こんにちは!
要注目の観光地・福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!
志摩エリアの桜井という場所に「つまんでご卵(らん)」という糸島を代表する、ブランド卵を使ったケーキ工房があります。
贈り物用+自宅用に買い物に行きました。
糸島名物のロールケーキ
糸島を代表する神社である、櫻井神社にもほど近い立地です。
ショーケースを見れば、思わず、おぉ!と唸ってしまうほどに、堂々とした「ロールケーキ」に目が奪われます。
もちもちした独特の弾力があって、うまいです!
使っている卵が普通じゃないんですよね〜。
この写真のように、黄身が手でつまめるんです!!だから、つまんでごらんなんですね。
面白い。
店内は、カフェスペースもあり、製造風景も見られるようになっています。
ドライブがてら、ケーキを食べに寄ることもできます!
びっくりのこだわり品質
つまんでご卵を作っているのは、「緑の農園」さんです。ここでは鶏をのびのび育てるため、地面の上で「平飼い」してあります。ロールケーキ屋さんのすぐ隣にある、卵の直売店「直売店「にぎやかな春」の店長の早瀬さん曰く、緑の農園では、現在約7000羽の鶏を飼っているそうです。
しかし、普通の養鶏場では10万羽とか、20万羽とか、そういうレベルなんだそうです。
いかに数が少ないか分かりますね。
やはりのびのび飼うと、鶏が抱えるストレスがないそうで、健康そのもの。
ですから卵自体にも余分な脂肪がなく、細菌もなく、安心・安全なんです!
そして、なんと生食の賞味期限が「一ヶ月」という、長期間なんです!!つまり販売後一ヶ月経っても、その卵で卵かけご飯が食べられるということですね。
普通の感覚からすると、ものすごく勇気がいる行動ですが、それがつまんでご卵なら出来るのです!
卵が特別な上に、そのほかの素材も特別です。
小麦粉は石臼で挽いた、国産の無農薬栽培です。砂糖だって、白砂糖ではなく、キビ砂糖です。蜂蜜は地元産。
とにかく材料はこだわり抜いてあります。試作時に色々な原料を使って試したそうですが、今使っている材料のうち、どれか一つでも産地や種類を変えると、今の独特の風味にはならなかったそうです。
まさに、食材の調和がとれたロールケーキですね。
ただ知らないだけ
私たちもブラジルのゆば農場に滞在中に、近隣の農家さんの様子を見ることができました。
近くに養鶏をやっている方もいましたが、二段に積まれた狭いケージに大量の鶏が飼われていて、とにかくギャーギャーうるさく、泣きわめいています。
「普通の養鶏」は、おそらくこれと似たり寄ったりだと思います。
とにかく人間の効率優先なので、鶏はストレスを抱えるばかりです。話を聞くと、こういう鶏はすぐに病気になるので、抗生物質などの薬品も必要になるといいます。
ストレスと薬品まみれの鶏から産まれる卵を想像してみました。
とても美味しいとは思えません。それどころか、不健康になりそうですね。
私たちはスーパーマーケットに行くと、商品の本質的な違いが全く分からないので、ついつい、「同じ卵なら、安い方がいいだろう〜」って値段だけで買うものを決めてしまいがちです。
でも、生産の過程を見比べることが出来たら、値段だけで買うものを決めようとは思えません。
単純に「食べ物に関して知らないこと」があるのは、自分にとって「不利益」なんです。
「緑の農園」さんのように、生産過程をオープンにして、消費者と「コミュニケーション」を取ろうと努力される方々も少なからずいます。
元々、創業者の方は慢性腎炎という持病があったようで、「似たような体質を受けついでいるであろう自分の子供たちが、おかしなものを食べることによって、私と同じ道を歩まぬため」、自ら養鶏に乗り出したそうです。
やはりエピソードがありますよね〜。
私たち消費者は、食べ物について「もっと知りたい」と好奇心を膨らませるだけでも、より賢く買い物が出来るようになって、「自分の利益」になります。
ドライブがてら、糸島に来る時は、つまんでご卵のロールケーキを食べて、食材についての知識を深めるのもオススメです!
明日も糸島を楽しみます!!
店舗情報
店名:つまんでご卵 ケーキ工房
営業時間:平日 11:00~17:00 /土日祝 10:30~17:00
定休日:火曜、年始
住所:糸島市志摩桜井5234-1
HP:http://natural-egg.co.jp/cake-kobo/
地図:
(※2016年2月現在の情報です)
**糸島コンシェルジュがいる宿**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)