こんにちは!
福岡・糸島で、糸島ゲストハウス「前原宿ことのは」を運営するのぎー&かなです!
今日もブログ訪問ありがとうございます!
糸島プレゼンのために釜山に滞在しています。そしてようやくプレゼンの時間が訪れました!まずは前編です。(「後編」もお楽しみに!)
TOTATOGAでの講演スタート!
釜山での大規模なアートプロジェクト「トタトガ(Totatoga、또따또가)」との縁ができたのは、私たちの宿にトタトガを運営している、リンさんが宿泊にいらっしゃったからです!
トタトガについては上記のリンク先で詳しく説明しておりますが、釜山の中心部に300人を超えるアーティストが集うアーティスト村を作っておられて、町中至る所にギャラリーやパブリックアートが存在する、世界的にも注目のアートプロジェクトを行っておられます。
リンさんは糸島に何度もいらっしゃって、私たちも運営する糸島野外映画祭「いとシネマ」もたまたま参加されて、とても糸島に興味を持たれました。
そこで、釜山のアーティストたちに私たちの世界一周旅行の話や糸島の魅力、いとシネマの話をしてほしいとのことで、私たち夫婦といとシネマ代表の福島さんをお招き頂きました。
本当にありがたい話です!!
糸島の魅力が韓国まで伝わるようにしっかりとプレゼンを行うつもりです!
看板に、私たちの宿が位置する、糸島の中心「前原(まえばる)」って書いてあるのがとても嬉しいですね。
天井から椅子がぶら下がっています。神様が座って、私たちのプレゼンを見届けてくれるのかもしれません。
開始時間前に続々お客さんがいらっしゃいます。
今回のために、私たちのプレゼンの要約をリンさんが韓国語に翻訳して、本にしてくださってます。ありがとうございます!
福島さんによる糸島話
それからリンさんによる、今回のイベントの説明です。
韓国語での説明だったので、細かくは分かりませんでしたが、私たちとの出会いのきっかけや、糸島についての説明などを簡単にやって頂いたと思います。
それからさらに詳しい糸島の説明をされていました。
やはりお客さんはアーティストさんばかりなので、糸島のクラフトについてや名物イベント「糸島クラフトフェス」について、時間を割いて説明されていました。
糸島は小さな町ですが、100組以上のクラフト作家が住んでおられます。
それから私たちのご紹介をして頂きました。
イベントの前に美味しいテジクッパ食べて、素敵なリノベーションカフェに行ったので、すでに2人とも上機嫌です。笑。
まずは福島さんによる「糸島」のご紹介です。
福島さんが話を始めた頃には、席はほぼ全て埋まりました。感謝です。
糸島の魅力を「自然」「食」「体験」「歴史」と4つに分けて説明されていました。
何と言っても「食」の魅力は釜山の人たちにもビビッとくるでしょう。
↓糸島の食の魅力
新鮮な魚介類がリーズナブルに食べられるのはもちろん、糸島ブランドとして知られる、生産者さんがこだわって育てる「野菜や肉類」も有名です。そんな糸島食材を食べられるレストランやおしゃれなカフェもいっぱいあります。
その魅力は日本国内ではかなり知名度が上がってきており、なんと観光客数は年間600万人超え!九州屈指の観光地となってきました。メディアに取り上げられる回数も多くて、糸島だけを特集する雑誌も多数あります。
今回いらっしゃったお客さんは誰も糸島を知りませんでした。本当にプレゼンさせてもらって幸運でした。
いとシネマトーク
さて、ここからがいとシネマのプレゼンです。いとシネマの意義は以下の通りです。
個人的には、インターネットのおかげで、都会でも田舎でも情報の格差がほとんど無くなったと感じるので、いとシネマに触発されて、田舎の子供たちが「クリエイティブ」に目覚めるきっかけになったらいいなと思っています。
田舎は創造力を発揮するのにむしろ都会より向いているんじゃないかと感じています。
第一回のいとシネマは2017年5月3日でした!
巨大なスクリーンをクラウドファンディングで調達して挑んだ、屋外映画祭です。何人来て頂けるのか、ドキドキしていましたが、実際には2000人近い方がいらっしゃいました。
本当にありがとうございました!!
なお、当日の様子は第一回いとシネマのレポートにまとめておりますので、ご一読ください。
そして次の企画が、2017年9月16日と23日に開催した、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア in 福岡の「糸島会場」のプロデュースです!
東京で毎年開催しているショートフィルムの祭典が、今回は福岡に出張してきて、しかも福岡県下の5箇所で同時開催するという、思った以上のビッグイベントでした。
そのうちの糸島会場を私たち糸島映画祭実行委員会がプロデュースさせて頂きました。
16日の会場は、糸島の中心・筑前前原商店街です。
江戸時代の宿場町に起源があり、かつては糸島一の賑わいを誇った商店街でしたが、郊外型の大型ショッピングモールに客足を奪われ、近年は少し寂しい状況が続いていました。
でも「文化の蓄積」があるのが、筑前前原の最大の魅力です。
私たちは、筑前前原の商店街の空き店舗や既存の商業施設を使わせて頂いて、6つのマイクロシアターを作りました。街中を移動しながら、複数の映画館を楽しむイメージです。
会場装飾も各シアターで工夫を凝らして、まるで高校の文化祭のようなノリでした!
各会場に「支配人」と呼ばれる、会場マネージャー(ボランティア)に入ってもらい、上映のお手伝いや、支配人それぞれの「特技」を生かしたイベントも同時開催しました。
アートの展示会を行ったり、詩の朗読、科学実験、トークショーなどを行ったりと、面白いコンテンツが目白押しで、来場者の方を楽しませてくれました。
映画をきっかけに、前原商店街の魅力をアピールできて、お客さんも「前原がこんなに面白い場所だったとは!」みたいな感想を書いてくれる方も多かったです。
前原商店街でのショートショートフィルムフェスティバルのレポートもご参考に。
そして、翌週の23日もショートショートフィルムフェスティバルの企画で、公園にて野外上映を行いました!
野外上映も2回目なので、今回はなんと、電源供給に水素自動車と電気自動車を使うという、興味深い試みを行いました。
ご協力頂いた、九州大学の水素エネルギー研究の先生方、トヨタ自動車の関係者の方々、誠にありがとうございました!!
車がインフラになった瞬間ですね。電気は車で作れる時代になりました。
ショートショートフィルムフェスティバル屋外上映のレポートもチェック!
そしてさらになんと糸島を舞台にした映画の制作も進行中!!
いとシネマをたまたま観に来てくださった・著名映画プロデューサーの村岡克彦さんとの出会いから生まれたこの企画。私たちも微力ながら協力させて頂いております。
映画の題名は「糸」です。すでに撮影は終了し、2018年3月の公開を待っている段階です。
この展開にはびっくりしました。
どこまで隠れたエネルギーを秘めているのか分からない「いとシネマ」ですが、今後もまた驚く展開が待っているはずです。こんな活動が出来るのも、糸島の人の暖かい心で応援を頂いているからだと思います。
今回の釜山との交流をきっかけに、糸島に興味を持つ人が増えればいいと思いますし、いとシネマをきっかけに糸島に新しい文化が育つ土壌が作れたら幸いです。
さて、「後編」では、私たちの世界一周の話をさせて頂きました。こちらもお楽しみに!!
明日も釜山を楽しみます!!
**糸島コンシェルジュがいる宿**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)