人によって、学校内に建設されていた土の家だったのですが、何らかの事情でずっと放置されていたそうです。それに一目惚れしたオーナーさんの熱意によって、カフェに生まれ変わったのです。

タイと日本が融合した、ユニーク料理

さて、食事はヘルシーなベジタリアン食が中心。

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↑パッタイ・オムレツ(89バーツ)

パッタイはよく見かけるメニューですが、この十字の切り込みが面白いですね。まるで本のページをめくるかのように、中を覗きたくなりますね。

 

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↑Dindee Original Curry (120バーツ)

ひよこ豆を使った、これまたヘルシーなカレー。日本で食べるカレーのようなマイルドな味わいです。

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↑ごぼうの和風炒飯(100バーツ)

おぉ、ゴボウなんてあるんだ!って思いました。
タイ人は普通ゴボウは食べないそうです。食べ方も知らないとか。

なんか、日本とタイの料理がミックスされていて、面白いです。味わいはとても優しい味ですね。

ドリンクも面白いハーブティーが揃っています。

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↑レモングラスとパンダナス

パンダナスは初めて聞きました。
日本名だとタコの木と呼ぶそう。

ポットもかわいいですね。北タイ名産のセラドン焼きだと思います。

店内には、お気に入りの作家さんの陶器も売られていました。

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↑マトゥーム

タイではポピュラーなマトゥームは、まるでバナナのような味。けっこう好きかも。

この店に来て、とてもホッとしました。

なぜかというと、チェンマイ、特に旧市街周辺では、観光客の急増に伴い、強烈に観光客への迎合が進んでいて、料理店ならメニューに違いは感じなかったからです。量が少ないか多いか、金額が高いか安いか、味が濃いか薄いかくらいです。

観光客ってその地域の味に慣れているわけではないので、単純に観光客向けの店が増えれば増えるほど、程々の料理を出す店が増え、全体的な飲食店のレベルが下がっていきます。そして最終的に「あの地域のレストラン不味いよね!」ってなるわけです。

やっぱり地元向けの料理店、しかも食通向けのお店が多ければ多いほど、全体的な飲食店のレベルが上がっていくと思うのです。

ごぼうを使ったメニューがあって、新しい味を追求しているのは素晴らしいですね。例え地元の人がなかなか食べてくれなくても、とても意味あることだと思います。

チェンマイに来た方はぜひ立ち寄ってみて下さい。

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↑飼い猫かな?かわいい猫がうろうろしてました。笑。

私たちの一年間の世界一周の軌跡が、皆さんのお役に立てれば幸いです。

**今度は私たちがゲストをもてなします!**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)