糸島で、待望のパクチーを育てる農家「MURA FARM」

こんにちは!

要注目の観光地・福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!

糸島の山側・長糸地区でパクチーを無農薬で育てておられる「MURA FARM」の大村さんカップルを訪ねてきました。
パクチーは別名コリアンダーとも言いますが、独特のほのかな苦味とセロリを濃くしたような香りに病みつきになる人も多く、最近日本でも人気になってきた、タイ料理などでよく使われるハーブです。

原産地は地中海沿岸のようで、古い歴史のある植物です。

パクチー専門のMURA FARM

長糸地区は、糸島随一の観光名所・白糸の滝がある山の麓に位置していて、水が清らかでとても美味しいことで有名です。
その地区に、MURA FARMこと大村さんの畑があります。

↓大村さんのビニールハウス

大きめのビニールハウスが何棟も並んでいます。

↓すごい量のパクチーが!

中に入ると、ものすごい数のパクチーが栽培されていました。
1畝で3000株のパクチーが育っているそう!すごい量ですね。

↓すくすく育っています

パクチーの生育適温は15〜30度くらいだそうで、日本でも十分育つのだとか。
ハーブの一種なだけあって、繁殖力がすごくて一気に育つので、種まきから1ヶ月くらいで収穫可能になるそう。

ものすごく作業が忙しそうですね。

↓パクチーをアップで!

おいしそ〜。

現在、堆肥には蟹ガラを使っておられるとのこと。そして無農薬で育てておられます。

タイ料理を始め、アジア料理屋さんが福岡でも増えてきていると思いますが、食材を近場で探すとなると、生産者さんがいなくて、困っていらっしゃるお店も多いかと思います。

特にパクチーは急に人気になったので、なかなか入手が大変かと思いますが、糸島にパクチー専門の農家さんが誕生したので、「助かった〜」と思われる方もいらっしゃると思います。

現に、私がMURA FARMさんを訪問したのは、友人がベトナムサンドイッチのバインミーのお店を筑前前原にオープンするに当たり、「パクチー作っている農家さんを知らないか?」と聞かれたからです。

現在は、直接個人やグリーンコープなどを中心に販売されておられるそうですが、直接取引されたい飲食店さんはぜひ農園を訪問してみてくださいね。

↓大村さんカップル

大村さんは、飯塚出身で、かつては直売所・レストランの伊都安蔵里の店長をされておられたそうです。最近まで近くの農家さんの元で修行されておられましたが、独立されて、パクチーを栽培され始めました。

パートナーのごとうなおみさんもオリジナルのお塩麻炭染め製品を販売されておられ、全国にファンがいらっしゃいます。

ユニークでとても素敵なカップルです。お忙しい中、農園を案内して頂き、誠にありがとうございました!!

長糸地区には、ダーウィン農園の寺本さんを始め、個性的な農家さんが集まってきていて、個人的にはとても注目しています。

経済効率だけでなく、地域や大地、生き物とのつながりを真剣に考える農家さんが増えておりますので、鍵は、いかにその哲学を理解する消費者が増えるかどうか。
食べたものが自分の体になるわけですから、食べ物について何も考えないのは少しもったいないです。

糸島に縁のある方なら、まず伊都安蔵里に行くのが良いきっかけになると思いますよ。

農園情報

農園名:MURA FARM
住所:糸島市長糸
HP:http://site-674097-3023-6561.strikingly.com/
(※2017年10月現在の情報です)

明日も糸島を楽しみます!!

**糸島コンシェルジュがいる宿**
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前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)